【天気の子】須賀圭介の妻(明日花)の死因は?晴れ女で人柱や馴れ初めについても

今年7月に封切りになってから早くも130億円の興行収入を達成した、新海誠監督の最新作「天気の子」

2021年、異常気象で長雨の続く東京を舞台に、森嶋帆高と天野陽菜の2人が困難に立ち向かっていく感動のストーリーが話題になっています。

伏線がありつつ、作品内で語られないことが多いため、観客の想像をかき立てる数々のしかけがあります。

今回は中でも、須賀圭介の亡き妻・須賀明日花についてご紹介します。

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目次

天気の子の須賀圭介の妻(明日花)の死因

「天気の子」は帆高陽菜の2人が主人公となって進む物語ですが、非常に重要な役割を果たしている登場人物がいます。

その一人が、編集プロダクション・有限会社K&AプランニングのCEO兼ライターを務める須賀圭介です。

陽菜のために自らを顧みずに奔走する帆高に対して、「大人になれ」など対照的な態度を終始示し続ける人物です。

しかし、最後には帆高の懸命な姿に心動かされ、帆高を助けるという大きな役割を果たします。

須賀圭介のこのような判断の裏には、須賀圭介自身にかつて愛した女性がいたということが大きいようです。

 

須賀圭介も帆高と同様に、10代で家出をして上京してきます。

そこで、明日花という一人の女性に出会い、大恋愛の末に結婚をし、一人の女の子をもうけます。

しかし、作中ではすでに明日花は亡くなっており、一人娘の萌花とは別々に暮らしています。

明日花の死因について、須賀圭介の姪・夏美から事故死であったことが明らかにされます。

詳細については語られませんが、明日花が亡くなったことで、須賀圭介の心境や暮らしに大きな変化があったことは間違いありません。

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天気の子の須賀圭介と明日花の馴れ初め

須賀圭介と明日花が出会うきっかけとなったのは、須賀圭介の家出です。

須賀圭介が家出し、東京にやってきたことで明日花と出会うことができました。

二人がどのように愛を育んできたのかは作中では言及されていませんが、お互いに信頼しあい、愛情深く生活してきた様子は随所で窺うことができます。

例えば、須賀圭介が経営するK&Aプランニングの名称であるK&A

KEISUKE & ASUKA

これは須賀圭介と明日花の名前の頭文字をそれぞれとって名付けられたものだと分かります。

 

また、作中では須賀圭介が薬指に2つ指輪をはめていることが確認できます。

この指輪の一つは、明日花の結婚指輪だと考えられます。

亡くなって数年経っても、未だに心の中では明日花と結婚していると思っている須賀圭介の思いが垣間見えます。

須賀圭介の明日花に対する変わらない深い愛情を感じることができます。

そんな明日花ですが、「天気の子」を鑑賞した方の中で、実は陽菜の前の晴れ女で人柱だったのではないか、と考察されています。

須賀明日花が晴れ女で人柱の前任者なのかを考察

作中では、須賀圭介の姪・夏美によって、明日花の死因は事故死だと語られていますが、本当は晴れ女として人柱になり、犠牲となったのではないかと言われています

作中ではそのようなことは一言も触れられていませんが、なぜそのような考察がなされているのか、特に注目すべき2つの点を紹介します。

まず、安井刑事に事情聴取される場面で須賀圭介は涙するのですが、ここに深い意味を見出すことができます。

映画版では急に涙し、若干心情を読み取りにくいシーンになっていますが、小説版ではその時の須賀圭介の心情にふれられています。

小説版では、涙した時の須賀圭介の心情を俺にもかつてはいたのだ。明日花。もしも、もう一度君に会えるのだとしたら、俺はどうする? 俺もきっと――。と描写しています。

明日花は事故死なので、須賀圭介の判断次第で運命が変わったかとは言いにくいと思います。それでも、

「俺もきっと――」と言っていることから、もしかしたら帆高と同じ状況、つまり愛する人が晴れ女として人柱となってしまうという状況を経験したことがあったかもしれないと考えることができるのです。

加えて、晴れ女が古くから存在しているらしいという設定が、さらに明日花の晴れ女説をまことしやかなものにしています。

須賀圭介と夏美が取材で訪れる気象神社で、古くから天気を司る巫女が存在しているという話を神主から聞きます

須賀圭介は科学的ではないと信用していない様子ですが、この伝承通りの体験を陽菜がしていることから、作品の世界ではそのような巫女が存在するのでしょう。

そうなると、過去に何人もの晴れ女がいたことになり、それが明日花であっても不思議がないと考えることができます。

明日花が晴れ女であるとは決して述べられていませんが、想像を広げて考えてみるとおもしろいかもしれませんね。

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まとめ

「天気の子」では晴れ女が一つのキーワードとして扱われます。

作中で実際には登場しない須賀圭介の妻・明日花ですが、その存在が「天気の子」の世界観を強固なものにし、さらに奥深いものにしていることは間違いありません。

ぜひ、みなさんもそれぞれに考察をしてみてください。

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