君の膵臓をたべたいのアニメや原作・映画の簡単な違いは?感動ポイントも紹介

「君の膵臓をたべたい」といえば、浜辺美波さんと北村匠海さん主演で2017年に公開された映画を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

実はこの映画は、住野よるさん作の青春小説が原作で、2018年にはアニメーション映画も公開されています。

今回は、アニメ・原作・実写版の違いや感動ポイントについてまとめていきたいと思います。

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目次

君の膵臓をたべたいのアニメや原作、映画との簡単な違い

君の膵臓をたべたいのアニメや原作、映画とのそれぞれの簡単な違いを紹介していきます。

未来の僕の描かれ方

まずは、未来の「僕」の描かれ方の違いです。

アニメ

アニメでは、1年後の「僕」の姿が描かれています。

桜良の遺書を読んだ恭子が、「僕」に対して激怒してその場を後にします。

しかし「僕」は恭子のことを追いかけ、彼女に「友達になって欲しい」と伝えると、恭子の答えを聞く前にエンドロールに入ります。

そして「僕」と恭子の二人が一年後、一緒に桜良の墓参りをしているシーンで幕を閉じました。

映画

実写映画では、12年後の「僕」の姿が描かれています。

大人になった主人公の「僕」・志賀春樹を小栗旬さんが演じています。

また、親友である恭子を演じたのは北川景子さんです。

恭子が結婚相手であるガム君(演・上地雄輔さん)が結婚式を挙げるところに、「僕」がやって来ます。

そして恭子に、桜良が綴った手紙を渡して、それを呼んだ恭子が涙します。

これらのシーンはすべて実写オリジナルです。

原作

原作では、1年後の未来の「僕」の姿が描かれています。

アニメのクライマックスシーンは、これを基に制作されました。

また、実写版にあった結婚式のシーンはないものの、桜良の「遺書」自体は最後のページに描かれています。

実写版に登場する手紙はこの「遺書」から引用されました。

3つそれぞれ違った良さがありますが、やはり主人公の「僕」のその後が気になる人も多いと考え、アニメや実写版では未来の姿が描かれたのかもしれません。

星の王子さま

次は、サン・テグジュペリの小説「星の王子さま」の使われ方の違いです。

アニメ

アニメでは、桜良が「僕」を家に呼ぶための口実として渡します

これは原作にある展開と同じです。

映画

実写映画では、序盤で桜良から「僕」にこの本を貸すシーンがあります。

また、映画の冒頭で国語教師になった未来の「僕」が「星の王子さま」を題材に授業をしているシーンがあります。

ちなみに、桜良の元カレが「星の王子さま」を盗むシーンがありますが、原作ではしおりを盗みます。

原作

前述したとおり、アニメと原作は同じように「星の王子様」が使用されています。

どのパターンでもそこまで内容に影響はないとは思いますが、実写映画では国語教師になった「僕」のシーンがあることから、桜良と繋がる「星の王子さま」を序盤で出したと考えられます。

山内桜良の僕への恋愛感情

最後は山内桜良の「僕」への恋愛感情の違いです。

アニメ

アニメでは、桜良は「僕」を異性として意識して、恋愛感情に近いものを持っていると考えられるような描写があります。

映画

実写映画では、桜良と「僕」はあくまで仲の良い友人という設定です。

ただ、特別な存在ということは間違いないでしょう。

原作

原作では、桜良は「僕」に恋愛感情を抱いていました

「恋をしてると思ったことがある」、「キュンとしたことがある」というような、桜良の想いが書かれています。

悲恋ものは涙することが多いですが、友人関係として描かれた実写版も感動の話題作となりました。

友人という関係だからこそ多くの共感を呼び、ヒットの一つの要因になったのかもしれません。

感動するポイント

続いては「君の膵臓をたべたい」の感動するポイントについて、それぞれ紹介していきます。

前の見出しでもまとめたように、シーンの有無や設定の微妙な違いから、感動のポイントが変わってきます。

アニメ

アニメの感動ポイントは、「僕」が入院の長引いてしまった桜良と一緒に病院を抜け出して花火を見に行くシーンです。

「僕」は桜良の病気について心配しますが、彼女は平然として、寧ろ「僕」が心配してくれることを喜ぶというシーンです。

このシーンで、劇中歌であるロックバンドsumikaが歌う『秘密』が流れ、観客の感動を呼びます。

音楽というのは原作では表現できない、映像作品の良いところですね。

映画

実写映画の感動ポイントはやはり、オリジナルである恭子の結婚式シーンではないでしょうか。

小栗旬さんや北川景子さんなど、一流の役者さんたちの演技力も相まって、泣けるクライマックスになっています。

原作

原作の感動ポイントは、桜良と「僕」がお互いに「君の膵臓をたべたい」というメッセージを送り合うシーンです。

身体の悪い部分と同じ部位を食べることで病気が治る「同物同治」の考えから、桜良がこの言葉を口にしており、作品の印象的なタイトルにもなっています。

二人がお互いを大切に思う故に、この言葉を送り合うシーンに涙するファンも多いです。

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まとめ

今回は「君の膵臓をたべたい」のアニメ・映画・原作の違いと、感動ポイントについてまとめました。

筆者はこの作品に限らず、映画やアニメなどの映像作品から入ることが多いのですが、原作との相違点などを考えると、やはりすべての形態を体験する価値があると思いました。

特に「君の膵臓をたべたい」については映画の印象が強いので、改めて原作を読むことでその違いを楽しみたいです。

 

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