よしながふみさん原作の大人気マンガ『きのう何食べた?』。
主人公は、弁護士の筧史朗と、美容師の矢吹賢二の2人。
この40代のゲイカップルの日常を、食生活をメインに展開する物語です。
テレビ東京「ドラマ24」の枠で実写ドラマ化されることが決定しました。
実写版のキャストに、史朗役に西島秀俊さん、賢二役に内野聖陽さんが決定し、原作ファンの間では話題になっています。
ところで、「史朗ってどんな人?」「賢二(ケンジ)との関係は?」という方も多いと思います。
そこで今回は、史朗の性格や特徴、ケンジと同棲し始めた理由などをご紹介していきたいと思います。
[ad#1]目次
筧史朗の性格や特徴
本日、最新単行本15巻発売です。
よろしくお願い申し上げます。#nanitabe https://t.co/E7XUrupzuD pic.twitter.com/4AAUnc2D7u— きのう何食べた? (@k_nanitabe) 2019年3月22日
名前:筧史朗(かけいしろう)
年齢:52歳(連載開始時は43歳)
職業:弁護士
筧史朗の性格や特徴
・ゲイ(どちらかといえばネコ)
・ゲイであることを周りには公表できていない(両親や富永家は例外)
・年齢的に若々しくイケメンであるが、ゲイの世界ではモテない
・思い切りがない性格
・倹約家(ある意味ケチ)
・一般民事の弁護が主で、刑事訴訟案件はほとんどなく、裁判員裁判が苦手
・自宅で品数多くバランスの良い食事を作ることを楽しみ
・天ぷらを作るのは苦手
物事を正確に何でも行おうとする真面目な性格です。
また、毎日家計簿をつけており、予算から浮いた分は貯金に回す、倹約家でもあります。
安いスーパーをはしごしたり、特売日を逃さなかったり、商品の底値を把握していたりして、家計のやりくりをしています。
弁護士なので給料は良いはずなのに、家賃は安めで、1か月の食費は25,000円以内に抑えています。
しかし、漫画では贔屓にしていたスーパーニュータカラヤが潰れたこと、物価の高等により66話で食費を30,000円に値上げしています。
職業は弁護士ですが、職場には、仕事にはやりがいを求めず、定時で帰ることを宣言。
仕事と家庭を合理的に区別して考えている様子がうかがえますね。
そのためか、職場には自らがゲイであることをカミングアウトしていないし、隠そうとしています。
自宅では、もうひとりの主人公で恋人のケンジと同棲しており、帰宅後や休日に、品数が多く、バランスのとれた食事を作ることを楽しみにしています。
ほとんどの料理はうまく作れるのですが、思い切りが悪いためどうも天ぷらがうまく作れません。
慎重な性格がにじみ出たエピソードですね。
両親との関係については、ゲイであることが家族に判明し、母親はショックのあまり新興宗教に入信してしまったこともありましたが、弁護士の史朗と父親でどうにか母親を新興宗教から脱退たせた経緯がある。
今では互いを理解しようとして思いやってはいるものの、史朗は普通の家庭をもつことができないという罪悪感をもっています。
両親もそんな史朗を受け入れきれてはいない感じであるため、史朗は距離を置きたがっており、少しギクシャクした関係でいましたが、徐々にではありますが、親子関係も改善してきている。
ちゃんと受け入れてもらえないのもツライことですし、それがまたゲイであることに罪悪感をもってしまうことにもなってしまっています。
このあたりは見る人の心をぎゅっと掴むストーリーとなっています。
[ad#3]ケンジとの出会いと同棲を始めた理由
史朗がケンジと出会ったのは新宿2丁目の店(あっち系の店)で、史朗が40歳のとき。
そして、ケンジが務める美容室に史朗が客として来店、カットしたことがキッカケで、デートをするようになります。
その後、数回デートをした後、ケンジの務める美容室で史朗がケンジに髪を切ってもらっているとき、ケンジ宅が大雨により洪水被害?、床上浸水したことの話がでたことがキッカケで、美容室の店長の三宅祐宅に一時避難していたケンジは史朗と同棲するようになります。
現在ではお互いに、「シロさん」「ケンジ」と呼び合う間柄で、仲良く暮らしています。
史朗の資産や預金額
史朗は倹約家で、悪く言えばケチな性格です。
例えば、レシピで「必ず牛肉を使う」という場合でない限り、牛肉を使いません。
「弁護士なんだからお金もあるんだし、たまに贅沢くらいいいじゃないか」と思うでしょう。
どうして史朗はそれほどお金にこまかいのでしょうか?
それは、ゲイでは子供ができないので、将来面倒を見てもらうことができないから、しっかり貯金をしているそうです。
それで、将来にそなえてコツコツと貯金しているんですね。
もちろん、生まれつきの性格もあると思いますが、やはり、よく物事を考えたうえでの行動だったのです。
具体的な資産額まではわかりませんが、真面目でコツコツ貯めるタイプの人間なので、きっとそれなりに資産は持っていると推測できますね。
なお、一般的な弁護士の月収は82万円、ボーナスは108万円、年収1,094万円のようようです。(厚生労働省調査)
となると、史朗の資産は億は超えていると思われます。
不動産や車は持っていないようなので、現金資産だけと思われます。
[ad#2]まとめ
史朗について簡単にまとめると、
1. 史朗は真面目な性格で倹約家
2. ケンジと同棲を始めたきっかけは新宿二丁目で知り合いその後美容院で再会したこと。
3. 老後に備えてしっかり貯金をしている。
真面目で几帳面、慎重でお金に細かい倹約家である史朗。
弁護士というだけですごいのに、家計や家事までこなしてしまう、ある意味、何でもできてしまうスーパーマンです。
でも、完璧な人間に見えて、実は、ケンジのようにゲイをオープンにできないことにもどかしさを感じていたり、両親との関係が少しギクシャクしていたりします。
そんな史朗にケンジのような明るくて人当たりが良い人がそばにいると、良いのかもしれませんね。
2人の関係が今後どうなっていくのか楽しみです!
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