新型コロナウイルスで株価が上がる銘柄・下がる銘柄は?今後の買い時・売り時はいつ?

現在は新型コロナウイルスにより、下落相場となっているのが現状です。

全体的に株価が下がっていますが、一部の銘柄では上昇もしています。

では、株価が下がる銘柄と上がる銘柄とはどのような銘柄なのでしょうか。

また、今後の銘柄の買い時や売り時はいつなのかも気になりますよね。

本記事では、株価の上がる銘柄と下がる銘柄、今後の買い時・売り時について紹介します!

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新型コロナウイルスで株価は下がる傾向にある!

新型コロナウイルスは株価にも多大を与えています。

日経平均株価を見ると、2月下旬頃から下落し、3月の中旬には17,000円を下回りました

その後は持ち直して、4月10日では19,000円台を維持しています。

ただし、新型コロナによる自粛ムードが続いており、下落しやすい状態です。

外出自粛によって、消費も鈍化しやすい状態のため、完全回復には時間がかかるでしょう。

一方、新型コロナによる影響で、株価が上昇している銘柄もあるのです。

新型コロナウイルスで株価が上がる株の銘柄

株価は一般的な商品価格同様、需要と供給によって決まります。

銘柄Aの株価が上がるということは、銘柄Aの株が多く買われている、ということです。

銘柄Aによって生産されているモノへの需要が高まっている、とも言えます。

実際、どの銘柄の株価が上昇しているかを確認してみましょう。

表 1:1月31日~3月31日の間に株価が上昇した業種と銘柄、及び騰落率

順位 銘柄 上昇率 業種
1 ブイキューブ +69.9% 情報・通信産業
2 クスリのアオキホールディングス +35.6% 小売業
3 ウエルシアホールディングス +25.2% 小売業
4 ネットワンシステムズ +23.3% 情報・通信産業
5 総合メディカルホールディングス +22.7% 小売業
6 ビーグリー +22.3% 情報・通信産業
7 ネクソン +18.9% 情報・通信産業
8 ヤオコー +18.7% 小売業
9 オークワ +17.5% 小売業
10 パン・パシフィック・インター +16.0% 小売業
11 インターネットイニシアチブ +15.8% 情報・通信産業
12 東邦瓦斯 +15.4% 電気・ガス業
13 ヤクルト本社 +15.1% 食料品
13 ニチレイ +15.1% 食料品
14 ライフコーポレーション +13.9% 小売業
15 東洋水産 +13.5% 食料品
16 小林製薬 +12.5% 化学
17 大幸薬品 +12.3% 医薬品
18 理研ビタミン +11.5% 食料品
19 味の素 +11.4% 食料品
20 中外製薬 +11.0% 医薬品
20 キョーリン製薬ホールディングス +11.0% 医薬品
21 J-オイルミルズ +10.9% 食料品
22 西武瓦斯 +10.8% 電気・ガス業
22 カワチ薬品 +10.8% 小売業
23 ライオン +10.6% 化学
24 テモナ +10.2% 情報・通信産業
24 日医工 +10.2% 医薬品
25 オークネット +10.0% 情報・通信産業
26 薬王堂ホールディングス +9.8% 小売業
27 ノエビアホールディングス +9.7% 化学
27 豆蔵ホールディングス +9.7% 情報・通信産業
28 大阪瓦斯 +9.6% 電気・ガス業
29 カプコン +9.0% 情報・通信産業
29 日清食品ホールディングス +9.0% 食料品
30 NTTドコモ +8.7% 情報・通信産業
31 タカラバイオ +8.2% 化学
32 山崎製パン +8.1% 食料品
33 いなげや +7.6% 小売業
34 エフピコ +7.5% 化学
35 ユニ・チャーム +7.4% 化学
36 日本ペイントホールディングス +7.2% 化学
36 扶桑薬品工業 +7.2% 医薬品
37 ゼリア新薬工業 +7.0% 医薬品
38 伊藤園 +6.9% 食料品
39 石原ケミカル +6.6% 化学
40 昭和産業 +6.5% 食料品
41 東京瓦斯 +6.1% 電気・ガス業
42 中国電力 +4.9% 電気・ガス業
43 アグロ カネショウ +4.4% 化学
44 ニイタカ +3.2% 化学
45 中部電力 +2.5% 電気・ガス業
46 東北電力 +1.3% 電気・ガス業
47 持田製薬 +1.1% 医薬品
48 広島瓦斯 +0.8% 電気・ガス業

出典:https://www.smam-jp.com/market/ichikawa/irepo200406.html

以上の表に挙げたのは主な銘柄のため、全てを提示しているわけではありません。

それでも、どのような業種の株価が上昇しているかはよく分かりますね。

株価の上昇率の平均が高い業種順に並べると以下の通りになります。

表 2:1月31日~3月31日の間の株価上昇率が高い順(業種)

