麒麟がくる(大河ドラマ2020)19話の感想ネタバレ考察!織田信長の暗殺計画の理由は?

麒麟がくる18話ではお麒麟がくるでは十兵衛たちが越前につく様子が中心に描かれました。

帰蝶が遣いを出した伊呂波太夫の働きで越前に落ち延びることになった十兵衛たちは、朝倉義景に越前に匿ってもらうよう頼みます。

厄介ごとが嫌いでただ平和に暮らしたい義景は渋りますが、細川藤孝が事前に出してくれていた文のおかげで匿ってもらえることになりました。

ですが今度の主君となる朝倉義景もなかなかの曲者で、どうも十兵衛とソリが合わないようです。

今後十兵衛と義景の仲がどうなっていくのか注目です。

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そして今回は信長を暗殺するために美濃の斎藤義龍(高政)が動き出すようですよ。

では19話のネタバレ考察をしていきましょう。

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目次

麒麟がくる(大河ドラマ2020)19話信長を暗殺せよのあらすじ

斉藤道三の死から2年後、十兵衛たちは越前に腰を落ち着けつつましい生活を送っていました。

ある日十兵衛は朝倉義景に呼び出され、京へ行くよう命じます。

京では将軍足利義輝が三好長慶と和解し京に戻っていました。

京に戻った義輝から挨拶にくるよう諸大名に文が届いていており、その文はもちろん義景のもとにも届いていました。

ですが両者の争いごとに巻き込まれたくない義景は、代理で十兵衛を向かわせることにします。

京に行った十兵衛は細川藤孝から、美濃の斎藤義龍(高政)の一派が、これから京に上洛してくる信長の命を狙っているという不穏なうわさを耳にします。

十兵衛は松永久秀の力を借りてそれを未然に阻止します。

斉藤義龍は十兵衛に再び手を組み美濃を大きく豊かな国にしようと持ち掛けますが…。

麒麟がくる19話信長を暗殺せよのネタバレ考察

ここからは麒麟がくる19話のネタバレ考察をしてきますね。

松永久秀や細川藤孝らとの再会

浪人として越前で子供たちに読み書きを教えていた十兵衛ですが、ある日朝倉義景から呼び出され京へ向かうよう命じられます。

京では都落ちしていた将軍・足利義輝が三好長慶と和解して京に戻っていました。

義景は足利義輝から挨拶にくるよう文をもらっていたのですが、長い間争っていた両者がそんなにすんなり和解するとは到底思えません。

争いごとが嫌いで巻き込まれたくない義景は、将軍家に顔がきく十兵衛を代理人として京へ行かせます。

そして十兵衛は京で細川藤孝と三淵と再会します。

将軍・足利義輝とは上洛しなかったので会えずがっかりする十兵衛ですが、三淵の計らいで会えることになり喜びます。

十兵衛は相当義輝が好きなのですね。笑

そしてここでは美濃の斎藤義龍(高政)とも再会します。

それについては後程詳しく考察しますが、十兵衛は義龍が同じように京に上洛していた信長の命を狙っていると知り、松永久秀に助けを求めます。

ここで松永とも再会するのですね。

今回の19話では以前京で十兵衛が出会った、ほとんどの人物が登場するようです。

信長が上洛する目的は

京に戻った足利義輝は諸大名に、京に挨拶に来るよう書状を出します。

義輝が留守の間、京ではさまざまな争いごとが起きたので、それを収めるために諸大名に上洛を申し出たのです。

ですが実際に来たのは信長などの数少ない大名のみだったのです。

信長は素直に将軍家の申し出に答えたというわけです。

ですがほとんどの大名は来なかったということから、未だに京を牛耳っているのは三好長慶だということがわかります。

斎藤高政が京にいた理由

この時の斉藤高政は官位を授かり、名を“義龍”と名乗っていました。

義龍も信長と同様に義輝から呼ばれて上洛した・・・と思いきや、義龍の目的は「信長の暗殺」だったのです。

義龍のことなので、きっと信長が上洛するという情報をどこかで仕入れていたのでしょう。

義龍の一派は京で信長を暗殺する計画を立てます。

その噂を細川藤孝から聞いた十兵衛はなんとか止めなければ!と頼ったのが松永久秀です。

十兵衛は松永と手を組み、義龍の信長暗殺計画をなんとか食い止めるようです。

前回の放送で義龍は信長の弟・信勝と繋がり信長を殺そうと企みましたが失敗。

