11月22日に「アナと雪の女王2」が公開され、早速多くの方が鑑賞したようです。
前作の「アナと雪の女王」の大ヒットに引き続き、今作もヒットが予想されています。
「アナと雪の女王2」のようにディズニー映画の中には、シリーズものや、ある作品の続編としてつくられたものも少なからずあります。
その中には前作に劣らずおもしろいものもあれば、きれいに終わった前作に対して蛇足的な印象を与えてしまい、つまらないという印象を与えてしまう作品もあります。
今回は、あえて「つまらない」と思われるディズニー映画の続編作品をご紹介します。
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目次
ディズニー映画の続編はつまらないという評価
ディズニー映画の超有名なタイトルの中でも、一般に知られていないだけで、実は続編がつくられている作品が多くあります。
超有名で人気のあるタイトルの続編の評価を見ることで、ディズニー映画の続編がどのような評価を受けているのか分かります。
ここでは、超有名タイトルの続編として、「シンデレラ」の続編「シンデレラⅡ」と、「アラジン」の3作目に当たる「アラジン 盗賊王の秘密」の二つのツイッター上での評価を見てみましょう。
まず、「シンデレラ」の続編の「シンデレラⅡ」について、
シンデレラ2はホントの駄作
— なつみ (@philosophy_0108) 2019年11月14日
と一刀両断のツイートをしています。
ほかにも、「シンデレラⅡは駄作らしい」といった趣旨のツイートをしている方もいて、「シンデレラⅡ」=駄作というイメージがあることが分かります。
次に、「アラジン」の3作目「アラジン 盗賊王の秘密」について見てみましょう。
アラジン見た直後の会話。「エンディングでジーニーがあっさり出掛けちゃって寂しい」「うん」「でも『ジャファーの逆襲』で帰ってくるし!」「そうだね」「『盗賊王の伝説』はイマイチだよね」「…なにそれ?」「三作目だよ、アラジンのパパが出てくる」「知らん」駄作すぎて記憶から抹消されたらしい
— 秋生 (@Akio_tama) 2011年11月15日
「アラジン」は続編に「ジャファーの逆襲」が制作されましたが、そちらはまずまずの興行成果を残していますが、「盗賊王の伝説」はあまり注目されませんでした。
そのことがよく分かるツイートです。
第3作目ともなると、どうしてもストーリーに似た部分が多くなってしまい、既視感が感じられて食傷気味になるのかもしれません。
「トイ・ストーリー」のように続編を重ねても、色褪せない作品もある一方で、人気タイトルの残念な続編も数多くつくられているようです。
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ディズニー映画の続編で最も面白くないタイトル
さて、ディズニー映画の続編は多くありますが、その中で個人的に最も面白くなくて残念に感じたタイトルをご紹介します。
それは、先ほどツイッター上での評価をご紹介した「シンデレラ」の続編「シンデレラⅡ」です。
「シンデレラ」と言えば、プリンセス映画の金字塔として世界中で知られている超人気作品です。
細かなストーリーまで覚えていなくても、あらすじは空で言えるという人も少なくないのではないでしょうか。
「シンデレラ」は不遇な境遇の少女が、魔法使いのおかげで王子様の舞踏会に参加することができ、そこで王子様に気に入られつつも、魔法が切れてしまうことでその場を去ることになるが、その時履いていたガラスの靴をきっかけに王子様が探し当て、2人は結ばれるというストーリーです。
かなりきれいにまとまった「シンデレラ」の続編、一体何が描かれたのでしょうか。
「シンデレラⅡ」では、シンデレラと王子様が結婚した後の出来事が描かれています。
オムニバス形式で、3つのストーリーが語られています。
日常的なユニークな内容ではありますが、どうしても「シンデレラ」と比べると劇的な出来事が起こらず、退屈な印象を受けます。
唯一、3話目の意地悪だった継母の娘のアナスタシアがパン屋の主人に身分違いの恋をする、という話が「シンデレラ」で描かれた階級社会における恋と問題がかぶり、純愛でおもしろいのですが、オムニバスという構成上、食い足りない長さで展開してしまっています。
個人的には、「シンデレラ」では女性の方が身分の低い恋を描いていたので、「シンデレラⅡ」ではその反対の、男性の方が身分の低い恋を対照作品として、しっかりと見てみたかったという残念さがあります。
そういった退屈さ、前作とのつながり、もっと見たいものが省略されて描かれてしまったという残念さから、「シンデレラⅡ」を最も面白くないディズニー映画の続編タイトルに選びました。
ディズニー映画の続編でつまらないランキング
最後に、個人的なディズニー映画の続編の中のつまらないと思う作品ワースト3をご紹介します。
あくまで個人的な感想ですので、ファンの方はどうかご容赦ください。
ワースト3位:「リトル・マーメイド」の続編「リトル・マーメイドII Return to The Sea」
これは、アリエルの娘とアースラの妹の話なのですが、その敵対構図が前作と同様で、個人的にはもっと人魚が抱えるほかの問題を見たかったなという印象を受けました。
音楽や絵は可愛らしいだけに、世界観を広げるような内容を期待したかったところです。
ワースト2位:「カーズ」の続編「カーズ2」
「カーズ」は車が考えて行動するという奇抜なタイトルで、現在3まで制作されている人気シリーズです。
「カーズ2」では、友情や努力が語られるのですが、なぜこのテーマを「カーズ」で扱ったのか、そこに違和感を覚えました。
というのも、「カーズ」では車社会の問題に関わる内容で、車が主人公であることに必然性を感じたからです。
「カーズ」が納得できる設定だったからこそ、「カーズ2」の残念さが目立ちました。
ワースト1位:「シンデレラⅡ」
理由もすでに述べた通りですが、退屈な日常の描写と「面白そう!」と感じた部分にあまり時間が割かれていなかったことに非常な残念さを感じました。
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まとめ
ディズニー映画の続編の中には、前作を超えるほどの面白さをもつ作品もありますが、中にはちょっぴり残念さ作品もあります。
観客としては、前作では描き切れなかった部分を続編で見たいはずですから、その期待と異なる内容だと面白くないという印象を受けてしまうように感じます。
これから公開されていくディズニー映画の続編も、前作との関わりをしっかり見ていくことで、面白い・面白くないの評価が分かれていきそうです。
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