麒麟がくる(大河ドラマ2020)5話の明智光秀と伊平次の関係は?感想やネタバレ考察

前回の4話では、明智光秀が医者の東庵と今川との戦で負傷した織田信秀の様子を探りに尾張に侵入したり、潜入した古渡城で人質として尾張にいる竹千代(のちの徳川家康)と出会う、というお話しでした。

竹千代に明智光秀が「じっと待つことだ」と教えるシーンは、のちに将軍・家康の基盤になるようなセリフだなあと思いながら見ていました。

麒麟を連れてくる候補が一人増えましたね。

麒麟がくる(大河ドラマ2020)4話の感想とネタバレ考察!今後の内容や展開を予想

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麒麟がくる5話は、4話の最後に出てきた鉄砲にまつわるお話しで、明智光秀が京に再び旅に出て、鉄砲に関してや将軍足利家に関する情報集収集するようです。

それで麒麟がくるの5話について考察していきたいと思います

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目次

麒麟がくる(大河ドラマ2020)5話のあらすじ

僧侶から京の鉄砲の話を聞いた斉藤利政(道三)は、明智十兵衛(光秀)に鉄砲の作り方となぜ将軍家が鉄砲を大量に必要としているのか探ってくるよう命じます。

命を受けて十兵衛は再び京へ向かいます。

 

旅に出る前に十兵衛は家臣の藤田伝吾から、伊平次という腕利きの鉄砲鍛冶がいるとのこという情報を得ていました。

十兵衛は伊平次を探しに本能寺へやってきます。

そこで将軍・足利義輝の護衛でやってきた三淵と再会し、伊平次について尋ねるも、将軍家も伊平次を探しているとのことでした。

三淵に連れられて以前鉄砲を譲ってくれた松永久秀の元へ向かった十兵衛。

松永から、鉄砲の真の力とはお互いをけん制させ、戦を減らす抑止力になることであると聞きます。

麒麟がくる(大河ドラマ2020)5話のネタバレ考察

ここからは5話がどんなお話しになるのか?ネタバレ考察していきます。

明智光秀再び京へ旅にでる

斉藤利政(道三)と明智十兵衛(光秀)は常在寺の日運という僧侶から、将軍足利家が今後は鉄砲が戦の道具になると考え、京で鉄砲を作らせているという話を聞きます。

それを聞いた利政は十兵衛に、鉄砲の作り方と将軍足利家がなぜ鉄砲を必要としているのかを見てくるように京へ向かわせます。

十兵衛はこの旅で将軍・足利義輝の家来である、細川藤孝と出会います。

ちなみにこの細川藤孝は今後の明智光秀に深く関わってくる人物の1人です。

今は将軍足利家に仕えていますが、のちに明智光秀とともに織田信長に仕えるようになったり、細川藤孝の息子・細川忠興に明智光秀の娘・明智玉子(ガラシャ)が嫁いだりなど、光秀の生涯に大きく関わった人物です。

今後も何かと登場するかと思います。

明智光秀と伊平次の関係

伊平次は、もともと関(現在の岐阜県関市)の鍛冶屋でした。

ですが酒癖が悪く、いくつかの鍛冶屋を回りましたが長続きせず、近江の国友村に流れていきました。

そこで鉄砲作りを学び、腕を見込まれて京へ渡ることになります。

 

実は伊平次は十兵衛と縁があるようで、十兵衛のことを「命の恩人」と言っています。

なので鉄砲の中を見せて欲しいと頼む十兵衛のお願いも聞いてくれるようです。

なぜ「命の恩人なのか?」は今後明かされるようですよ。

 

ちなみに伊平次は歴史上の人物ではなく今回のために作られた架空の人物です。

なので伊平次という人物はいないのですが、実際に近江の国友村では、種子島に鉄砲が伝わってすぐの1544年には鉄砲が作られていたと言われています。

この地域では昔から製鉄技術が伝わっていて、質のいい鉄材も入手できました。

鉄砲は根来や堺でも生産されていたようですが、国友村では足利将軍からの命によって生産がはじまり、堺と競った鉄砲鍛冶の村であり、幕末まで国産鉄砲を生産していました。

 

本能寺と明智光秀の関係

でも近江の国友村で鉄砲を作ってるのはわかったけど、なんで京の本能寺で鉄砲作ってたの?と思う人もいるかもですが、本能寺は鉄砲が伝わった種子島と深い関わりがあったのです。

本能寺は早くから種子島や堺で布教活動をおこなっていました。

その種子島に鉄砲が伝わると、その種子島にたくさんの信者をもつ本能寺に鉄砲技術が伝わり、本能寺に依頼すると鉄砲や火薬の入手がしやすかったと言われています。

 

そして本能寺と光秀を繋ぐものといえば「本能寺の変」です。

明智光秀=裏切り者というイメージがあるものこの本能寺の変がきっかけです。

本能寺の変を簡単に説明すると、本能寺に宿泊していた織田信長を明智光秀が襲撃し、負けた織田側が本能寺に自ら火を放ち自害したというお話しです。

本能寺というワードがここで出てくるとは!!と思った人も多いみたいですね。

私も「もう本能寺出てくるの?」って思いました。笑

今回の麒麟がくるでは、フィクションの部分に史実を織り交ぜる工夫がされているなと感じます。

例えば前回の放送で竹千代が干し柿を食べるシーンは、徳川家康が人質の頃に干し柿をもらって気が晴れたと家臣に話すエピソードがあり、それを再現しているものだと思います。

ファンにとっては、あ!!あの話だ!!とテンションが上がりますよね。

 

麒麟がくる5話ネタバレ(確定版)

斉藤利政(道三)は明智十兵衛(光秀)から銃の使い方を教わっていた。

利政が引き金を引くと大きな音とともに標的の大きな水瓶が割れた。

銃の威力に関心する利政に対して十兵衛は、いくら将軍家でも戦道具に使おうとしているとは思えない、と言う。

鉄砲の威力は絶大だが打つまでに手間がかかりすぎる上に、弾を飛ばすための弾薬も堺でしか手に入らないからだ。

だが利政は、京の公方様がなぜ鉄砲に執心しているのか理由を知りたいものだと、十兵衛を睨み付けます。

 

家に帰った十兵衛は、鉄砲をもっと早く打てるように作り直すことはできないだろうかと考えます。

そして中の仕組みを詳しく調べればその方法がわかるかもしれないと思い、銃を分解したらどうかと考えます。

十兵衛は家臣の藤田伝吾が関の刀鍛冶と親しいのを思い出し、鉄砲の分解を頼めないか伝吾に聞いてみます。

ですが伝吾はそれは難しいのではと、首をひねる。

しかし以前美濃にいた伊平次というものならできるかもしれないと話します。

伊平次は関の鍛冶屋にいた後、近江の国友村へ流れていき鉄砲を作っているとの噂があるそうなのです。

 

それを聞いた十兵衛は近江であれば3日で行けると、翌日近江の国友村を目指して出発しました

国友村についた十兵衛は鍛治屋を訪れ、鉄砲を分解できないか尋ねました。

だが、鍛冶屋の刀匠はそれはできないと首を横に振ります。

将軍家から鉄砲については一切口外無用との沙汰があったと言うのです。

伊平次と会わせて欲しいと願い出るもそれも断られてしまいます。

十兵衛が困っていたところ、若い鍛治が金と引き換えに伊平次の居所を教えてくれました。

若い鍛治によると、伊平次は鉄砲作りの腕を買われて京の本能寺で養われていると言うのです。

 

十兵衛はすぐ美濃に帰り、斎藤利政に鉄砲について知るため京への旅費を願い出ます。

今度は全額を出し願います、と釘を刺すのを忘れずに・・・。

利政はしぶしぶながらも承知しました。

十兵衛が京の本能寺につくと、門前には人だかりができていました。

入れないのか集まっていた街のものに尋ねると、中は侍だらけで誰も入ってはならないとおふれが出ているとのことでした。

そして将軍足利義輝が近江から京に帰還し、本能寺の中にいるらしいと話していました。

どこか入れる場所がないか探そうと十兵衛がその場を離れようとした時、不意に後ろから声をかけられます。

振り向くと若侍が立っていました。

鉄砲を持つ十兵衛を、義輝の命を狙うものだと勘違いした若侍は鉄砲を渡せと言う。

十兵衛が断ると若侍は刀を抜き、十兵衛も刀を抜くと両者のにらみ合いが始まりました。

十兵衛が攻めようとした、その時「やめい!」と甲高い声と共に、馬に乗った高貴な少年が家臣に囲まれて悠然と門を出てきました。

13代将軍・足利義輝でした。

義輝は十兵衛の太刀さばきを褒め、若侍に同じ流派の仲間で斬り合いはやめておけと言い置くと馬を走らせていきました。

 