そして今回も失敗と2度に渡り信長暗殺に失敗します。

ですが義龍にはもう一人繋がっている人物がいます。

それが今川義元です。

次はこの今川の動きが加速化しそうな予感です。

あらゆる敵から狙われる信長、大変だなぁ。

ちなみに十兵衛は上洛した際に廊下で義龍と再会します。

「次会ったらお前の首をはねる」と言われて越前まで逃げたのに、まさか京で会うとは。笑

そして廊下で会った十兵衛に義龍はまた手を組んで美濃を豊な国に変えよう!と誘うようです。

義龍は相当十兵衛が気に入ってるのですね。

麒麟がくる19話のネタバレ:京で旧知の知人に会いまくる十兵衛

信長の弟・信勝の亡骸を前に泣き崩れる母親の土田御前。

「申し訳ございません」と頭を下げる信長に土田御前は「弟を殺し、尾張を納め、これで満足ですか」と言います。

母親が喜ぶと思って行動する信長ですが、いつも遠ざけられると土田御前に訴えかけます。

すると土田御前は「そなたはいつも私の大切なものを壊す。可愛がっていた鳥も。そんな自分の癒しが信勝だった。そなたは母も殺した」と信長に言います。

信長は帰蝶に呆然としながら「自分は父も弟も母も失った」と言います。

 

その頃十兵衛は、越前で子供に読み書きを教えて生計を立てていました。

そんな時十兵衛は朝倉義景に呼ばれ、京に行くよう命じられます。

京に足利義輝が戻り三好長慶と和睦をしたので挨拶にくるよう上洛を求めているが、

面倒なことに巻き込まれなくないからと十兵衛に変わりに行って欲しいというのです。

義景に面倒を押しつけられた十兵衛ですが、久しぶりに将軍・足利義輝に会えるとワクワクしていました。

 

京に着き、まず十兵衛は細川藤孝と三淵に会い、美濃の戦の際に助けてもらったお礼を言い義景から預かった献上の品を差し出します。

藤孝は立派な鷹を見て、公方様も喜ぶといいます。

ですが三淵は、京での争いごとを治めるためにも諸大名に上洛を求めているのだが応じた大名は少なく応じたのは信長くらいだといいます。

三淵は十兵衛に義輝が公家の二条家に招かれて能を見られるから同行するかと尋ね、二人と同行することにします。

そして9年ぶりに義輝に会います。

義輝は十兵衛のことを覚えていました。

「時が変われば人も世も変わる。されどいつ見ても変わらず胸を打つのは能じゃ。能は良い。そなたも見るがよい」と十兵衛に話します。

その様子にどこか違和感を覚えます。

二条城の館の廊下で十兵衛は斎藤高政とすれ違います。

今度会った時はそなたの首は跳ねると言われていた十兵衛は目があった瞬間緊張しますが、高政は何も言わずに通り過ぎます。

 

細川藤孝は斎藤家も2日前に上洛しており今では義龍と名を変えていると聞きます。

能を楽しんだ十兵衛は細川藤孝から妙な噂を聞きます。

上洛する信長の命を斉藤義龍の刺客が狙っているというのです。

将軍のお膝元でそのようなことは許されないと十兵衛は言い、細川藤孝に「公方様が斎藤殿と話をしてもらうわけにはいかないか」と聞きます。

ですが藤孝は「今の上様には抑える力はない。公方様が戻られたとはいえ、以前よりも力を持っているのは三好長慶なのです」と話します。

「なにか手を打たねば」と焦る十兵衛を見て「なぜ十兵衛がそんなにムキになるのか」と藤孝は聞きます。

十兵衛は道三と信長が会見したときの様子を話し「易々と死なせたくないお方だ」と言います。

それでは松永久秀を訪ねてみてはと藤孝は話します。

実のところ京を治めているのは松永久秀だというのです。

 

十兵衛は松永久秀に会います。

再会を喜ぶ久秀は美濃の内乱を心配していて無事で何よりだと話します。

11年前に三好長慶が襲われた時に助けてもらい、そなたには借りがあるなという久秀に十兵衛は「その借りをお返しいただくわけには参りませんか」と言います。

松永久秀は斎藤義龍のもとを訪れます。

公方様が戻り平和が訪れるかとおもいきや不届き物が後を立たず、我らだけでは到底取り締まれないので手を貸して欲しいと話します。

上洛する信長の命を狙う不届き者がいて厳しく取り締まらねばならないと言うが、義龍はそのような話は知らないととぼけます。

久秀は義龍に「お引き受けいただけますな」と念を押します。

十兵衛の元に戻った久秀は「これで貸し借りなしだ」と言い、義龍が呼んでいると言います。

 

