天空の城ラピュタを見ているといつも不思議に思っていたロボットの存在があります。
ラピュタの劇中のシーンの中で、ロボットが庭の中の動物を肩に乗せて歩いているシーンとか、鳥の巣を保護する為に見回りしていたり癒されます。
ロボット兵は他にも頭部からレーザーを出して辺り一帯を焼け野原にしているのも印象強く残っている方も多いのではないでしょうか。
今回は天空の城ラピュタに出てくるロボット兵について調査してみました。
[ad#1]目次
ラピュタのロボット兵の名前や特徴・種類
天空の城ラピュタのロボット兵はとても印象に残りやすいデザインをしています。
天空の城ラピュタに登場するロボット兵は1種類だけでなく、いくつかの種類があります。
ラピュタのロボット兵の名前や種類・特徴についてまとめてみました。
ラピュタのロボット兵の名前
ラピュタのロボット兵ですが、ロボット兵は特に名前がありません。
パズーやシータがラピュタに到着して会うロボット兵(花を持っていたロボット兵)でさえも名前はありません。
映画の中ではただ「ロボット」や「ロボット兵」と呼ばれているだけです。
なお、ラピュタのロボット兵は宮崎駿監督の映画「ルパン三世 カリオストロの城」に出てくるロボットと同じデザインです。
しかし、ラピュタに出てくるロボット兵には名前がありませんが、ルパン三世のカリオストロの城に出てくる、このロボット兵には「ラダム」と言う名前があります。
ラピュタのロボット兵の名前がないのに関して宮崎駿監督は「ルパン三世」で同じデザインを使っている理由は「ロボットと分かればよいので、新しくデザインしなかった」という内容の話されています。
過去の作品に登場しているものを同じデザインで登場させているのであれば、あえて名前を付けなかったのかもしれませんね。
ラピュタのロボット兵の特徴
ラピュタのロボット兵は、
・身長は、約3.5メートル(大人二人くらいな程度)
補足:ジブリ美術館にディスプレイされているロボット兵の身長は、約5メートルの物です。
・体重は、238kg
・材質は、形状記憶弾性ハイセラミック
この材質の事を宮崎駿監督は現時代にはない再現できないまか不思議なものとして描かれたのかもしれません。
ラピュタのロボット兵の種類
ロボット兵には2種類タイプがいます。
①飛行戦闘用
・胸にラピュタ王国の紋章があります。
・腕部分には飛行用の突起物があります。
・茶色
ロボットの身体全体が茶色で、腕の突起物から翼みたいなのが出て飛ぶ事が出来ます。
劇中では、ゴリアテを奇襲していたのはこの飛行戦闘タイプです。
顔の部分からビームの様なものが大小出ます。
映画では、このレザービームを放ち草野原を焼いてしまう場面があります。この時に、ムスカ率いる一味からロボット兵がシータを守るシーンがあります。
②見守り用ロボット(園丁用ロボット)
・胸にラピュタ王国の赤色の紋章があります。
・腕部分に突起物がなく飛ぶことはできない。
・緑色
劇中に出てくるお墓に花をたむける庭園を見守っているタイプのロボット兵です。(※攻撃してくるタイプと外見はほぼ同じですが、庭園にいるタイプの腕には飛行する為の突起物がありません。突起物がないことから庭をラピュタの庭園内を守るだけのロボットの様です。)
劇中にシータとパズーがラピュタの庭の中に着陸してロボットが二人の乗ってきた乗り物を移動させたはこ庭園の見守りタイプです。
二種類のロボット兵の最後の登場シーンについて
映画の後半部分で、シータとパズー手を合わせて「バルス」の破滅の呪文を言った後に城の下の部分が壊れ、同時に飛行戦闘用のロボット兵達も壊れてどんどん落ちていきます。
庭を見守るタイプは、城と共にどんどん上空へ行くラピュタ王国の庭園の上を歩いているのが最後のシーンとなっています。
ロボット兵でもたどる運命が違います。
これは憶測でしかないですが、「バルス」という破滅の呪文は平和のための呪文で、ラピュタが被害をもたらすものに関してはすべて破壊する力を持っている呪文であるが、被害を与えない(平和的な)ものは破滅させない力があると思われます。
ラピュタのロボット兵とナウシカの巨神兵について
時々「ラピュタ」のロボット兵を「風の谷のナウシカ」にと登場する巨神兵と間違えられる方もいますが全く違います!
サイズと作られた目的が違います。
ナウシカに登場する巨神兵身長75メートで、作られた目的は「文明発展によって汚れた世界を一旦リセットする為」です。
ラピュタのロボット兵は王国を守るため、巨神兵は破壊をコンセプトに作れました。
巨神兵とロボット兵をデザインした方は同一人物で、有名なアニメーション「新世紀エヴァンゲリオン」の原作者の庵野英明さんです。
デザインが似ていることも納得できますね。
[ad#3]ラピュタのロボット兵の元ネタやモデル
元ネタとされているのは、フライシャーというアニメーターによるアニメーション「スーパーマン」から宮崎駿監督がインスパイヤーされたようです。
ですがロボット自体のデザインは全く別物です。
なお、先程も紹介しましたが、ラピュタに登場するロボット兵はモデルは宮崎駿監督の映画「ルパン三世 カリオストロの城」に出てくるロボットとほぼ同じです。
このことに宮崎駿監督は下記のように述べています。
[ad#2]「ルパン三世」で同じデザインを使っている理由は「ロボットと分かればよいので、新しくデザインしなかった」
まとめ
今回は「ロボット兵の名前や種類・特徴まとめ!元ネタやモデルについても」についご紹介してきました。
ラピュタ王国のロボットには2種類がある事が分かりましたね。
特に庭園にいるタイプのロボットと飛行戦闘タイプには突起物と紋章と色の違いとそこまで詳しく分類されています。
気づいてなかった!という方は、今度詳しく見てみるようにしてください。
ラピュタの映画の細かさま、凄さまで感じることができると思います。
コメントを残す