美女と野獣の結末と内容に納得いかない?ストーリー展開や感想についも

1991年に公開されたディズニーアニメ『美女と野獣』(日本では1992年)。

その後、続編として『美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント』『美女と野獣 ベルのファンタジーワールド』が公開されたり、ミュージカル公開、実写映画化されるほどの人気でディズニー作品として成功を収めた1つです。

成功を収めた『美女と野獣』ですが、一部のファンからは結末やストーリー内容の展開に納得いかないという声もあるようです。

美女と野獣のどこのどのような展開に納得がいかないのでしょうか。

『美女と野獣』のキャラクターの役どころやストーリー内容展開からどこに納得がいかない部分があったのか、結末に納得がいかないものなのか考察していきます。

スポンサーリンク

目次

美女と野獣の原作とディズニー映画の違い

ディズニーの『美女と野獣』のアニメ化構想は1950年代にあったが、原作の民話やボーモン夫人の話に近い内容での構想だった様子が、最終的に構想は頓挫してしまい、1991年に公開されるまで長くあたためられてきました。

美女と野獣の本当のオリジナルの原作とされているのがガブリエル・スザンヌ・ド・ビルヌーヴ(ビルヌーヴ婦人)によって書かれた「ビルヌーブ版」で、そのビルヌーブ版を短縮させてた原作が、ジャンヌ・マリー・ルプランス・ド・ボーモン(ボーモン婦人)よって書かれた「ボーモン版」です。

ディズニーアニメや実写映画の『美女と野獣』の原作は、「ボーモン版」とされてます。

 

このボーモン版では、ベルは父親、3人の兄と贅沢好きでベルよりも美しくない2人の姉がおります

また、ベルの父は港に自身の商品が届いたというので、港に取り行きますが、その時に兄弟たちは「豪華なものがほしい」とねがいますが、ベルは「バラ一輪がほしい」とねだります。

ベルの父親は港につくと、商品を受け取るどころか、その商品が原因再び無一文になります。

しかも帰路で迷ってしまうという。

ここまではディズニーの『美女と野獣』には描かれたおらず、アニメ化にする際に削られたようです。

 

そして、原作では森に迷ったベルの父親は野獣の城で客人として振る舞われ、食事の世話・土産まで渡されますが、野獣が大切にしていた?とされるバラ(原作では野獣とバラの関係が触れられておらず、野獣がそこまでバラを大切していたという描写がない。)にてを出したことで、野獣が怒りだします。

野獣は「私の愛するものを奪うのだから、お前の愛するもの(娘)を差し出せ」と等価交換のような感覚でベルを要求してきます。

原作では元から野獣は紳士かつ人間的に描かれいますが、ベルの父がバラを持って帰ってきたため、ベルは野獣の城へと赴きす。

ベルは見た目と違って、野獣が思いやりのある人物であると見抜き、意地悪である姉たちの妨害をも退けて、野獣を愛することを誓います。

その瞬間、野獣が王子の姿になり、二人は結婚し幸せになりましたというストーリーです。

原作では、なぜ王子が野獣への姿にされていたのか描かれおりません

また、ディズニーの『美女と野獣』では、原作には登場しないガストンが描かれおります。

キャラクター役どころ

ディズニーの『美女と野獣』の原作との違いがわかったところで、次は登場するキャラクターの役どころについて紹介しておきます。

ベルの役どころ

見た目も心も美しい女性。

ただ、読書と空想が好きであるため、町の人々からは風変わりで謎めいた娘と言われている。

父のモーリスが野獣の城で捕らえられたため、身代わりとして野獣の城に滞在することに。

短気で我儘で乱暴だが根がやさいし野獣と心を通わせ、最終的に王子(アダム)の姿に戻った野獣と結婚する。

野獣/アダム王子の役どころ

人を見かけで判断し、冷たく振舞う傲慢な性格。

もともとの人間の姿をしていたときは美形。

老婆を装って城に泊めてもらおうとした魔女に「見かけで人を判断すると、心の奥底の真実が見えなくなってしまう」と忠告を受けたのにも関わらず冷たくあしらったため、見た目が醜い野獣へと姿を変えられしまう。

魔女から渡された一輪のバラの花が全て散る前に真実の愛を見つけないと人間の姿に戻ることができないとされ、絶望の日々を送る。

モーリスの代わりに来たベルと心を通わせ、真実の愛を見つけることができた野獣はアダム王子の姿に戻りベルと結婚する。

ガストンの役どころ

ベルが住む町の英雄で、狩りが上手。

見た目も美形で一見陽気で気さくな性格なため、町の女性からは人気があるが、ベルからは自惚れ屋で内面は野獣そのものと見抜かれており、また、粗野な振る舞いと性格の悪さからベルからは毛嫌いされている。

ベルが野獣に気があることに気づき、また、ベルから「あなたこそ野獣よ!」と言われたことに激昂し、怒り狂い、ベルとモーリスを自宅の地下室に幽閉する。

さらに、町の人を扇動して、野獣の城に夜襲をかけ、野獣を討とうとするが、野獣と争った際に城の塔から落ちてしまう。

美女と野獣のストーリー展開

フランスのある町の一の美貌をもち、読書好きで父親思いのベル。

ベルは野獣の城で幽閉されている父の身代わりにとなり、人質になりますが、病身のままベルを助けにきて、森で倒れていた父親を魔法の鏡で見たベルは、野獣から魔法の鏡とともに城を出ることを許され、森で父を助けた後、町に戻ってきす。