順位 業種
1 情報・通信産業
2 小売業
3 食料品
4 医薬品
5 化学
6 電気・ガス業

ただし、下位だから人気がない、というわけではありませんので注意しましょう。

それぞれの業界がなぜ上昇したのかを考えてみました。

情報・通信産業

特にテレワークに関係する銘柄が上昇しているようです。

1位の「ブイキューブ」はweb会議などの、テレワークに必要な技術を提供しています。

在宅勤務に切り替えた会社が急増したことで株価が大きく上昇したのでしょう。

小売業

ほとんどがドラッグストアで、消毒液やマスクに関係しています。

食料品は、家にいる時間が長い、健康に気を付けたい、などの理由が大きいでしょう。

ヤクルトやニチレイが上位であることから、健康食品への関心が高いと考えられます。

医薬品

ウイルスや菌を除去する薬や医療用医薬品に関連した銘柄が上位です。

また、薬の開発などへの投資として株を買った人も多いのかもしれません。

化学

ハンドケア、ドリンク剤、消毒液などの健康・衛生管理に関する銘柄が多いです。

電気・ガス業

家で生活するうえで非常に必要な資源のため、上昇したのでしょう。

株価の上昇と国民の需要は強く結びついていることがよく分かる表ですね。

では、新型コロナウイルスの影響で株価が下がる銘柄とは何でしょうか。

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新型コロナウイルスで株価が下がる銘柄

サービス業全体の株価が大きく下落

全体的に株価は落ち込んでいますが、特に株価が下落したのはどのような銘柄でしょう。

株マップ.comによれば、過去3ヵ月での株価の下落率が大きい銘柄は以下の通りでした。

表 3:1月10日~4月10日の間に下落した主な銘柄

順位 銘柄 騰落率 業種
1 コシダカホールディングス -77.11% サービス業
2 小島鉄工所 -74.18% 機械
3 Nuts -71.74% 商社
4 エスエルディー -70.82% サービス業
5 ブティックス -69.73% 小売業
6 アルファクス・フード・システム -69.53% サービス業
7 ティーケーピー -67.69% 不動産
8 ダブル・スコープ -67.67% 電気機器
9 クックビズ -66.72% サービス業
10 ベルトラ -66.67% サービス業
11 エードット -66.50% サービス業
12 セレスポ -66.13% サービス業
13 グリーンズ -65.85% サービス業
14 五洋インテックス -65.56% 商社
15 UTグループ -64.16% サービス業
16 東洋 -63.95% サービス業
17 コーユーレンティア -63.80% サービス業
18 日総工産 -63.69% サービス業
19 スポーツフィールド -63.01% サービス業
20 ベストワンドットコム -62.48% サービス業

出典:https://jp.kabumap.com/servlets/kabumap/Action?SRC=stockRanking/base&ind=rtn3m&exch=all&d=a

上記の表で分かるように、サービス業の多くが大きく下落しています

最も下落したコシダカホールディングスはカラオケ事業や温浴事業を提供する会社です。

3位のNutsはコンテンツ事業やアミューズメント事業などを行っています。

4位のエスエルディーは飲食事業やコンテンツ事業を行う会社です。

他の銘柄もイベントの運営や人材派遣、旅行やホテルに関係するものが多く見られます。

外出自粛、イベントの自粛などにより、業績が上げられない会社も多くあるようです。

下落率が50%以上の銘柄は200社以上存在し、表2は氷山の一角に過ぎません。

景気の悪化は不動産関係の銘柄にも大きく影響

新型コロナによる影響による自粛ムードが続けば不動産屋の業績も下がってきます。

景気が不安定で、将来の見通しが立てづらい状態で、家やアパートは買いにくいのです。

現時点でも不動産関係の銘柄の株価は大きく落ちています。

表 4:1月14日~4月14日までの下落率が大きい不動産関係の銘柄

順位 銘柄 下落率
1 ティーケービー 68.55%
2 ウェルス・マネジメント 61.21%
3 ランドビジネス 60.14%
4 ツクルバ 56.03%
5 AMBITION 53.24%
6 コーセーアールイー 52.55%
7 イントランス 52.42%
8 ファーストブラザーズ 52.03%
9 ケイアイスター不動産 51.18%
10 ロードスターキャピタル 48.45%
11 ハウスドゥ 48.28%
12 日本グランデ 47.51%
13 フォーライフ 47.40%
14 パルマ 46.41%
15 コスモスイニシア 46.32%
16 REVOLUTION 46.15%
17 アズ企画設計 46.03%
18 霞ヶ関キャピタル 45.59%
19 アスコット 45.03%
20 エムジーホーム 44.89%
21 テンポイノベーション 44.82%

出典:https://jp.kabumap.com/servlets/kabumap/Action?SRC=stockRanking/base&ind=rtn3m&exch=all&d=a

