ライオンキングの中でムファサとスカーは兄弟であるというのは映画を一度見たことのある人には共通の事実です。
ですが、製作に当たり兄弟ではない裏設定がどうやらあるらしいです。
今回はスカーの生い立ちや過去、ムファサとの兄弟でない裏設定について調査してしていきたいと思います。
[ad#1]目次
ライオンキングのスカーとは
‥‥ライオンキングは字幕で観るか。
スカーの江口洋介は気になるけど。
そもそも、スカーが思ってたのとちょっとちゃうねんなぁ‥‥
初めのイメージと変わったよね?
ムファサと見た感じ色も同じだし‥‥なんやかんや言うて観るんですけどね!
夏はこれからだ!🦁🔥
#ライオンキング#スカー pic.twitter.com/A4mogkaUdp— ミャオ🦈 (@omg_ymym) 2019年7月8日
ライオンキングのプライド・ランドの王様ムファサの実の弟です。
シンバの叔父であるのに、自分の欲望の為に王位を狙い実兄を死に追いやった張本人です。
キャラクターとしては、黒い毛並みを持ち、左目に引っ掻き傷のある顔がトレードマークです。
目つきもギョロッとしていて悪役の風貌そのままです。
ストーリーの中では欠かすことのできない悪の役であり、ディズニーのヴィランズの中でも冷酷なことで悪名で有名です。
関連:ライオンキングのナラの父親や母親はだれ?シンバとの子供の名前についても
悪役スカーの生い立ちや過去
スカーは過去に大きな挫折を味わっています!
ムファサとの王位継承を争う時に、王位継承に関わる任務を託された時には自身の私利私欲にまみれてスペシャンルな力を行使、そのことがキッカケで王位継承から除外されて家族からも見放されるという悲しい経験をしました。
スカーは兄のムファサが(プライド・ランドの王様とも君臨している時に)息子のシンバと幼いナラと一緒になって野原を遊びまわっているのを目のあたりにして、欲が出て次期王に自分がなろうと甥っ子シンバに罠を仕掛けていく役です。
欲望に従い過ぎてしまうライオンです。
欲望そのままなので、兄のなき後にシンバをプライド・ランド王国から追放した後王位につくと王国は荒れ果ててしまいます。
身勝手な王様なので周りは、良く思いません。
[ad#3]スカーとムファサが兄弟でない裏設定
今から25年前(1994年に)ライオンキングが公開され、今になって制作者の「ドン・ハーン氏」から驚くような裏設定が口にされたのです。
なんとシンバの父親のムファサとスカーは実の兄弟ではないと言うことです。
ライオンキングの製作当初にドン・ハーン氏が一人で心の中に思っていた事ではなくスタッフとのストーリー構成に当たりこの兄弟の設定については話し合いがされていた内容だそうです。
その点については野生のライオンの生態を見つめていくとわかる内容です。
野生ライオンはボスライオンが老いてくると別の悪いオスライオンが出てきて老いたボスライオンを潰しにかかります。
その行動によりメスライオンの発情にも関連してきます。
ボスライオンが殺されると若者のライオンたちは全ての赤ちゃんライオンを殺害してしまいます。
そうやって群れを率いる新たなボスライオンが誕生します。
オスライオンは生まれ育った群れからは摘まれだされてしまいますから、他の群れを乗っ取り生きていくために、他の群れのボスライオンに戦いを挑んでいくのです。
ボスライオンは若いライオンとの戦いに敗れた場合には殺されるか、群れを追い出されて子供たちも殺されてしまい子孫を残すことも出来ないのです。
新らしい群れのリーダーが現れることでどんどん群れもついボスを持ち進化を続けて行くのです。
強い群れにはそのDNAを受け継いだ「強い子供たち」が誕生していくのです。
それでも時々二匹のボスライオンを持つ群れが存在します。
二匹のボスライオンから生まれる子供は親が違う以上は子供達の間に平等な関係はありません。
こうなった時に一匹は注目を浴びますが、
もう一匹は影が薄くなるわけなのです。
こういった生態を調べた上でストーリーの基盤にしてムサファとスカーは同じDNAを持たない(=ムファサとスカーは兄弟でない)だろうとドン・ハーン氏は予測していました。
映画ライオンキングの劇中の中で問題とされるシーンは、ムファサとスカーの会話中の内容です。
去り際のスカー”I’m afraid I’m? From the shallow end of the gene pool.”と言い放って行きます。
日本語に訳すと「自分に自信がなく」「(自分には)大事なものが不足しているのではないかと不安になる」というニュアンスになります。
もうちょっと言い換えると「DNA的にも自分には欠けている分部があるように思う」とも取れます。
ドン・ハーン氏はこのセリフを踏まえて「ムサファはスカーをちゃんと弟と呼んで、スカーの事を群れの一員と認めていますが、本当の意味では(血の繋がりがないので)家族ではないと周知の事実としています。ボスライオン二匹の場合は、劣った一頭はスカーの事だと」しています。
[ad#2]まとめ
今回はスカーの生い立ちや過去、ムファサとの兄弟でない裏設定について調査してきました。
野生のライオンの生態は大体はオスライン一匹に複数メスライオンで一つの群れを作るという習性があり、そして時々二頭のボスライオンで群れを作ることもあります。
そういった特殊パターンを応用してムファサとスカーとの兄弟の設定にまで応用されているライオンキングはすごいと思います。
人間でも実の兄弟でも出来のいい兄とそうでない弟って良くある話ですよね。
弟はぐれるか非行に走るというパターンは世間的にもよく聞きますので、スカーもきっと周りには話せない闇の部分を抱えていたんでしょうね。
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