掃除機を深夜にかけるのは迷惑で苦情になる?真夜中に掃除や片づけをする方法

マンションやアパートに住んでいると夜の掃除に困ったことはありませんか?

朝は仕事の支度で忙しく、帰る頃には外は真っ暗です。

騒音で近所の迷惑にならないか心配で、掃除機も使いにくいですよね。

「真夜中に掃除機って使うのは、やっぱり迷惑なのだろうか」、「夜間はどんな掃除や片付けが適切か知りたい!」

本記事では、実際に深夜の掃除機が迷惑になるのかについて調べました。

真夜中に掃除や片付けをする方法についても紹介します!

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目次

掃除機を深夜にかけるのは迷惑で苦情になる?

深夜の掃除機はやっぱりうるさいと感じる人が多い!

夜間に掃除機をかけなくてはいけない事情を理解できる人はいるはずです。

皆忙しいのですから。

しかし、アパートやマンションは壁が薄いこともしばしばあります。

もし上下左右の部屋で、21時以降に掃除機をかける音が聞こえたら、どう思いますか?

事情を察することはできても、いつでも我慢できるとは言い切れませんよね。

Twitterなどのネット上でも、深夜に掃除機をかけられて全く気にしない人は見つかりません。

「夜中にシャワーを浴びるたびに、苦情が来る」という話さえあります。

足音で苦情が来るケースもあるのです。

足音でさえ気になるのですから、掃除機はもってのほか、と考えるのが妥当でしょう。

 

掃除機の音は、昼夜問わず「騒音」レベル

掃除機の音は60~70デシベル程度といわれています。(デシベルは音の強さの単位)

環境省が決めた「騒音」は、昼間(6時~22時まで)でも50~60デシベル以上です。

夜間(22時~6時)では、40~50デシベル以上で、掃除機の音は「騒音」認定されます。

ただし、あくまで「望ましい基準」とされるため、「騒音」でも違法にはなりません。

その代わり、苦情になっても仕方がないレベルと言っていい音の強さとは言えます。

夜間は帰宅した人が多く、車通りも少ないため、昼間よりも苦情になりやすいです。

 

掃除機を使うのは昼間に限定するのが賢明といえます。

具体的には、8時頃から遅くて17時頃でしょう。

朝早すぎても、寝ている人が多いので、苦情になり得ます。

夜は帰宅する人が増えるため、就業時間終了頃である17時までが限界でしょう。

周りの部屋の電気がどれだけついているか、で判断するのもいいかもしれません。

しかし、暗くなったら掃除機は使わないのが無難です。

では、掃除機を使わずに、掃除や片付けをするにはどのような方法が適切なのでしょう。

 

真夜中に掃除や片づけをする方法

掃除機を使わずに掃除するなら、ホウキか、フローリングワイパーが静かで適切です。

いっそのこと、片付けだけで終わらせるのも時には良いでしょう。

それぞれの掃除方法について説明します!

 

掃除機は使わないでホウキでする

ホウキには掃除機にないメリットがたくさんあった!

ホウキは原始的な掃除方の1つですが、性能は掃除機に負けていません。

静かに掃除できるうえに、軽くて電気代もかからず、小回りが利きます

掃除機のように、コンセントにつなぐ必要もなく、活動範囲も制限されません。

また、用途に合わせて、異なるホウキを使うと効率的な掃除ができます。

例えば、手のひら程の小さなホウキがあると、床の溝の埃やゴミにも対応できます。

掃除場所と顔が近いので、見えにくい埃やゴミまで拾うことが出来るのです。

高い所は、柄の長いホウキに湿ったタオルを巻き付けて掃除することで、埃も舞いにくいです。

しかも、掃除機よりも置き場所に困らない薄い形が便利ですよね。

水に濡れても安心なので、掃除機よりも使い勝手は良いかもしれません。

ホウキのメリット
・静か、軽い、安い、小回りが利く
・細かい埃やゴミに強い
・作業をすぐ始められる
・動ける範囲が縛られない
・置き場所に困らない
・水に濡れても壊れない

掃除したいときに、手間なく、すぐに掃除できるアイテム、それがホウキです。

ただし、掃き掃除が適当ではいけません。

掃き掃除の仕方についても学んでおきましょう。

 

ホウキの掃除の仕方

ホウキは扱いやすいですが、上手に掃かないとなかなか床をキレイにできません。

まず、掃き掃除は部屋の掃除の最後にする行為です。

天井や壁、家具をモップや雑巾で掃除した後に行います。

先に掃き掃除をすると、家具や天井の掃除でまた床に埃がついてしまうからです。

掃くときは、ホウキの両端も使って、優しく掃くようにすると傷みにくいでしょう。

また、部屋の奥から出口、端から中央に向かって、小さな動きで掃きます。

効率よく綺麗にするには、掃除場所を区画に分けるのがオススメです。

手順は以下の通りにやるといいでしょう。

1.部屋をいくつかの区画に分ける
2.区画ごとに掃く
3.区画ごとにゴミをまとめ、ちり取りでゴミを片付ける
4.部屋の奥の区画から、出口近くの区画に向かって移動しながら2.と3.を繰り返す

 

区画を超えてゴミを1箇所にまとめると、ゴミが周辺にまた散ってしまいがちです。

また、ちり取りの縁に沿って残るゴミは、濡れたティッシュなどで拭くと取れます。

最後に、部屋全体を軽くコロコロや濡れたモップで掃除すると完璧でしょう。

使い終わったら、ホウキ自体の掃除も大切です。

水洗いなどをして形をクシで整えると、性能も落ちにくくなります。

保管は、吊るして地面に掃く部分がつかないようにすると形も崩れにくいです。

ホウキ掃除のルール
・天井や壁、家具を掃除した後に掃き掃除をする
・ホウキの端全体を使って優しく、小さく掃く
・部屋の端から中央、奥から出口に向かって掃く
・いくつかに部屋を分けて、区画ごとにゴミを片付ける
・掃き終わったら、コロコロや濡れたモップで掃除すると完璧
・ホウキ自体を綺麗にし、形も整えておくと長持ちする

掃除機は使わないでフローリングワイパーのみ使用する

フローリングワイパー1つでさまざまな掃除が可能に!

