2002年に公開の名探偵コナンシリーズ第6作目となるベイカー街の亡霊。
ゲーム世界を中心に、19世紀ロンドンを舞台にしたことで海外でも話題となった作品です。
20作品を越えるコナンシリーズで面白いと言われています。
たくさんある作品の中で、ファンからは最高と評価されているほどです。
なぜベイカー街の亡霊が名作で最高と言われているのか、その理由について考察していきます。
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目次
名探偵コナンのベイカー街の亡霊が名作な理由
RT希望)ついに今夜9時!シリーズ屈指の名作「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」が金曜ロード初登場ですぅ😭❤️親と子の物語、最高に追い込まれる主人公コナンさん、あのホームズさんと共演…ファンはもちろん、コナンデビューにもお勧めの傑作ですー😆情報拡散お願いします! #今夜ベイカー街 #コナン pic.twitter.com/t0oaDUZegj
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) February 9, 2018
ベイカー街の亡霊が名作の理由は、普段のコナンとは違う雰囲気が味わえるという点です。
どういった点が違うのか、ざっくりとしたあらすじを紹介します。
物語の発端は、アメリカの工科大学に通う天才少年ヒロキが人工知能を完成させたのちにビルから飛び降りたことからスタートします。
この事件から2年後、世界で初めてゲーム空間に入り込めるシミュレーションゲームが発表されたのです。
体験型ゲーム「コクーン」の発表会に、参加できることになったコナンたちは喜びます。
ですが、ゲームが始まる直前に亡くなったはずの天才少年ヒロキから人工知能を使い挑戦状が届きます。
その内容は、ゲームを誰もクリアできなければ参加した人は2度と目覚めることはないという衝撃的なものでした。
コナンは残されたメッセージから、ゲームの中に事件のヒントがあると考え参加をします。
現実世界のほうは、父の優作が捜査を行い二手に分かれることに。
ゲーム参加したコナンがたどり着いたのは、19世紀末のロンドンでありだされた問題は切り裂きジャックの正体をつかむというものでした。
さらには、50人の参加者のうちひとりでもクリアできなければ参加者全員の命が奪われるという厳しい条件です。
史上では未解決で終わった事件をたくさんの人質かいる状況で、果たして解決できるのかと内容になります。
あらすじを読んでわかる通り、ベイカー街の亡霊は仮想空間と伝説の切り裂きジャックが登場することです。
どちらも現実的ではない設定で、普段のコナンとは違った雰囲気になっています。
ゲームが題材なだけに、子どもから大人まで親近感がある設定といえるでしょう。
また、コナンにしては珍しく脱落式になっているので危機感があることからスリルが味わえます。
一歩間違えれば子供たち全員の命が奪われるというドキドキ感がありコナンの行動が見逃せません。
従来の犯人を捜すための推理というより、切り裂きジャックといった仮説をひも解いていくストーリー展開が名作と言われるところです。
名探偵コナンのベイカー街の亡霊は面白い!
ベイカー街の亡霊が面白いのは、全体的なストーリー展開にあります。
この映画が公開されたのは、2002年ですがこの時代まだスマートフォンすら普及していません。
その時代に、人工知能を題材にコナンと頭脳対決する発想がすごいです。
名探偵コナンが当時の時代からみて、技術を先取りしていると考えたら脚本がいかに優れているかが分かります。
優れた脚本と言える本作が面白いのは、ゲームならではの設定です。
特に、見どころはコナンの仲間である光彦・元太・歩美といった主要キャラクターが殺されることでしょう。
コナンの世界では、絶対に死なないであろう主要人物たちが次々と脱落していくのは仮想空間だからこそ。
そして、普段はじゃれ合っていることが多い少年探偵団がコナンを助ける話でもあります。
また、コナンを助けて脱落してしまう灰原も最高です。
灰原がコナンに残した最後のセリフが、「お助けキャラがいないなら私たちにとってのホームズはあなた。あなたにはそれだけの力がある」はホームズの世界だからこそ聞けるといえます。
大変な事態になっているからこそ、普段ならそのキャラクターが口にしないようなセリフが聞けたりありえない展開が起こるのが本作の面白いところです。
名探偵コナンのベイカー街の亡霊は過去最高傑作
ベイカー街の亡霊をコナン映画史上最高傑作に挙げる人は多い
しかし舞台が仮想空間、電子生命体が黒幕、探偵団の(擬似的な)死、優作が活躍など、良い意味で反則だらけだ!
そして何より世界で唯一、コナンが諦めて死を受け入れる作品でもある…これも反則!最高!#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/QLh1Wp25E9
— アンダーキャッスル@映画 (@Ragnvald2nd) May 31, 2021
ベイカー街の亡霊が過去最高傑作と呼ばれるのは、心を打たれる名シーンが多いからです。
その一部をご紹介すると、一つ目はコナンが終盤追い詰めれられて弱音を吐くシーンになります。
いつでも諦めずに窮地を脱出してきたコナンですが、次々を仲間だ脱落していくだけでなく大切な蘭もいなくなってしまいます。
蘭と協力することで脱出を試みようとしていたコナンは、全てを諦めてしまうのです。
そんな落ち込んでいるコナンの元に、シャーロックホームズが登場しヒントを得ます。
普段なかなか見ることができない弱音を吐くコナンからの形成逆転シーンは見どころです。
二つ目は、工藤優作との絆が垣間見れるシーンです。
工藤優作は、コナンの実の父親になります。
現在は、分け合って離れて暮らしていますが言葉なしでもコミュニケーションが取れるシーンは流石親子と言わざるを得ません。
仮想空間では、コナンが犯人を追い詰めて現実世界では工藤優作が犯人を見つけ出すのも熱い展開です。
工藤優作が見つけた犯人に言ったセリフは深いので要チェックしてください。
この作品のテーマでもある気がします。
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まとめ
ゲームの世界という設定から、オールロンドンの世界観が味わえるため普段とは違った雰囲気のコナンが楽しめます。
仮想空間だからこそ、主要キャラクターたちが巻き込まれるサバイバルは見逃せない展開です。
容赦なく消えていくキャラクターたちの姿は衝撃を与えてくれます。
もがき苦しむコナンが見えたり心打たれ名るシーンも多い本作は圧巻の面白さです。
間違いなくベイカー街の亡霊は最高傑作といえるでしょう。
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