渋沢栄一の座右の銘や教訓となる名言は?その意味や解説についても

あなたは「夢七訓」を知っていますか?

夢七訓とは渋沢栄一の遺した、七つの教訓の総称です。

今回は日本資本主義の父といわれている「渋沢栄一」の座右の銘や数々の名言をご紹介します。

また、その意味や簡単な解説もしていきます。

日本の近代化を支えた大実業家「渋沢栄一」が残した教訓とは、いったいどのようなものだったのでしょうか。

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渋沢栄一の座右の銘とその意味・解説

ここでは渋沢栄一の座右の銘とその意味・解説をしていきます。

夢七訓

渋沢栄一の座右の銘を語るならば、夢七訓にふれないわけにはいきません。

夢なき者は理想なし
理想なき者は信念なし
信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
故に幸福を求める者は夢なかるべからず  渋沢栄一

現代的な言葉遣いに訳してみると、

夢なき者は理想なし  ⇒ 夢がない者には理想もない
理想なき者は信念なし ⇒ 理想がない者には信念もない
信念なき者は計画なし ⇒ 信念がない者には計画もない
計画なき者は実行なし ⇒ 計画がない者には実行もない
実行なき者は成果なし ⇒ 実行がない者には成果もない
成果なき者は幸福なし ⇒ 成果がない者には幸福もない
故に幸福を求める者は夢なかるべからず ⇒ したがって幸福を求める者は夢を持たねばならない

こういった意味になります。

非常にインパクトのある並びであり、含蓄のある教訓です。

後に読む人々の意識に残りやすい、強い印象と一種のキャッチーさがあります。

読者目線を忘れていないところが、実業家らしいといえる格言です

順理則裕

また順理則裕という座右の銘もあったそうです。

理に順えば則ち裕なり

道理にしたがって生きることが繁栄につながる」という意味をもつ、中国の朱子学者である程頤(ていい)の言葉です。

「道理に順う」というのは道徳・倫理的に考え、それにしたがって行動するということです。

「道理」という表現は、孔子の「論語」に影響を受けたもので、渋沢栄一が残した名言のなかでもたびたび登場します。

常に人間として正しい道を進む、というのが渋沢栄一の骨子となる考えのようです

渋沢栄一の教訓となる名言のその意味と解説

ここからは渋沢栄一の名言をいくつか紹介し、その意味などを解説していきます。

仁者に敵なし

仁者に敵なし

渋沢栄一が残した「新入社員の採用」に関する考えをあらわした格言です。

仁者とは思いやりのある人、人徳のある人のことを指します

栄一はその能力や経歴よりも、人間性を重視して採用していました。

家族や友人を大切にする情の厚い人物こそ、素晴らしい成果を上げるのだ、という栄一の考えが見て取れます。

もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である。

もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である。

この言葉の意味は、読んで字のごとく、です。

人や会社には成長している段階と衰退していく段階があります。

その変わり目こそ「満足したとき」だ、という実業家らしい名言です。

一度は似たような名言を目にしたことがある人も多いとは思います。

しかし、数々の事業を成功させ、日本資本主義の父といわれた渋沢栄一の言葉だと思うと、凄まじい説得力を感じませんか?

細心にして大胆なれ

細心にして大胆なれ

細かいところに気を配る注意深さも必要であるが、大胆な心を併せ持っていないと成功はつかめない、という意味の格言です。

栄一は実業家として名を馳せるまでは、大蔵省の官僚として勤めていた経歴があります。

財政案などの政策を発案する立場としては、細部にまで目を向けることも必要だったことでしょう。

しかし、ビジネスには時に大胆になるべきタイミングというのも存在します。

大きな成功をつかむためには、無駄な失敗を避ける慎重さを持ちつつも、大胆に行動する勇気が大切だ、という教訓を伝えてくれる言葉です。

優れたものの魂を真似よ

優れたものの魂を真似よ

ビジネスにおいて、他の人気商品を模倣して利益を上げるという行為は当たり前に存在します。

素晴らしい発明には正しい競争が生まれる、そうすることによって健全な市場が保たれる、というわけです。

しかし、単に模倣しただけで人気がでることはありません。

その製作者たちの心や考えまで模倣しつくした先にこそ、真の成功があります。表面的に真似るだけでは意味がない、という意味がこの言葉には込められています。

士魂商才

士魂商才

士魂とは、武士の魂のことです。

日本で商いをするならば、武士の心と商人の才能、どちらも併せ持っていなければならない、というのが栄一の考えです。

どちらが欠けてもうまくはいきません。

日本人に根付く魂を大切にすることで信頼や義を獲得し、商才をもって社会に価値を提供する

日本におけるビジネスの根本的な考え方ですが、現代ビジネスにおいてもそれは変わらないでしょう。

こうした考えが、幕末以降の日本の経済を発展させていったのです。

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まとめ

渋沢栄一は、ビジネスに携わる全ての人に刺さる名言をいくつも遺しています。

圧倒的な功績をあげた偉人から学ぶ教訓は、発見と学びを得るキッカケとなります。

成功のチャンスをつかむためにも、偉大なる実業家の考えを胸に留めておくと良いかもしれません。

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