町に戻ると、ガストンはベルの父親のモーリスが「城に野獣がいる」主張していることは頭が狂っている、精神病院に入れようと言うことを知り、ベルは持ってきた魔法の鏡で城に野獣がいることを証明する。

しかし、ガストンの怒りに触れたべるは幽閉される。

一方、幽閉されていたベルとモーリスであったが、ベルとともに一緒にきていたチップの妙案により脱出することに成功する。

ベルは野獣を助けるために、野獣の城へと向い、城から落下しそうなところを野獣の手を取って助けるも、野獣はガストンとの戦いの傷が酷く、虫の息であったがベルに愛を伝え息絶える。

そのことに悲しむベルは涙を流しながら愛を告白し、元の姿に戻った王子とめでたく結ばれる。

美女と野獣の納得いかないポイント

ここでは美女と野獣の内容や結末が納得いかないポイントについて紹介していきます。

いくつかポイントがるのでそれぞれみていきましょう。

結局は顔

美女と野獣の最後はベルから真実の愛を告げられた野獣は、瀕死の状態から魔法が解け王子の姿に戻ります。

王子に戻った姿は、王子も美形だったのです!

結局は顔じゃんって思いますよね

見た目で判断した野獣には、見た目がブスだけど心は美しい女性に惹かれなければ意味がないですよね。

しかし、野獣は結局見た目で判断していたのでは?

「真実の愛」を告げたのもベルなのでは?ということもありますね。

野獣の性格直ったか

野獣は心美しく、見た目も美しいベルに恋をしています。

これでは本当に野獣は見た目で判断しないようになっていないか疑問が残ります。

また、町の人々からの襲撃から城を守ろうとして召使いたちが戦っているのにも関わらず、野獣自体は失意に落ちたままで一向に戦おうとしません。

ベルの声を聞いて生気を取り戻して戦うことになりますが、これは単純にベルが好きなだけで、ベルにだけ優しくなっている印象だけが残ります

魔法が解けないほうがよい!

これも前述と同じですが、ベルは野獣でいる王子が好きになったのです!

であれば、野獣を元の姿に戻す必要がなかったのでは?

もとに戻ってしまったら、見た目だけでなく、性格まで元に戻ってしまうのではないかと思いますよね!

結末だけをみれば、美男美女の恋愛物語で、見た目で判断してはしてはいけないとうことになりません

美女と野獣に納得いかない人の感想

やっぱり結局は美男美女の物語と思ってしまう方は多いですね。

 

確かに野獣の見た目と優しさをベルは好きになったに、野獣が元の姿になったら「コイツだれ?」って普通はなりますよね。

 

やっぱり小さいお子さんでも思っているのですねw

 

考察:美女と野獣のコンセプトは守られている!

美女と野獣の結末は美男美女が結ばれます

が、ベルと野獣が心を通わせるのは二人での夕食とダンスの後です。

となると、ベルは野獣がイケメンの王子だったから好きになって結婚したのではなく野獣の性格・内面を好きになったので、野獣の魔法が解けたあとの姿がどんな姿であろうと王子を選んでいたということになります

野獣にしても相手を選り好みはできなかったはずです。

というのも、野獣は姿に変えられたから初めて会った女性が、たまたま見た目が美しいベルであって、ベルが美しい心も持っていたのであって、ベルが美しからすぐに愛して魔法が解けたというわけではありません

野獣とベルは一緒に過ごすうちに、お互いの優しさ・素晴らしさとを知り、互いを愛すべき人と思うようになったのです。

とのことから、野獣は野獣の姿時点でベルから愛されており、「人から愛される」ということはできていた

そして、野獣は「人を愛すること、人から愛される」ということができたので最終的に魔法が解けたのでした。

とのことから、コンセプトである「見た目で判断せずに内面で判断する大切さ」は守られています。

まとめ

今回は美女と野獣の結末や内容に納得いかない理由やストーリー展開や感想について紹介してきました。

ただ、結末で美人のベルと美男子のアダム王子が結ばれたがために、結局は外見なんだって言われてしまい納得できないと言われてしまう所以です。

ベルも野獣(アダム王子)もお互いが美しいから選んだわけでなく、お互いの内面を好きになったからこそ結ばれたのです。

特にベルに至っては、外見が野獣のときからすでに野獣を好きになっているので、野獣はこの時すでに「人から愛される」ということはできていたのです。

【関連記事】
美女と野獣で配慮すべき表現はどこのどのようなシーンや場面?表示された理由についても

美女と野獣のガストンがクズで性格悪い?最低でムカつく行動や特徴についても

美女と野獣のベルがわがままで性格悪い?生い立ちや特徴についても

美女と野獣を無料動画で見る方法

美女と野獣』はU-NEXTを利用すると一定条件下で無料で視聴することができます。

U-NEXTでも『美女と野獣』は有料動画なのですが、U-NEXTNの31日間の無料トライアルを利用して、さらに無料トライアル期間にもらえるポイントを利用することで麒麟がくるを実質無料で見ることがきます。

『美女と野獣』のアニメや実写映画を見てみたいた方は利用してみる価値がありますね!

 

 

 

スポンサーリンク

関連記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください