【2020年】納豆が売り切れ・品薄なのは新型コロナウイルスが原因?効果や免疫力アップについても

「いつもはたくさん置いてある納豆が、ほとんどなくなっている!」と驚いた方も多くいるでしょう。

納豆の売り切れは、実は新型コロナウイルスとも関係があると言われています。

納豆にはどのような効能があり、新型コロナウイルスに納豆は効果的なのでしょうか?

本記事では納豆が品薄の原因や納豆の効果について紹介します!

スポンサーリンク

目次

【2020年】納豆が売り切れ・品薄なのは新型コロナウイルスが原因?

なぜ納豆と新型コロナウイルスに関係してくるのでしょうか。

発端はある番組で「ヨーグルトや納豆は免疫力を向上させる」という旨の報道でした。

「新型コロナの予防に発酵食品は効果的か」というテーマで、ヨーグルトや納豆が紹介されたのです。

「ヨーグルトや納豆が売れている」という内容もあり、ますます影響されたのでしょう。

と言っても、コロナ予防に効果的、というわけではないことは伝えられています。

専門家によれば、あくまで納豆などの発酵食品は免疫力を向上させるのに効果的なのだそう。

しかし、「早く買わないと」「無いよりはマシだ」という心理が働いてしまうのが人間の癖なのです。

納豆をよく食べる茨城県内からコロナ感染者が出ていないことも、品薄の原因の一つでしょう。

 

納豆の効果や免疫力アップについて

納豆が品薄になったのは、専門家が免疫力向上に効果的と伝えたことも要因となっています。

では、実際に納豆にはどのような効果があるのでしょうか?

納豆の効果や免疫力がなぜ向上するのか、について触れていきます!

 

納豆の効果

納豆は大豆を発酵させた食品で、大豆は元々健康に良い食べ物とされています。

大豆には以下の栄養素と効果が含まれており、納豆の効果でもあるのです。

タンパク質:血液や筋肉など、身体のほとんどを構成する重要な栄養素
大豆イソフラボン:女性ホルモンと似て、美容や骨粗しょう症の予防などにも効果的
大豆レシチン:脳内伝達物質や善玉コレステロールも増やす、肝機能を活性化させるのに効果的
大豆サポニン:抗酸化作用があり、脂肪や悪玉コレステロールの酸化を抑制

以上の栄養に加えて、納豆には次のような成分や効果があります。

納豆菌:大豆と合わせることで、ビタミンKやナットウキナーゼなどを作る
ビタミンK:出血を止める作用や骨を形成するタンパク質を活性化させる効果あり
ナットウキナーゼ:脳梗塞や心筋梗塞の原因である血栓を溶かして、血流を良くする効果あり

納豆菌は乳酸菌を増やし、腸内環境を整え、消化吸収をスムーズする効果あり
レバン:アレルギー抑制作用あり
ポリアミン:細胞を正常に保つことで老化を防止するだけでなく、動脈硬化を抑制する効果もあり

つまり、納豆の中には多くの健康効果があり、天然の健康食品とも言える程なのです。

では、納豆は免疫力アップにもつながるのでしょうか?

納豆で免疫力アップ

そもそも「免疫力」とはなんでしょうか?

免疫力とは、菌やウイルス、細菌などに対する体の抵抗力のことです。

免疫力を上げる方法として、基本的に次の3つが挙げられます。

 

腸内の善玉菌を増やす

腸は口を通して様々な物が運ばれてきます。

また、腸を体内の「トンネル」と考えるなら、体内にありながら「外」に最も近い器官です。

そのため、腸内には白血球などの免疫細胞の半分が配備されています。

加えて乳酸菌などの善玉菌も、腸内の健康状態を維持するのに非常に活躍しているのです。

因みに善玉菌が悪玉菌より多いと免疫力も高まるのですが、詳しい仕組みは分かっていません。

 

代謝を上げる

代謝とは体内における化学的な変換とエネルギーの変換のことを指します。

入浴などで体温を上げたり、運動したりすることで代謝を上げることが可能です。

また、筋肉量の増加や栄養摂取を心掛けるだけも基礎代謝の向上させることができます。

 

自律神経を整える

身体は自律神経である交感神経と副交感神経に従って機能しています。

頑張る時は交感神経を、休む時は副交感神経が優位になって、身体の機能を調節するのです。

つまり、自律神経が乱れれば、自然と身体の調子も崩れやすくなります。

自律神経を整えることが、免疫力を直接的に向上させるわけではありません。

しかし、健康維持のためには重要の条件のため、ないがしろにしてはいけないのです。

納豆は善玉菌を増やし、代謝を上げることで免疫力を上げることができる!

 

納豆は以上のように良い影響を与えてくれます。

納豆は善玉菌である乳酸菌が含まれ、ヨーグルト同様、整腸作用があるのです。

納豆菌は乳酸菌などの善玉菌のエサになるため、善玉菌の増殖を促してくれます。

加えて、納豆にはタンパク質が多く、食べると体内で熱を作り、代謝を上げることが可能です。

納豆は血液をサラサラにする効果もあるため、血行が良くなり、基礎代謝も自然と良くなります。

 

しかし、免疫力は一朝一夕に向上するものではありません。

「納豆を食べていればいいよね」と考えるのは間違いですので、注意しましょう。

健康的な生活リズムと食事に加えて、納豆を食べると更に免疫力が高くなる、という話です。

納豆による免疫力アップは確かに期待できます。

テレビで専門家が「免疫力アップに効果的」と言ったのは正しいのです。

しかし、納豆に頼りすぎれば、栄養の偏りで体調の崩れに繋がることもあります。

食事による免疫力の向上は、焦らずに考えながら実施するのが適切です。

買いだめなどにより、周りの住民の健康的な食事生活に影響を与えないよう、気をつけましょう。

 

新型コロナウイルスに効果があるかは不明

さて、納豆がコロナウイルスに効果があるのかについてです。

結論として、納豆が新型コロナウイルスに効果があるとは誰も言っていません

あくまで、免疫力を上げるのに効果的な食材である、ということだけです。

治療法が確立されてはいませんが、健康であれば死に至るほど重い病気ではありません。

病院対応できる人数には限界もあるため、今は自分の健康を自分で管理することが大切です。

免疫力は腸がカギだ、とも言われますので、発酵食品などを食事に取り入れることをオススメします。

日々の生活を改善すれば、免疫力は上げられますので、情報に踊らされないよう注意しましょう。

adsense

スポンサーリンク

まとめ

本記事では、納豆の品切れや品薄の原因や納豆の効果や免疫力との関係について紹介しました。

納豆は安いうえに健康的にも十分魅力的な食材のため、長い間人気のあるのでしょう。

品薄になったのも、安いためにまとめ買いがしやすいのも原因だったのかもしれませんね。

これを機に、納豆を食べる人が増えるのなら、きっと悪いことではないでしょう。

しかし、日頃から納豆を食べる人にはたまったものではありません。

納豆がなくても生きることはできますが、今はコロナウイルスによって社会がピリピリとしています。

食事だけでもいつも通りであることで、ストレスは少なくなるはずです。

もし、テレビで免疫力が上がると言われても、周りの人々のことも考えて慎重に動きましょう。

スポンサーリンク

関連記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください