麒麟がくるのオリジナルキャラクター伊呂波太夫・菊丸・駒・東庵の正体や結末は?

今回は麒麟がくるに登場するオリジナルキャラクターについて考察していきたいと思います。

麒麟がくるでは明智光秀や織田信長などの歴史上の人物の他に、伊呂波太夫、駒、菊丸、東庵などのオリジナルキャラクターも多く登場します。

オリジナルキャラクターたちは物語を進める上で重要な働きをしていることが多くあります。

今回はそんなオリジナルキャラクターたちの正体や結末を考察していこうと思います。

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目次

麒麟がくるのオリジナルキャラクターの正体や結末

伊呂波太夫

伊呂波太夫は旅芸人の女座長で、駒にとっては姉のような存在です。

伊呂波太夫は物語の中でただの旅芸人としてではなく、帰蝶に頼まれて鉄砲隊を集めたり十兵衛が美濃から落ち延びた時に朝倉家に匿ってもらうお願いをしたりと政治に関わる働きをよくしています

見ているこっちは一体何者なの?!と思ってしまうくらいです。

伊呂波太夫は全国を旅しているので顔が広く、庶民だけでなく武家や公家など幅広い人脈があります。

この時代は関所手形がないと国をまたぐことができませんでしたが、旅芸人たちは芸を持っていることを役人に証明できれば、関所手形がなくても通過できたと言われています。

今回の麒麟がくるは戦国時代なので、諸大名たちは領土を拡大するために他国の情報が欲しくて仕方ありません。

この時代の情報伝達は人を介してしかできません。

そんな時に役立ったのが旅芸人と言われています。

怪しまれず国に潜入し、芸をすることで武家や公家と接することができる彼らは重宝されていたと言われています。

だから伊呂波太夫は顔が広いんですね。

 

あと伊呂波太夫は旅芸人でありながら武器商人でもあったのでは?と思います。

旅芸人には2種類あって、芸人をしていないときは農業をする兼業芸人と芸を演じることだけを職業にしていた人がいたのだそうです。

伊呂波太夫の場合、芸を以外の働きもしているので兼業だったのでは?と思います。

そして農業ではなく武器商人として働いて生計を立ててたのではないかと思います。

農業ではなく武器商人なのは、伊呂波太夫が身分の高い家の出だからではないかと思います。

18話の朝倉義景との会話で、近衛家から家出した娘と伊呂波太夫が言っていたことにより近衛家の人間だとわかりました。

近衛家とは格式高い公家の家柄です。

なので公家に顔が利くのも納得ですね。

 

伊呂波太夫のモデルは公言されていませんが、出雲阿国ではないかと言われています。

出雲阿国は出雲の国1572年に生まれ元々、出雲大社で巫女をしていました。

その仕事の一環として、諸国を巡回して出雲大社への寄付を募っていたと言われています。

この出雲阿国をベースに伊呂波太夫というオリジナルキャラクターが生まれたのではと予想します。

菊丸

菊丸は最初、盗人に捕らわれ光秀に助けてもらった三河出身の農民として登場しました。

助けてもらった恩から光秀の危機を救ってくれる菊丸ですが、登場するたびに三河の未来を心配する台詞を言っていて、ただの農民ではないな・・・と薄々みんな気づいていましたね。

それが決定的になったのが第9話です。

ここで徳川家康(竹千代)の母・於大とその兄・水野信元に仕える忍びであることがわかりました。

桶狭間の戦いでは於大の手紙を家康に届け、三河の未来のために説得するシーンもありましたね。

今後も菊丸は家康が将軍になるまで影で支え続ける存在になるかと思います。

 

ちなみに菊丸のモデルとなったのは服部半蔵では?と言われています。

服部半蔵は徳川家を支えた伊賀忍者です。

制作者は明言していませんが、服部半蔵を調べていくときっとそうなのではないかと私は思っています。

今後も家康を支え続ける忍びとして登場するかと思います。

また、本能寺の変では明智光秀に加担するのではないではないでしょうか・・・。

 

駒は孤児だったところを東庵に引き取られ、東庵のもと医者の見習いとして働いています。

いつも物語を進める中心的な存在として登場します。

戦で家が焼けてしまった中、武士に助けてもらい「きっと戦のない世がくる。誰かが麒麟をつれてくる」という言葉を信じています。

自分を助けてくれた武士を探していていつかお礼を言いたいと思いながら大きくなりました。

そしてその武士は明智光秀の父親であることがわかりました。

 

駒は今後自分で薬を作るようになり、だんだん東庵の手を離れて独立して女性の医師になるのではと思っています。

恐らく駒にモデルはいなく、完全なオリジナルキャラクターなのかなと思います。

豊臣秀吉や徳川家康と関わるシーンが何回かあったので、秀吉に仕える医師や家康に使える医師になるとか・・・

そんな風に予想しています。

 

望月東庵

東庵は京で腕がいいと有名な医師なのですが、双六など賭け事が好きな破天荒な人です。

腕は確かで織田信秀や今川義元の軍師・雪斎にも認められていたほどです。

ですが戦で被害にあった人や貧しい人からはお金を取らない医者の鏡のような一面も持ち合わせています。

 

東庵も伊呂波太夫と同様に、庶民から武士まで色々な人と接する仕事なため情報持ちです。

特に医者は深く人と関わるので持ってる情報も確信のあるものが多いのではないかと思います。

武士たちは医者としての腕はもちろんですが、その情報欲しさに呼び寄せているのだろうなと物語を見て感じます。

この時代の情報網は医師や僧侶、旅芸人・商人など国を行き来できる人から持ち込まれていたのだとわかりますね。

東庵にはそれほど大きな動きはないと思いますが、医師として駒との決別はありそうです

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まとめ

今回は麒麟がくるのオリジナルキャラクターについて考察していきました。

オリジナルキャラクターたちのおかげで話が面白くなったり、歴史的な流れもわかりやすくなったりしていて、物語にはかかせない役割ですね。

それぞれどんな最後を迎えるのか?歴史上の人物との関わりはあるのかなど、今後も目が離せません!

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