自分の家や部屋にいるとくつろぎますよね。
ふと気を抜けば、部屋の片づけが疎かに、なんてこともあるはず。
ある程度の部屋がごちゃごちゃするのは誰でもあることです。
しかし、面倒くさいな、と片づけを先延ばしするうちに、部屋の汚さに慣れてしまうことも。
忙しいと、汚くても「仕方ない」と思ってしまうようにもなりがちです。
「掃除したいけど、面倒だし、忙しい!」
「私が片付けできない理由を知りたい!」
そんなあなたに、掃除や片づけを習慣的に出来るようになる方法をお教えします!
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目次
掃除できない人の特徴や理由
「私、掃除が苦手で、部屋もごちゃごちゃなんです」
掃除が苦手な人って、決して少なくありません。
むしろ、「掃除が大好きで、部屋はいつも整理整頓されてます!」なんて人の方が珍しいくらいです。
とはいえ、片付けができない自分が嫌になってしまうほどだと困りますよね。
そもそも掃除や片づけができない人とはどんな人なのでしょう?
片付けや掃除ができない人の特徴とその理由とは?
面倒臭がりな人
片付けとは、今までやっていたことを中断して、作業していたものを元の位置に戻すことです。
そのために、どこにあったか、どんな風にしまってあったか、など思い出さなくてはいけない。
それをとても手間に感じてしまうのです。
今の作業に必要なことでもありませんし。
仕事に追われていると、いつでも手に取れる距離にあってほしいですよね。
大体は、作業が終わっても解放感に浸って、片付けまで至らないものです。
物事の取捨選択に迷う人
特に片付けができない人に多そうです。
必要なものを手元に、不要なものを元の場所に戻すか、捨てるという作業には、取捨選択が必要です。
「これは後で使うかも」、「これも見直しが必要になるかもしれないし」
心配性、とも言えるのかもしれません。
取捨選択が苦手な人は、荷物が多い傾向もあります。
片付けに時間がかかると考えると、億劫にもなるでしょう。
スケジュール管理が苦手な人
片付けや掃除は、時間が余った時、作業が終わった時など、スケジュールの切り替えの際に行うことが多いです。
しかし、時間にちゃんとした区切りがないと、いつまでも「作業中」です。
作業中で忙しい時に、「掃除をしよう!」といきなり席を立つ人もいないでしょう。
一旦環境を整理するためにも、時間の管理は大切です。
一度に複数の作業をするのが苦手な人
作業を始めると、終わるまでそれだけに集中。
早いけど後片付けが大変に。
目の前の作業を早く終わらせたい、と思えばそれだけやる、というのは普通です。
料理をした後のキッチンがぐちゃぐちゃになりがち、なんてことはよくあります。
作業に集中できるのはその人の長所とも言えるため、「直せ!」とは言いません。
しかし、「あれはどこだっけ?」となる前に、少しでも片づけると、動きやすさにもつながります。
潔癖症な人
一見、綺麗好きそうな性格ですが、部屋が一度汚くなってしまえば、触れるのも嫌に。
「掃除は親や他人に任せっきり」という生活が長いと、汚いものへの耐性がなく、掃除が嫌になる場合も。
掃除や片づけを習慣化させたり趣味にする方法
掃除や片づけが日頃からやると身体に沁みつくものです。
習慣化してしまえば、ストレスも軽減できます。
また、趣味のように、楽しみながら出来たら、きっと気持ちもスッキリするでしょう。
「趣味のように、気楽に掃除できるようになりたい」
「好きにはなれなくても、習慣的に片付けできるようになりたい」
という人のために、習慣化や趣味のように掃除や片づけができる方法をお教えしますね!
