アメリカでは2013年に、日本では2014年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の「アナと雪の女王」。
世界的にも爆発的ヒットを記録し、日本でも250億円を超える興行収入を記録しました。
その「アナと雪の女王」の続編、「アナと雪の女王2」がいよいよこの11月に封切りとなります。
「アナと雪の女王2」のストーリーなど気になる情報がたくさんありますが、まずは「アナと雪の女王」について振り返っておきましょう。
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目次
アナと雪の女王のストーリー
「アナと雪の女王」はディズニー映画史上に残る作品です。
その爆発的なヒットはもちろんですが、なによりディズニー映画史上初のダブルヒロイン、つまり2人の女性を主人公としたストーリーでした。
舞台はアレンデール王国。
その王女エルサと妹のアナが主人公です。
エルサは幼いころから、氷や雪を生み出す不思議な力をもっていますが、その能力をうまく使いこなすことができずに、アナに重傷を負わせてしまいます。
そのことにショックを受けたエルサは、二度とだれかを傷つけてしまわないように、城の中で閉じこもって生活するようになります。
成人してエルサは女王となり、また同じころにアナはハンスという隣国の王子と恋に落ちます。
アナとハンスはすぐに結婚の約束までしますが、エルサはあまりにも早い展開に反対の意を示します。
思わず感情が高まってしまったエルサは、魔法の力を発揮してしまい、それを反省し独りで城の外で閉じこもって暮らすようになります。
そのエルサの感情に影響されてか、アレンデール王国は常に雪で覆われた冬の季節を長く迎えることになってしまいました。
一方アナは胸に受けたエルサの魔法によって、徐々に体が凍り付いてきてしまいます。
山男のクリストフなど、多くの人々に出会いながら、なんとかして魔法を解こうと悪戦苦闘する中で、ハンスが本当はアナを愛しておらず政略的に結婚を望んでいたということが明らかになります。
そして、ハンスはアナを閉じ込め、王となるために「アナは死んだ」という嘘を国民に告げます。
そのハンスは、まずは王女であるエルサに手を掛けようと剣を振り上げますが、その瞬間アナがエルサをかばい、同時に完全に氷と化してしまいます。
その姿を見たエルサはアナを抱きしめ、悲しみます。
その瞬間、エルサのアナへの真実の愛が魔法を解き、アナを包んでいた氷を解かしました。
真実の愛を知ったエルサは魔法をコントールする方法を知り、無事に王女として国を治めることができるようになりました。
また、アナを支えたクリストフはアナの恋人と城の使用人となり、ハッピーエンドを迎えたのでした。
アナと雪の女王は駄作でつまらない評価・感想
すれ違っていた姉妹が真実の愛を知り、本当の思いを知ってハッピーエンドを迎えるという感動的なストーリーは子どもから大人までを魅了しました。
一方で、「つまらない」と感想をもつ人もいたようです。
それぞれの反応を見てみましょう。
例えば、芸人のおぎやはぎの小木さんは、「映画の中で一番つまらない」と酷評しています。一方で、歌には感激したようです。
「映画を観た中で一番つまらないかもしれない。今まで観た中で」という小木。しかし歌には感動したらしく、「あの曲がかかるだけで、鳥肌が立っちゃう」と語りました。
出典:http://news.line.me/issue/de10daab/a14451fcde4d
Twitterなどでは、それほど悪い評価は見受けられませんでしたが、子どもでも分かるように構成されているため、その「分かりやすさ」が「つまらない」につながった人がいたように感じます。
爆発的ヒットを記録したということもあり、全体的に高評価が多い印象を受けました。
アナと雪の女王は面白くて良い作品という評価・感想
アナ雪観てた。そこそこおもしろいディズニー作品と思ってたけど相当おもしろいディズニー作品だなと考えを改めた。アナやエルサのドレス、マントの裾の揺れ具合が心地よく、きれいで、すばらしい。
— 五感 (@sne_5sy) 2019年10月22日
公開当時から時間が経ち、改めて見ても素晴らしさと感じられる作品だということが分かります。
こういう〈上昇志向映画〉に対して『アナと雪の女王』がちょっとおもしろいのは、〈私は誰もいりません。交換もされません。ここでひきこもることを選びます〉というテーマをうちだしたことじゃないかと思う。ひきこもることはビルや塔といった男性的価値観(高いとこ好き)を裏返しにする力をもつ
— 御前田あなた (@anata_omaeda) 2017年7月31日
「アナと雪の女王」がダブルヒロインだった意味や、姉妹の愛を扱った意味を深く読み取り、そこにおもしろさを見出しています。
一見、子ども向けのストーリーに見えるようで、社会的な問題提起もしている奥深い作品のようです。
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まとめ
いよいよ11月には「アナと雪の女王2」が公開されます。
「アナと雪の女王」にいい印象をもった人も、悪い印象をもった人も、もう一度観てみることで新たな発見や変化があるかもしれません。
ぜひ、「アナと雪の女王2」の公開前に、復習をしておいてくださいね。
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