麒麟がくる(大河ドラマ2020)のタイトルの意味や明智光秀との関係は?題字の作者も!

2020年オリンピックの年に始まるのが、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」です。

多くの方が最初に疑問に思うのは、どうして「麒麟がくる」というタイトルにしたのか?

明智光秀とどんな関係があるのか?ということでしょう。

今回は、それらの疑問に対して製作者側の意図も意識した上で考えてみたいと思います。

また、毎年話題になる題字は誰が書いたのかについてもご紹介いたします。

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目次

「麒麟がくる」タイトルの意味

麒麟とは何か?

昨年、令和元年には、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が10月22日に執り行われましたが、天皇陛下や皇后陛下の台座である「高御座」(たかみくら)と「御帳台」(みちょうだい)に鳳凰の他に麒麟が描かれたことに気付かれた方はいらっしゃるでしょうか?

また、東京の日本橋の中央にも麒麟の像が作られています。

麒麟とは中国から日本に伝えられた伝説の霊獣であり、外形は鹿に似ているものの、顔は龍で皮膚には鱗があり、角が生えている動物です。

背丈は5メートルほどあります。

 

麒麟はいつ現れるのか?

仁のある王が現れた時に麒麟は現れると言われています。

一説には、誰の目にも見えるのではなく、人格のしっかりした徳のある指導者だけに見えるという話もあります。

 

麒麟を通して製作者が描きたいドラマとは?

光秀の生きた時代とは、政治が乱れて秩序がない弱肉強食の時代であり、応仁の乱以降、人々は、度重なる飢饉や戦乱で疲弊し、いつも不安を感じていた時代でした。

平和で安定した生活が送れるようになりたい、 立派で誠実な君主に国を立て直して欲しいと願っていた時代だったのです。

世の中を立て直したいと高い志を持って、登場した武将たちがいました。

それが、光秀であり、信長であり、道三であり、今川義元などの英傑でした。

しかし、それぞれが異なる理想や考え方を持つことはどんな時代にもあることです。

果たして、誰のもとに麒麟が訪れるのか?天は誰を「仁」を持つ君主として選ぶのか?がドラマの中で描かれていきます。

光秀が生きた時代は私たちが生きる2020年と同様に価値観が崩壊して前の見えない、不安な時代でした。

現在の私たちも、

「少子高齢化で、年金額が減り続けていく中で本当に生活していけるのだろうか?」

「自分は給与の低い非正規社員として一生、働いて終わっていくのか?」

「高度経済成長は終わり、二度と繁栄する時代は訪れないかもしれない。ますます景気が悪化していくかもしれない。」

「AI(人口知能)によって職が奪われていく時代になるのかもしれない。」

多くの悩みや不安がそこら中に広がっている現代ですが、同じように混迷の中で希望を追い求めて戦い続けた光秀たちの英傑が希望と勇気を与えてくれるドラマが描かれることでしょう。

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明智光秀と麒麟との関係は?

登場人物 駒(こま)の役割とは?

NHKから発表されているところによると、門脇 麦(かどわき むぎ)さんが演じる駒(こま)という女性がドラマに登場します。

駒は史実にはない、架空の人物で、医者の助手をしている戦災孤児の役どころですが、麒麟の存在を信じている少女です。

光秀は、京でこの駒と出会う設定になっていることから、駒から無秩序で不安なこの時代や人々の苦しみが語られ、この世を救い、麒麟が訪れる徳や英知のあるリーダーを求める時代の声も駒の口から語られるのかもしれません。

 

麒麟は誰に訪れるのか?

このドラマでは、麒麟が訪れるであろう英知のあるリーダーを明智光秀として描いていく方向性だと思います。

伝説の麒麟の性格は温厚で、争いを嫌う霊獣です。

そんな元々の性格もどこか光秀の性格に似た部分があるようにも思えますし、麒麟は、優れた才能や英知を持つ人に対して使われる例えでもありますので、正に光秀そのものですね。

信長や秀吉, 家康が比較的、若いころからの履歴がはっきりしているのに対して、若いころの経歴がはっきりしていない光秀には、伝説の雰囲気がいつも漂います。

制作側では、私怨(しえん)ではなく、本能寺に望んだ光秀を描くことを語っていますが、どんな理由で光秀が信長を討つことになったのか今から楽しみですね。

 

題字を書いたのは?

今回の大河ドラマ「麒麟がくる」の題字を書かれたのは、中塚翠涛(なかつか すいとう)さんという40代になったばかりの美しい女性です。

翠涛(すいとう)さんというのは、書道家としてのお名前で、本名は中塚愛さんです。

4歳の時から書道を始められ、現在最も人気のある書道家です。

西洋や中東などにおいて発展してきた文字を美しく見せる手法であるカリグラフィーのデザイナーとしても活躍されています。

亡くなったスティーブ・ジョブズも大学に入り込んでカリグラフィーの講義を聞いていたそうですから、文字を美しく見せるということは、全世界で興味を持たれている分野です。

「麒麟がくる」の題字を見て、どこかで見たことがある字だな?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、多分テレビのゲームの宣伝で放送されている「龍が如く」「維新! 龍が如く」の文字ではないでしょうか?

その通り。

中塚さんがこれらの文字も書いています。

海外でも中塚さんの書やカリグラフィーは評価が高く、2016年には、ルーブル美術館で開催されたフランス国民美術協会サロン展にも出展したり、「S.N.B.A金賞」「審査員賞金賞」なども受賞されています。

今回、NHKからの依頼を受けて、中塚さんは、「戦国時代に想いを馳せながら、荒々しく激動の世の中を生き抜いた明智光秀の内に秘めた強い想いと、その周りで支えた人々の姿を筆に託しました。」と語っています。

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まとめ

麒麟とは、中国から日本に伝えられた伝説の霊獣であり、外形は鹿に似ていて顔は龍になっています。

麒麟は、乱れた世の中で、仁や徳, あるいは英知を持った君主のところへ訪れるという言い伝えがあります。

光秀は、「本能寺の変」のより反逆者として描かれる場合が多かったのですが、この「麒麟がくる」では、新しい光秀像が描かれ、現代と同じような不安な時代を力強く駆け抜けていった光秀は私たちにも、きっと、勇気が元気を与えてくれることでしょう。

尚、「麒麟がくる」の題字を書いたのは、カリグラフィー・デザイナーでもある中塚翠涛(なかつか すいとう)さんです。
「光秀の内に秘めた強い想い」を筆に託したと言われていますので、題字の方もじっくりお楽しみください。

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