ディズニーアニメ映画『塔の上のラプンツェル』。
ディズニーヴィランズ(悪者)の一人で、『塔の上のラプンツェル』で最大の悪者のゴーテル。
ゴーテルは18年間一人でラプンツェルを育ててきました!
ただ、18年間塔の中にラプンツェルを幽閉していたというのは良くないのですが・・・。
しかし、しっかりと育ていたのであれば「毒親でないし」、「悪くない」のではと思っている方もいるようです。
そこで今回はゴーテルが毒親でクズなのかや悪くない、いい人なのか考察していきます!
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目次
ゴーテルが毒親でクズである考察
ゴーテルは本当に毒親でクズなのでしょうか。
それとも、ラプンツェルを18歳になるまで育てたので悪くない、いい人なのでしょうか。
まずはゴーテルというキャラクターについて知ったうえでクズなのか考察していきましょう。
ゴーテルというキャラクター
ラプンツェルさんの育ての母(!?)であるゴーテルさんを演じたのは、宝塚の月組男役トップスターだった剣幸さん!力強くて美しい歌声に注目ですぅー!#ラプンツェル #kinro #ディズニー pic.twitter.com/vES0hRIjOe
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) March 10, 2017
名前:マザー・ゴーテル(Mother Gothel)
年齢:400歳/魔法が溶ける前見た目40歳~50歳
職業:魔女?(原作では魔女)
ゴーテルはラプンツェルが生まれる前からどんな病気でも治す「金色の花」を独占しており、自身の若さと美貌を保っていた。
ゴーテルが住んでいるコロナ王国でラプンツェルを身ごもった王妃が病にかかり、「金色の花」が摘ままれてしまう。
その後、「金色の花」の力を髪に宿したラプンツェルが生まれす。
金色の花の力が宿っているラプンツェルの髪を得ようとコロナ王国の城に忍び、赤子のラプンツェルの髪を切ったが、切った髪が能力を失うとわかるとラプンツェル自体を誘拐し、ゴーテルが住む塔に幽閉する。
その後、金色の花の力の恩恵を受けながら、ラプンツェルを塔の中で18歳になるまで大切に育てたのです。
ラプンツェルのことは愛しておらず自己愛が強い!
ゴーテルはラプンツェルを誘拐してから18歳になるまで大切に育ていています。
一見ゴーテルのラプンツェルに対する行動や言動は愛情があるよにもみえます。
しかし、これらの言動や行動はラプンツェルが可愛く、愛おしいからではありません。
ゴーテルはラプンツェルに逃げられて、ラプンツェルの髪に宿った「金色の花」の魔法の力を利用することができなくなることを恐れているからなのです。
結局は、ゴーテル自身がいつまでも若く、美しくあり続けたいという自己愛のためだからですね!
なお、余談になりますが、ゴーテルがこのように優しい感じの言動や行動で表現しているのは、過去のディズニー作品に対する性的・暴力的差別に対する批判があったため、それらの経験をもとにディズニーが批判を避けるためにストーリーを変更したからでしょう。
実際に『塔の上のラプンツェル』の原作のグリム童話のストーリーはもっとひどいですからねw
ラプンツェルに教育させず洗脳して外に出させない
ラプンツェルは18歳まで無垢にいい子に育ったのはゴーテルのおかげという方もいらっしゃるようですが、ただ、ラプンツェルがもともと性格が良く、人を悪く考えない娘だったからだと思います。
ゴーテルはラプンツェルを育てていはいますが、塔の外には出さず、ラプンツェルに教育は受けさせていません。
塔の中でどれだけゴーテルがラプンツェルに教育をしっかりとしていたかはわかりませんが、まともな教育をさせていたとは思えません。
というのも、ゴーテルはラプンツェルには一種の洗脳のような教育?をしていたからです。
このように洗脳ととも取れる教育をしているのです。
教育とは知識や知恵を与えるだけでなく、世間の人と接し、人との付き合い方を学び、人楽しく暮らすこと、人に悪いことをしたら謝ることの大切さや善悪の区別ができるようにさせることが教育です。
ゴーテルがしていた教育は母親以外は信じるな、危険だらけだから塔の中にいれば安全だという外へ出でないほうがよいという洗脳で、ただの虐待です。
それまでにしてもゴーテルがラプンツェルを外へ出させたくない理由は2つです。
ただただ、自己保身、自己欲求を満たすためだけにラプンツェルを外へ出させたくなかったです。
ラプンツェルに常識的な教育を受けさせていないないこと、塔の外へ出させないのは毒親でクズとしてか言いようがありません。
ゴーテルはラプンツェルを人と見おらず利用していただけ!
前述のようにすでにゴーテルが自己保身、自己欲求のために行動していることはわかりました。
ゴーテルさらには、ラプンツェルを人の子と思っておらず、「お花ちゃん」と呼びます。
もうお気づきかと思いますが、「お花ちゃん=ラプンツェル(金色の花)→不老不死の力」と思っていることがわかります!
このことからラプンツェルを人とは思っては、ラプンツェルを「魔法の力」か「魔法の薬」としか思っていません。
ラプンツェルに対して優しく接していたのも、自分がいつまでも若く、美しくあり続けたいという自己中心的な思いからの行動です。
更に、ラプンツェルがすべてを知った際には、「私を悪者にしたいのね!いいわよ!なってあげるわ!」と開き直っており、これまでの行いに対して謝罪するわけでもなく、これからも悪行は続けるということを言っています。
これは自己中そのもので、仮面をかぶっていた性悪おばさんでしかありません。
やっぱりゴーテルはクズな毒親でです!
ゴーテルは悪くなくいい人という意見
これまで考察してきたようにゴーテルは悪くない、いい人という意見あるようです。
ゴーテルいい人だよ
— ちょろぱんつ@ダイエット (@yrn_0707) April 24, 2015
人の見方にもよるのでしょうね。
どのあたりがいい人なのかちょっと聞いてみたいです。
@hiroumi_D @HUNGxxxD ゴーテル本当はいい人すぎて憎めない好きwww刺されてからのゴーテルとパスカルはロミちゃん一人ふたやくね!
— GOがくたGOGO!! (@boku_Panchito) October 28, 2013
多分、ゴーテルの言動や行動というよりもキャラクターが憎めないからいい人と思ってるのしょう。
素朴な疑問、ゴーテルとラプの生活費諸々は何処から捻出してるの(^ω^≡^ω^)趣味の為の道具も沢山あるけどあれ全部ゴーテルが買ってきてくれたんだよね、あれっいい人じゃん…まぁ室内で出来る遊びを沢山覚えてくれれば外行きたいって言い出さないからいいわね、的な考えもあったでしょうが…。
— りんか (@kuroneko_kt) March 10, 2013
確かにラプンツェルが生きていく上うえで最低限のことはゴーテルはしてました。
それはゴーテル自身のための見返りですからね!
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まとめ:ゴーテルは毒親でクズな悪い人!
今回はゴーテルは毒親でクズなのかや悪くなくいい人なのかを考察してきました。
ゴーテルは、
・ラプンツェルに愛情は持っておらず自己愛が強い!
・ラプンツェルを教育せず洗脳して外に出させない!
・ラプンツェルを人としては見おらず利用していただけ!
ような人物で毒親でクズだと思っています。
最後に、ディズニーがヴィランズであるゴーテルの振る舞いが優しさや愛情があるようにしたのは、これまでのディズニー作品の批判を受けたことを回避するためだったと思います。
塔の上のラプンツェルに関してはラプンツェル以前のように批判の声は上がらなかったようなのでディズニー的に大成功だったでしょう!
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