十兵衛が義輝の後ろ姿を見送っていると1人の侍が十兵衛に近づいてきました。

なんと堺の鉄砲屋で出会った三淵藤英でした。

そして若侍は弟の細川藤孝で、自分と同じく将軍の側仕えをしている者だと話します。

三淵の仲介おかげでわだかまりが溶け、十兵衛と藤孝は互いの刀の腕を褒め合いました。

藤孝が去ったあと、三淵は松永に会いに来たのかと十兵衛に尋ねます。

十兵衛は松永に銃を調達してもらったお礼もいいたいのだが、今回は伊平次に会いに来たのだと話します。

ですが三淵は伊平次は本能寺にいない、自分たちも探していると話します。

ならば止まっていても仕方がないので、十兵衛は三淵に着いていき、松永の宿舎を尋ねることにしました。

 

十兵衛との再会に喜ぶ松永。

三淵に対し松永は、将軍家は鉄砲を多く手に入れようとしているのではないか?と話します。

三淵は将軍家は鉄砲を多く手に入れようとする気などさらさらなく、戦のない世の中にしたいと話しました。

しかし松永は、将軍家戦いをするために銃を集めていると考えているので、それを「白々しい」と笑うのでした。

気分をそこねた三渕が宿舎を後にすると、十兵衛は「鉄砲がそんなに大事だとは思えない」と話します。

すると松永は銃口を十兵衛に向けます。

固まり動けなくなる十兵衛。

松永は弓矢や刀であれば逃げられると高を括るかもしれないが、銃の威力を知っていれば銃をたくさん持った敵は責めないでおこうと思うだろうと話をしました。

けれど、銃の恐ろしさを知っていれば、それは叶わないと分かり、言うことを素直に聞く。そのけん制力こそが鉄砲の利点で、戦を減らす抑止力になる、と。この話に感銘を受けた光秀。

光秀はいつも戦の後に、本当にこれでいいのかと自問自答していました。

でも戦わねば自分が切られてまう。

だけど戦のない世がくるのであれば喜ばしいことです。

 

松永は伊平次の居場所はだいたい掴んでいると話、伊平次の元に案内するといいます。

伊平次は遊女と遊び惚けてました。

伊平次を見つけた松永は、なんとか20丁だけでも銃を作ってもらえないかと頼み込みます。

しかし伊平次は、にべもなく断ります。

ですが伊平次は将軍家のごたごたに巻き込まれたくないので断ります。

その様子を見ていた十兵衛は、伊平次のことを思い出します。

伊平次は美濃にいた頃、井戸に落ちたところを十兵衛に助けられました。

伊平次にとって十兵衛は命の恩人だったのです。

十兵衛が「あの伊平次か!わしだ!明智十兵衛だ」と話しかけると、伊平次と十兵衛は昔話に花を咲かせます。

そして十兵衛は伊平次に、銃の解体をお願いできないか申し出ると十兵衛の頼みならと快諾します。

その様子を見た松永は十兵衛にこの借りは必ず返すから、伊平次に銃を20丁作るよう頼んでくれないかとお願いします。

十兵衛は断りますが、松永はそのままその場を去ってしまいます。

苦い顔をしながら、伊平次とともに作業場へと向かったのでした。

 

麒麟がくる(大河ドラマ2020)5話の考察と感想

5話の考察

今回の回では鉄砲の話を通じて、京での権力争いの様子が明らかになりました

当時の今日は荒れていて将軍ですら国外へ逃げてしまうほどの有様でした。

その間、京は管領家の細川晴元が家臣である三好長慶に支えられて幕府の実権を握っている状態でした。

ですが、摂津の守護代だった三好長慶が力をつけて下剋上を果たし、晴元と将軍家を近江へ追放したのです。

将軍家と晴元は政権を取り戻したいので、いつ長慶を襲おうか機会を狙っているバチバチな状態なのです。

そのために将軍家は鉄砲を作らせているのでは?と松永は考えていたのですね。
(ちなみに松永は長慶の重臣です)

この状況は美濃に似てますね。

戦のない平和な世が訪れることを望む十兵衛ですが、京でも戦になりそうですし、麒麟が訪れる世はまだまだ先になりそうです。

5話の感想

5話に関する感想ではないですが、たしかに麒麟がくるの各話のタイトルはウルトラマンのタイトルに似ている気がしますね・・・。

年齢がバレてしまいそうです^^

この出会いが後の関係になるとはですね・・・。

吉田鋼太郎さん演じる松永が良いですね。

観ていて面白く、楽しませてくれくますね!

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まとめ

今回は銃の話を中心に京の様子が描かれました。

次回は細川晴元が政権を取り戻すため、三好長慶の暗殺計画を実行するようです。

松永の命も危ないということを知った十兵衛はどうするのか?

6話も面白い展開になりそうです。

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