アラジン実写版はポリコレ過ぎてひどいし面白くない?つまらないと言われる理由の考察も

2019年に公開されたディズニー制作の実写版「アラジン」は1992年公開のアニメ版のリメイク作品です。

アニメの実写版は何かと比較されがちで、評価も厳しくりますよね。

ネットを調べると、

「実写はひどかった」
「つまらなかった」
「リメイクに失敗している」

という意見もあれば

「最高だった」
「何度も見たい映画!」

という高評価もあるようです。

評価が分かれてしまった原因や、「つまらない」と言われる理由を考察していきたいと思います!

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アラジン実写版をひどい、面白くないという評価

実写版アラジンは映画「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチーがメガホンをとり、脚本は「チャーリーとチョコレート工場」のジョン・オーガストが担当しています。

出演はメナ・マスードナオミ・スコットウィル・スミスほか。

不思議な魔法のランプを手に入れた青年が、貧しい生まれの自分の人生を変えようと奮闘する物語です

王女ジャスミンとの身分違いの恋や邪悪な魔術師ジャファーとの戦いの末に、アラジンがどんな風に成長するのかを歌やダンスを交えながら描かれています。

アメリカの老舗映画評論社 Rotten Tomatoesでは批評家からの評価は56%と低くなっています

感想や批評で多く上がってくるキーワードは世界観がめちゃくちゃポリコレ映画でした。

世界観が台無し

アラビアンナイトをモチーフにしたアラジンの世界なのに、なぜか衣装やダンス、街の雰囲気が「インドっぽい」ことに違和感を覚えた人が多いようです。

今回の実写化で最も話題を呼んだのが、ジーニー役のウィル・スミスです。

もとラッパーである彼の歌唱シーンはヒップホップ調でした。

魔法のランプの精というファンタジー設定がかき消されてしまったことを残念に思った方が多いようでした。

同じく、実写になったことでイメージが崩れたのは動物たちです。

「動物が可愛くない!」「リアルすぎて違和感がある」という声が見られました。

ジャスミン姫のペットの虎や、アラジンと仲良しの猿アブー、オウムのイアーゴなど、アニメ版ではデフォルメされたコミカルで可愛らしい動物たちが魅力的でした。

実写の動物はリアルすぎて馴染めないという意見が多かったようです。

気に入らないことがあると人を食べようとする虎の描写はファンタジー映画というよりホラー映画ですよね。

ポリコレ映画

この物語の主人公はあくまでアラジンなんです

実写版ではヒロインのジャスミンが目立ちすぎではないかという声が多く聞かれました。

アニメ版との違いとして、ジャスミン姫の心情が多く描かれています。

実写版の書き下ろし曲「スピーチレス」はジャスミンの胸のうちをさらけ出した曲で、これに「唐突すぎる」「主張に偏りを感じる」という意見がありました。

最近のディズニー映画の傾向として、女性の権利を訴える、独立したつよい女性像を表現しているものが多くなっています

男性に守られるだけではなく、自らの足で立つつよい女性像を描くことは、ファンタジー映画にそぐわなかったのではいか?と違和感の声があるようです。

政治的・社会的に中立で差別や偏見は許さないという「ポリティカルコレクトネス(ポリコレ)」の要素をファンタジー作品の中で押し出してしまったことで、「ファンタジーとして純粋に楽しみたい」という人に嫌悪された印象です。

アラジン実写版の観客動員数および興行収入

批評家の評価は低いですが、観客動員数や興行収入ではかなりの好成績を収めています

6月7日の公開日から41日目の7月17日で観客動員数は702万人、興行収入は100億円を突破しているんです。

これは「アナと雪の女王」や「アリス・イン・ワンダーランド」の公開37日目に次ぐディズニー史上二番目の早さでの100億突破です。

最終興行収入は121億6000万円となり、2019年の洋画興行収入ランキングは堂々の1位でした。

なぜこんなにも成績が良かったのかというと、クチコミ効果が大きかったのと、リピーターの獲得に成功しているからです。

アラジンはミュージカル映画ですから、美しい楽曲や色鮮やかな映像が魅力です。

SNSでは「歌ってみた動画」や「なりきり動画」などが多く投稿され、ファンの獲得につながっています。

また、「字幕版」と「プレミアム吹き替え版」があり、吹き替え版では人気俳優の中村倫也さんらがアフレコだけでなく美しい歌声も披露しています。

字幕版、吹き替え版どちらも楽しめることが何度も映画館に足を運ぶきっかけになったようです。

クチコミも「面白かった!」「歌声が素敵でうっとりした」など、高評価です。

アニメ版でも最も有名な、魔法のじゅうたんで空を飛ぶ「ホール・ニュー・ワールド」の流れるシーンの忠実な再現など、押さえるところはしっかり押さえられているということです。

また、アクション作品が得意なガイ・リッチー監督の手法で、アクションシーンに迫力があって良かったという意見も。

批判の多かったジャスミンの「強さ」を「かっこいい!」と支持する声もあったそうです。

駄作でつまらないと言われる理由を考察

「面白くないという評価」でも書きましたが世界観がめちゃくちゃでファンタジーに没頭しきれないというのが、駄作と言われる一因ではないかと思います。

ロマンティックで煌びやかなファンタジーの世界に、現実的な要素は不要ですよね。

アラブ世界なのに、インド風の衣装やダンスといった設定が西欧文化によるアジア文化への一方的偏見ではないかという声にも納得です。

欧米人から見た「ひとくくりのアジア」になってしまっていることや、アニメ版ではアラブの王子様だったジャスミンの花婿候補が実写版ではヨーロッパ出身の白人王子であることを考えても、差別的な要素が大きいのではないかという見方があります。

一方で女性の権利と独立を訴えるジャスミンの真っ直ぐさは、チグハグな印象うけます。

矛盾を孕んだ設定の世界観

「エンターテイメントとして素直に楽しみたい」
「何も考えずにファンタジーの世界に没頭したい」

という層には不評だったのだと思います。

アニメ版公開が1992年ですから、この27年間で変わった世界の情勢や時流に沿ってリメイクされています。

それが「ファンタジーとしての正当性」を欠くことになった一因でしょう。

批評には「監督への作品への愛が感じられない」という痛烈なものもありました。

27年前の作品を現代に合わせてリメイクした結果が、「つまらない」という評価につながったようです

ただ、あくまでアラビアンナイトの世界をモチーフにしているだけで「全て架空の世界であるファンタジー」だと受け入れられる方からは、

「ロマンティックで最高」
「楽しかった!」

の声が多いんです。

評価が分かれてしまった原因は、リメイク作品だからということです。

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まとめ

アラジン実写版が駄作でつまらないと言われる理由の考察をしました。

アニメの実写版やリメイク作品は、もともともファンがいる分どうしてもハードルが高くなってきます。

既存のファンにとっては「大事な作品を壊されたくない」という思いがありますし、リメイク作品が「改良品」になるのか「改悪品」になるのかは判断が分かれやすいと思います。

既存のファンや批評家からは低評価ですが、たくさんの観客を魅了したことは確かです。

もしリメイク作品ではなければ比べなければもっと楽しめたという方もいるかもしれませんね。

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