春の嵐のあとは寒の戻りが必ずおこります。
なぜ寒の戻りが起こるのでしょうか。
今回は寒の戻りが起こる理由や仕組みについて解説します。
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春の嵐の後に寒の戻りにがおこる理由
初めにここでいう春の嵐は2月から3月にかけておこる強風などを言っており、5月ごろのメイストームと分けています。
予めご了承ください。
春の嵐の後には必ずと言っていいほど寒の戻りがあります!
その理由は春の嵐をおこす日本に通過する低気圧に向かって南から暖気を含んだ風が吹き込みます。そのため低気圧が通過する際に日本は暖かくなります。
その低気圧が通過すると南からの暖気を含んだ風は日本に吹き込まなくなります。
この季節にはまだ日本付近には寒気が覆っているため低気圧が過ぎると寒さが戻ります。
春の嵐の後に寒の戻りになる仕組み
先ほどの理由で簡単に仕組みも述べてしまっていますが、天気図を使って詳しく説明します。
天気図1
出展:気象庁
天気図1のように2月から3月では、西から東へ移動してくる低気圧対して、南からの暖気を含んだ風が流れ込みます。
天気図2
出展:気象庁
そして、低気圧は西から東へ、日本を通過していきます。
そうすると通過する低気圧に対して南から暖気を含んだ風も日本に向けて吹き込みます。
そのため、日本も暖気に覆われるようになり、低気圧が通過する際は暖かくなります。
天気図3
出展3:気象庁
低気圧が通過すると天気図3のように、日本を通過し、東に抜けた低気圧に対して暖気を含んだ風が吹き込みます。
そして、低気圧が通過し日本には、低気圧が通過していた際より気温が約10℃ほど下がるため、寒さが戻ることになります。
このような仕組みで春の嵐で寒の戻りがおこります!
冬から春への季節の移行の際は、春の嵐と寒の戻りを数回して春になっていきます。
この間は寒暖の差が厳しくなるので、体調管理して、風などを引かないように注意するようにしてください。
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