掃除や片づけを習慣化する
行動の内容と順序を簡略化する
習慣になっているものは、頭を使わなくても身体が勝手に動いてくれます。
例えば歯磨きやシャワーなどですね。
歯磨きをするのに、「まずは歯磨きをつけて、次に歯を磨いて・・」なんていちいち考えません。
行動が自動的になっていくのです。
同じ行動を何回も続けていれば、身体が覚えてくれます。
つまり、片付けや掃除における「行動の順番」を決めておくのです。
最初から高度な片付けや掃除をする必要はありません。
片付けなら、
(1)周辺の物を集める
(2)今必要なものか、そうでないかを決める
(3)必要でなければ、しまうか、捨てる
掃除なら、
(1)掃除場所を決める
(2)スポンジや掃除機など掃除の仕方を一つ決める
(3)決めた場所を簡単に掃除する
といった簡単な作業と流れを最低1日1回行います。
ポイントは、やることは先に決める、簡潔な作業にすること。
選択肢があるならば、先に一択を決めているといいですね。
やる気があることを前提としない事
習慣化するには、続けることが大切です。
しかし、人間は毎日やる気があるわけではありません。
「今日は何もしたくない日」という日はあるモノです。
嫌でもやり続ければ、苦痛が生まれてしまいます。
苦痛があることを続けることが好きな人はいませんよね。
しかし、途中でやめると自分のダメさを感じて、更にやる気がなくなってしまいがち。
ムリに習慣にしようとすると、ダメだった時の痛手が大きいのです。
よく考えると、習慣になっていることをするのに「頑張ろう」なんて思いません。
つまり、習慣化にモチベーションの高さは必要ないのです。
やる気がある時は「やる気がない時にやれること」も考えるといいでしょう。
一連の流れのきっかけになる行動を決める
習慣化で難しいことは、いつもしないことを始めるのは一苦労することです。
動き始めようとすると、いつもより腰が重くなってしまいます。
解決の糸口は、「行動を始めるための行動」を作ることです。
例えば、「毎日勉強する」ために、とりあえず「机に座る」といった行動のことを指します。
「水を飲む」、「ハチマキを付ける」など何でもいいのです。
しかし、気合を入れるのとは違います。
やりたくない時に気合を入れると、更にやりたくなくなることがあるからです。
「とりあえず○○しよう」という気楽さが大切です。
掃除なら「とりあえず掃除場所に行く」というくらいの行動で十分ですよ。
このような何気ない習慣で、次の行動が自動的になりやすくなります。
腰を上げてしまえば、こちらの勝ち!と考えましょう。
汚いと思ったらすぐ「掃除」する
今までは「行動」を習慣化する方法の話でしたが、掃除や片づけはより単純な「動作」でもあります。
「拭く」「捨てる」という頭を使わない「動作」と同じです。
汚れたら拭く、ゴミが落ちていたら捨てる、という「動作」も立派な「掃除」でしょう。
そのためには、近くに掃除道具(ティッシュなど)やごみ箱が必要です。
洗面台も、乾きやすい台拭きやハンドタオルなどがあれば、すぐ拭けます。
部屋の良く座るあたりにコロコロや小さなごみ箱があれば、簡単な部屋の掃除も楽です。
スポンジやタワシ類も、取手がついていると、汚れを気にせずに持てるのでオススメです。
掃除癖をつけるポイントは、「気づいた汚れだけ綺麗にする」、です。
自分が気になることを解決した方が、気持ちいいと感じ、達成感もあります。
もちろん、「気づいた汚れ」の周りの汚さに「気づいた」時にはそこも掃除していいでしょう。
片付けも、邪魔だと思った時に元の場所に戻すことが出来る癖がつくと、勝手に片付けが出来るようになるものです。
掃除や片づけを趣味にする
習慣にする方法は分かりましたが、できれば楽しく掃除や片づけをしたいですよね。
ではどうやったら掃除や片づけを楽しめるのでしょうか?