銘柄の中にはホテル運営を行う会社もあり、家の売買以外の影響も見られます。

海外からの観光客も非常に減っており、インバウンドによる収入も下落の原因でしょう。

外需が主な銘柄の株価も大きく下落しやすい

また、東証一部上場銘柄において30%以上の下落率を示した業種は次の3種だそうです。

表 5:1月31日~3月31日の間に大きく下落した東証一部上場銘柄の業種

業種 下落率
海運業 31.4%
鉄鋼 34.9%
鉱業 38.8%

出典:https://www.smam-jp.com/market/ichikawa/irepo200406.html

海運業、鉄鋼、鉱業は、外需が中心のため、貿易が難しい環境では需要が少ないのです。

新型コロナによる混乱が収束して、貿易が通常通りになるまでは回復が難しいでしょう。

全市場の海運業、鉄鋼、鉱業の銘柄と下落率(3ヵ月で30%以上)のは以下の通りです。

表 6:1月14日~4月14日までの下落率30%以上の海運業・鉄鋼・鉱業の銘柄

順位 銘柄 業種 下落率
1 ジェイエフイーホールディングス 鉄鋼 53.08%
2 日本製鉄 鉄鋼 48.77%
3 大和重工 鉄鋼 47.97%
4 栗林商船 海運業 46.70%
5 シンニッタン 鉄鋼 45.47%
6 山陽特殊製鋼 鉄鋼 44.96%
7 新報国製鉄 鉄鋼 44.81%
8 川崎汽船 海運業 44.13%
9 国際石油開発帝石 鉱業 42.47%
10 神戸製鉄所 鉄鋼 40.07%
11 共英製鋼 鉄鋼 38.85%
12 商船三井 海運業 38.59%
13 玉井商船 海運業 37.28%
14 パウダーテック 鉄鋼 35.24%
15 イボキン 鉄鋼 34.55%
16 日本鋳造 鉄鋼 34.12%
17 サンユウ 鉄鋼 32.86%
18 メタルアート 鉄鋼 30.68%

出典:https://jp.kabumap.com/servlets/kabumap/Action?SRC=stockRanking/base&ind=rtn3m&exch=all&d=a

今後の株の買い時・売り時

現在は、新型コロナによる影響で株価が大きく変動している時期です。

株価が急激に下がった株は一見値下がりした商品のようで、買いやすいでしょう。

しかし、株は売らなければ利益が生まれません。

感染症などによって株価が変動している時期は、いつが株の買い時、売り時なのでしょうか。

株の買い時は、底値から上昇し始めた頃!

株価が下落している時に買って、株価が回復した頃に売る、という戦法があります。

簡単で利益も大きいように思えますが、リスクも大きいのが事実です。

特に今回のような暴落が起きた場合、そのまま倒産する可能性も高くなります。

よって、新型コロナによる混乱が収束し、株価が回復し始めるころがオススメです

いつ底値に達するかを把握することが重要となるでしょう。

現時点で安定して株価が上昇し始めている銘柄も、買い時かもしれません

ただし、新型コロナによる影響がいつ落ち着くか、も知っておきたいところです。

現時点では収束の見通しも立たず、静かに待ち続けるしかありません。

一気に買うのではなく、様子を見つつ、少しずつ買っていくのが無難でしょう

株の売り時は、自分の設定した値に達した時!

下落相場で株価も不安定である現時点では、如何に損をしないかを考えましょう。

外出自粛によって業績を上げられない銘柄では、どこまで値下がりするか分かりません。

値下がりしている銘柄ならば、「損してもいい値」を設定しましょう

設定した値以上の損が生じないように、達した時点で売ります。

1000円までなら損していいと考えるなら、1000円損をする株価になった時点で売却です。

反対に、値上がりしている銘柄ならば、まず具体的に望んでいる株価の値を設定します。

設定した値まで達したら、例え上昇途中だとしてもすぐに売りましょう。

例えば、5000円と設定したなら、5000円に達した瞬間に売ります。

現時点で上昇していても、いつ下落するか分からないため、欲張らないことが重要です。

新型コロナによる不況が回復するまでは、堅実な売買をオススメします。

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まとめ

本記事では、新型コロナによって株価が上がる銘柄、下がる銘柄と買い・売り時について紹介しました。

新型コロナの収束はまだ分からないため、慎重に株取引を行う必要があります。

感染者が急速に増えるか、落ち着くか、政府がどのように対処するか、で株価は変動しやすいです。

外出自粛が功を成し、感染の勢いを削ぐことができれば、景気も回復に向かうでしょう。

しかし、回復するにしても、新型コロナを終息させるまでは気を抜けません。

SARSは半年で終息できたため、1年以内での新型コロナ終息もまだあり得ます。

長期的な目で株価の動向を見守りつつ、素早い決断で堅実な株の売買を行っていきましょう。

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