アナと雪の女王2(以下、アナ雪2)はエルサの魔法の力はなぜ与えられたのかが解き明かされる物語です。
最後まで見ればエルサの正体が実は第5の精霊であったということがわかります。
この記事ではエルサの正体がなぜ第5の精霊なのか、エルサの最後やその後どうなるのかについて考察していきたいと思います。
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目次
アナと雪の女王2(アナ雪2)のエルサの正体は第5精霊?
アナ雪2では、エルサは謎の声に呼ばれてアレンデールを離れ旅に出ます。
訪れた魔法の森の入り口には大きな4つの岩があり、4つの精霊を表すマークが彫ってありました。
風、火、水、地を司る精霊のマークです。
実は同じマークがアナとエルサの母イドゥナ王妃の形見のスカーフにも描かれています。
マークは4つですが、中央にもう一つの精霊のマークがあるものが完成形なのです。
その事実を魔法の森に住むノーサンドラのハニーマリンから聞いたエルサは、さらに北に向かいます。
全知全能の伝説の川、アースハランのドームにエルサが入った時、4つのマークの中央に突然第5のマークが出現し、雪の紋章の形が完成します。
これこそが、エルサが第5の精霊である証となります。
ノーサルドラはアレンデール王国の北に住んでいた人々ですが、アナとエルサの祖父のルナード国王の統治下で争いが起こり、怒った精霊によって霧の中に閉じ込められてしまいました。
争いの中で負傷したアグナル王子(アナとエルサの父)を助けたのはノーサルドラのイドゥナでした。
その様子を見ていた精霊は、生まれてくる子(エルサ)に魔法の力を与えます。
エルサの魔法は、仲違いしてしまった両国を取り持ち、かけ橋になるために与えられたものだったのです。
争いのもとになったのは、両国の間に建設されたダムでした。
表向きの理由は平和の象徴と友好関係の証でしたが、実はこのダムは森の精霊の力を弱めようという裏の理由がありました。
エルサは第5の精霊として、最後はダムを破壊して両国にも、魔法の森にも平和をもたらしたのです。
アナと雪の女王2(アナ雪2)のエルサの最後
エルサは魔法の森にとどまることを決めます。
一方でアナはアレンデールに女王として暮らすことになります。
仲が良かった姉妹の離れ離れの結末に胸を痛めたという方も多いのではないでしょうか。
前作、アナと雪の女王(以下、アナ雪)でも、エルサは人と違う特別な力に悩んでいました。
なぜ魔法の力を持っているのか、なぜ人と違うのかという不安や悩みを抱え、ずっと孤独に生きてきました。
アナ雪2で魔法が与えられた理由を知ることで、ずっと抱えてきた不安や悩みが解消されたはずです。
そして、やっと安心できる居場所を見つけたと言えるのではないでしょうか。
前作のアナ雪のラストではアナと仲直りして女王としてアレンデールに戻っていますが、抱えていた不安や悩みはずっと胸の奥底にあったのだと思います。
本当の本当に「ありのまま」でいられるのは生まれ育ったアレンデールではなく、魔法の森だったということです。
アナと雪の女王2(アナ雪2)のその後を考察
上記の結末に「悲しい」「寂しい」「エルサがかわいそう」という声が聞かれました。
明日娘とアナ雪2見に行くからアナ雪を見てたらエルサがあまりにも可哀想で切なすぎて普通に泣いた(何十回も見てるのに)
本当にもう……最近涙脆い😫
— 鷲宇 (@syu_37) December 11, 2019
アナ雪2観たんだけどエルサ可哀想すぎてエルサにも幸せになって欲しいと思いました。
— ๑まりな๑ (@Marina1228_sub) January 3, 2021
一方で、肯定的な感想も見られました。
ようやっと、アナ雪2観たよ!
個人的に好きな終わりでした。
エルサかっけーってなった。クリストフ可哀想…つか、良い奴すぎる。なにあの人。笑ってごめんな
んで、後半クリストフが
とりこさんにしか見えなくなる罠
クリストフがクリソツ過ぎるんだよ!ズルい!!— でこぽん 旧:芥子明太子 (@shaitaaaaaaaan) January 6, 2020
アナと雪の女王2を観ました。最後の方はちょっとウルっときましたよ。僕は1より好きかもしれない。魔法や精霊との共生なんて素晴らしいです。エルサの魔法は美しいですね。
— 宮廷魔術師ナヴァーラン (@NavlaanSorcerer) February 26, 2021
急にアナ雪の話していい?1はもちろん2がすごく好きで、姉妹がそれぞれを信じるからこそ別の道を目指した上で最後に線が重なり合うっていうのが人生のサビ過ぎて心の琴線が震え過ぎて弾け飛ぶんだけど、振り返った時に1が失敗に終わったら詰んでたというゾッとする感じがすごい好きなんすよね
— ファンシー屋さん (@fancy_yasan) February 14, 2020
アナ雪では主題歌「ありのままで」を歌唱するシーンで、悩みを吹き飛ばしたような描写がありましたが、それでも人と違う自分を受け入れることは難しかったのだと思います。
アナ雪とそれに続く短編映画「アナと雪の女王/家族の思い出」では姉妹愛、家族愛が描かれています。
アナ雪2で描かれる「愛」はエルサが自身に対するものだと思われます。
エルサが自分自身を愛すること、受け入れることです。
魔法の力があるために心を閉し、真夏のアレンデールを凍りつく冬の国へ変え、アナに怪我を負わせてしまったことはやはりずっと心に引っかかっていたのでしょう。
第5の精霊として、自然と人間の調和を図り、架け橋になるという役割はエルサが自分の魔法の力を受け入れる理由になったのだと考えられます。
離れ離れに暮らしても、それぞれの場所で頑張るアナとエルサ。
風の精霊に手紙を運んでもらったりと親交が途切れることはなさそうです。
物語が終わった後も、エルサはノーサルドラの女王として、アナはアレンデールの女王として、時には行き来し、両国の関係を維持させながら、発展させ、姉妹仲良く笑顔を見せていることでしょう。
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まとめ
アナ雪2で明かされたエルサの正体は第5の精霊でであることと、エルサの最後についてまとめました。
アナ雪で戴冠式から飛び出したエルサがきっちりとまとめられた髪をほどき「ありのままで」を歌唱するシーンはドラマチックで印象的でした。
アナ雪2の最後ではもっとラフに、自然体の姿を見せています。
エルサが本当の「ありのまま」を手に入れたことがよくわかります。
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