ホウキも魅力的でしたが、フローリングワイパーも便利です。

ホウキ同様、軽くて、収納もしやすく、電気代はかかりません

雑巾で拭くよりも手が汚れず、柄も長いため、運動量は少なめにできます。

何より、どこかに強くぶつけなければ、ホウキよりも音を立てません。

シートを変えるだけで乾拭きや畳の掃除もでき、1つあれば十分役立ってくれます。

埃やゴミを絡めとるので、埃が舞わないのも良いところです。

忙しくて水拭きまではなかなかできない状況では、とてもありがたい存在でしょう。

シートを付ける部分はとても薄いため、家具の下の狭い隙間にまで掃除可能です。

家具を移動する音も発生させないので、より静かな掃除ができます。

フローリングワイパーのメリット
・静か、軽い、安い、収納に困らない
・手が汚れにくい
・狭い隙間も拭ける
・シートを変えることで、乾拭きも水拭きもできる
・埃が舞いにくい

時間はないけど、乾拭きと水拭きを軽くしたいときに、便利な掃除道具です。

実はフローリングワイパーにも使い方にコツがあるといいます。

 

フローリングワイパーの使い方

フローリングワイパーを使う時も、力は込めずに、撫でるように床を滑らせます。

押し付けるとシートの繊維がつぶれて、絡めとれる汚れが減ってしまうそうです。

ヘッド部分の凸凹に沿って汚れが集中している時は、強く拭きすぎかもしれません。

 

また、ホウキ同様、部屋の奥から出口に向かって掃除します。

掃除しやすいように、壁と家具の隙間を調整すると楽に掃除できますよ。

ヘッドの1辺が常に前になるように拭くと、ゴミが取り残されにくいです。

ペンキを塗る時のように、掃除した床を踏まないようにかけると最も丁寧でしょう。

シートとヘッドの間にプチプチ(気泡緩衝材)を挟むという裏ワザがあります。

シートが床に触れる表面積が増えるため、より無駄なくシートを使えるのです!

一度やってみても損はないでしょう。

 

フローリングワイパーは、床だけでなく、シートを変えれば、窓や畳も拭けます

高い位置の窓を拭くにはもってこいです。

畳は水拭きが苦手なので、頻度は少なめにしましょう。

使い終わったシートの端は比較的綺麗なため、ちょっとした水拭きとして再利用できます。

フローリングワイパーの使い方
・力を抜いて、軽くかける
・部屋の奥から出口に向かってかける
・部屋の配置をヘッドの大きさに合わせると掃除しやすい
・1辺だけが前を向くようにかける
・窓や畳も掃除できる
・プチプチをヘッドとシートの間に挟むとより無駄なくシートを使える

 

物の片付けのみをする

静かすぎて動くのも躊躇する、というほどであれば、部分的な片付けで終えましょう。

日頃から片付けられなかった細かい作業がオススメです。

年末の大掃除ほどの整理でなくても、生活環境が整えば上出来でしょう。

黙々と作業するので、書類や服、小物の整理はよく捗ります。

日頃から溜まった書類や服の分別について、じっくりと考えましょう。

捨てる時は、袋にまとめると音が大きくなりがちですので、箱にまとめておきます。

書類でも服でも、その日に片づけるものは1種類だけにすると集中しやすいです。

部屋に散らばった小物や服を元の位置に戻すのも、音が出にくいでしょう。

元の位置に戻す片付けは、1日に1部屋だけに絞ると静かです。

片付けを少しでも進めることで、次の日の掃除の短縮につなげられます。

真夜中だからと諦めずに、コツコツと片付ければ、明日は少しスッキリできるはずです。

深夜の片付けのポイント
・片付けだけする時
・小物や書類、服の整理などがオススメ
・部屋の片づけは活動範囲や片づける対象を絞ると静か
・掃除できなくても、片付けは簡単にでもすると次の日が楽

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まとめ

本記事では、真夜中に掃除機をかけると迷惑か、夜間の掃除方法について紹介しました。

マンションやアパートは音が漏れやすいため、掃除や片付けには注意が必要です。

部屋が壁を通してつながっているので、振動による音も響きやすいです。

自分が考えているよりも、周りは音を気にしていると考えてよいでしょう。

マンションやアパートでは掃除機を使いづらいのが現実です。

掃除機がなくても、部屋を掃除することは十分にできます。

掃除機を使わない掃除に慣れておくと、騒音による苦情で困ることも減るはずです。

掃除や片付けは、こまめに、少しずつ行うことで、埃やゴミも発生しにくくなります。

そうすれば、掃除機は休みの日の昼間に部屋全体にかける程度の頻度で十分なはずです。

あなたの生活が少しでも、自分の音に怯える日々から解放されるよう、願っています。

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