「現在必要なものだけ」を意識した片付けでスッキリしてみる
趣味は、やると楽しい、心地よい、達成感があるからやっています。
つまり、掃除をすることで「気持ちがいい」という経験が不可欠です。
または、片づけることで、「ちょっとスッキリしたかも」という感覚を得ることが必要でしょう。
習慣になることで、楽しむ余裕が生まれて、趣味になる場合もあります。
もし、あなたが「どうしても片付けも掃除も面倒くさく感じてしまう」というなら、一度、極端に動いてしまうのも良いでしょう。
例えば、「部屋の模様替えをする」というのも手です。
家中ではなく、自分の部屋だけでいいでしょう。
そして、少しずつ整理していきます。
最初は机の上だけ、2度目は机の周り、3度目は資料や棚の整理、という具合です。
頻度は無理のない程度でいいですが、全部終わらせるということだけは決めましょう。
そして片付ける時は、一度、全てを取り除きます。
例として、机の上なら、机の上のもの全てを取り除くのです。
机の上に何もない状態になります。
それから、現在必要なものだけ机にのせ、それ以外は元の位置に移動です。
作業をして、やっぱり必要だと思ったら、机の上に追加します。
必要ないと思うものを捨てることも出来たら上出来です。
すぐに捨てるか決断できないものは箱にまとめておきましょう。
「保留」の箱は、目に見えるところや、ごみ箱の近くに置くと忘れにくいかもしれません。
全部取り除く→「今」必要なものだけ置く→必要になった時に追加する
以上の繰り返しです。
つまり、「最小限必要なもの」を意識して片付けます。
「ミニマリスト」という「最低限必要なものだけを意識して生活する人」がいいお手本です。
お出かけするときも、できる限りの身軽さを追求してみるのもいい練習になります。
最小限を追求したときの机の上や部屋を作ることで、片付けをする際の「基準」が生まれるのです。
達成感のある掃除でいい気分になる
「最小限の部屋」が出来上がったら、掃除です。
隅などのあまり掃除をしないところを気にします。
綺麗になるのが一目瞭然で、「綺麗になった!」と喜びを得やすいからです。
最近は、掃除用具の利便性や汚れ落としの技術も高くなりました。
この汚れには洗浄力の高い掃除用具が必要だ、と感じた時に買ってみるのも良いでしょう。
掃除する前に買うと、買った時点で満足してしまうので注意が必要です。
または、お金をかけずに掃除する方法を調べるのも良いですよ。
工夫して汚れを落とすことで、「私にもできた!」と掃除に関する自信につながります。
新しい技術を身に付けると、様々なところで実践してみたくもなるでしょう。
掃除道具をすぐそばに置いておくのもオススメです。
大きいと邪魔にはなりますが、布巾程度の大きさであれば気にならないはず。
汚いと思っても、すぐに忘れるのが人間です。
綺麗にするまでしなくとも、軽く拭く癖をつけると、掃除が身に付きます。
片付けや掃除を趣味にしたいなら、
「ミニマリスト」・「汚れ落とし技術の習得」・「汚れに気づいたら簡単に掃除」
を意識するといいかもしれませんよ。
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まとめ
今回は掃除や片づけの習慣化や趣味にする方法の紹介でした。
まず、掃除ができない人の特徴と理由として以下を挙げました。
・面倒臭がりな人:現在の作業に関係ないと面倒に思ってしまう
・物事の取捨選択に迷う人:何を片付けるべきか分からない
・スケジュール管理が苦手な人:常に作業中で、掃除や片づける気になれない
・一度に複数の作業をするのが苦手な人:目の前の作業に集中して片付けや掃除を忘れがち
・潔癖症な人:予防は得意だが、汚れへの耐性がなく、汚れた時の対策が苦手
次に掃除や片づけを習慣化する方法と趣味にする方法として以下の方法を挙げました。
・掃除や片づけを習慣化する方法
・行動の内容と順序を簡略化する
・やる気があることを前提としない事
・一連の流れのきっかけになる行動を決める
・汚いと思ったらすぐ「掃除」する
・掃除や片づけを趣味にする方法
・「現在必要なものだけ」を意識した片付けでスッキリしてみる
・達成感のある掃除でいい気分になる
・「ミニマリスト」・「汚れ落とし技術の習得」・「汚れに気づいたら簡単に掃除」がポイント
掃除や片付けが習慣になると、整理することが得意になったり、視野が広くなったりします。
サラッと掃除や片付けができる人は周りからの印象も良いです。
自己管理ができる人のアピールにもなりますよ。
日頃の掃除や片付けに、家政婦ほどの技術も手際の良さも必要ありません。
ハードルを下げましょう。
掃除しよう、片付けられるようになろう、と思って調べた時点で、変わるための一歩は踏み出しています。
まずは、どんな時もできる作業を一つ決めましょう。
やる気が出ない自分を正しく客観視できるのは、それよりも元気な時、つまり、「今」だけでしょう。
ほんの少しでもあなたが掃除や片付けが出来るためのヒントになっていたら嬉しいです。
健闘を祈っています!
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