十兵衛と会った義龍は松永久秀を担ぎ上げるとはと、言います。

美濃にいて自分のいうことを聞いていれば今ごろ要職についていたのに、後悔していないかと聞き、もう一度手を貸せと言います。

ですが今更義龍に仕えるつもりなはいと、十兵衛はきっぱり断ります。

それでも食い下がる義龍に何かあったのか?と十兵衛は聞きます。

義龍は血を流しすぎたと言います。

「弟を殺し、父を殺し、自分に従うものはあまたいるが、みな自分を恐れていて腹の中でなにを考えているかわからない」と言います。

「悔いているのか」という十兵衛の問いに「悔いている」と答えます。

ですがそれを聞いた上でも十兵衛は義龍には仕えないと言います。

義龍は「いったい何がしたいのだ」と十兵衛に聞くと「道三様に大きな国を作れと言われた。誰も手出しできない大きな国をと。それをどう実現したらいいか自分でもわからない。だけどその言葉がずっと胸の内にあるあるのだ」と話します。

義龍は「父上が….。美濃よりも大きな国か」と聞き十兵衛は頷きます。

すると義龍は「わかった。もうよい。さらばだ。もう会うこともあるまい」と言い十兵衛を帰します。

 

信長が上洛し、足利義輝に会います。

何か望みはないかという義輝に信長は今川義元に尾張を攻め入らないようにとお願いしてほしいと言います。

義輝は今川よりも高い官位を与えると言いますが、信長は「それで今川は大人しくなりましょうか?」と納得しません。

ですが義輝は長く京を不在していた自分にはこれくらいのことしか出来ないと言います。

信長に声をかける十兵衛。

信長は官位をもらって今川義元が攻めてこないと思うか、という問いに首を横に振る十兵衛。

尾張は今川に尾張に入り出城を築こうとしていて、攻められたらこちらは手も足も出ないと話します。

信長は「そのために上洛したのに将軍も苦しんでおられるようだ。今の世はどこかおかしい。」と話し、「尾張が心配だ。いずれまた」と足早に去っていきます。

 

松永久秀のもとを訪れた十兵衛は、松永から信長が自分のもとに来たと聞きます。

久秀は信長のことを妙な男だと言います。

信長は久秀に尾張は周りを敵に囲まれているため、尾張を差し出す代わりに摂津をくれ、国を取り替えてくれと話したと言います。

摂津は三好長慶の場所なのでできるわけないと言い、「本気なのか嘘なのかわからない。信長という男はどういう男じゃ」と十兵衛に聞きます。

どんな人だと思うか十兵衛が聞くと「うつけと聞いているがただのうつけではないな」と言います。

十兵衛は道三が信長を気に入っていたことを話し、さらに信長から目を離すなと言っていたと言います。

十兵衛は義輝のことを気にかけていました。大名同士の仲立ちもできない様子で、誰が国をたえらかにするのかわからなくなったと話す十兵衛。

その言葉を聞いた久秀は「わしもわからん。また戦になるかもしれないが、ならないかもしれない」と言います。

麒麟がくる19話の考察:京は戦国時代の縮図!

今回は義景の命で十兵衛が京へ行く話がメインでした。

9年前に足利義輝に会った際に義輝から麒麟の話を聞き、志を同じにする義輝が戻ったと聞き、京は安定していると想像していた十兵衛ですが実際は逆だったようです。

将軍よりも三好長慶が力を持ってしまっていました。

これは京に限った話ではなく、義輝が信長に今川よりも高い官位を与えると言った時に信長が微妙な顔をしたのがそれを物語っていると思います。

今までは官位を与えれば皆従ってたのに、もうやり方では通用しなくなっているということですね。

この時代はちょうど変化の時だったというのがわかります。

気になったのが、力を持っているのは三好長慶ですが実際に京を動かしているのは松永久秀という点です。

野心家の久秀ですから、このまま三好長慶の重臣でいるとは考えづらいです。

ここがどう動いていくのかも注目ですね。

あと今回は明智家を滅ぼした斉藤義龍も出てきました。

皆が自分を恐れて腹の中では何を考えているかわからない、と言った義龍はずっと孤独だったのですね。

嘘をつくことなく正直に生きる十兵衛を最後まで友だと思っていたということと、最期に義龍の本音が聞けてよかったな、と思いました。

麒麟がくる19話の感想:様々な展開が・・・。

冒頭の土田御前と信長の話は切なかったですね。

似たもの同士のふたりだからわかりあえるのかなと思いました。

自分でも力がないことに気づいている義輝が本当に切なかったです。

若いがゆえに周りの大人に振り回される可哀想な将軍様です・・。

今回一番胸を打たれたのがこのシーン。

あれほど認めなかった道三のことを最後に“父上”と呼ぶシーンに義龍の孤独を感じました。

まとめ

今回は十兵衛が京へ向かい、京の現状や尾張の現状がうかがえるお話しでした。

次回の舞台は駿河で、今川に人質として捕らわれていた竹千代こと松平元信が初初陣を果たすお話しです。

19歳の青年になった元信がどう成長したのか楽しみです。

ここは歴史的にも有名なお話しなので見逃せませんね。

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