「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジと綾波レイに兄弟の関係は?綾波レイと渚カヲルはクローン?

今年6月にいよいよ新劇場版の最終章の通称「シン・エヴァ」が公開される「エヴァンゲリオン」シリーズ。

1995年から1996年にかけて放送されたTVシリーズをもとに作成され、昔からのファンから新規のファンまで老若男女が期待に胸を膨らませています。

「新世紀エヴァンゲリオン」には特徴のある人物が多く登場しますが、その中でも過去のデータが一切残っていない綾波レイと渚カヲルはそのミステリアスさからも、非常に人気が高いキャラクターに数えられます。

今回は、主人公である碇シンジと綾波レイの関係、また謎多き渚カヲルの人物像について迫っていきます。

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目次

「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジと綾波レイの関係

エヴァンゲリオンシリーズでは、汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」を用いて使徒と呼ばれる謎の生命体で戦うという設定が主軸をなしています。

シンジとレイはどちらもエヴァンゲリオンに乗ることのできる、「チルドレン」と呼ばれる存在です。

エヴァに乗り始めた当初のシンジは、エヴァに乗ることを好ましく思っておらず、懐疑心と反抗心でいっぱいでした。

そんなシンジが初めて出会ったチルドレンが、綾波レイです。

レイはあまり感情を表に出さず、シンジと心を通わせているとは決して言えない存在ですが、シンジにとっては同じ境遇に置かれている人物として、非常に重大な意味合いをもっていると想像することができます。

あまり人と親しくなろうとはしないレイに対し、シンジはレイと親しくなろうと努力している描写もあります。

それが恋愛感情からくるものかは、明確な表現がないので何とも言えませんが、少なくとも同志や、同志とまでは言えなくても同じ境遇に置かれた者としてのシンパシーを感じる間柄であることは間違いないでしょう。

また、後ほど触れますが、レイの出生の秘密も相まって、実はシンジとレイは、あるシンパシーを感じておかしくない必然性のある間柄だと分かります。

「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジは人

シンジは14歳の精神的にも未成熟な少年として描かれます。

母であるユイを早くになくし、父であるゲンドウともあまり交流がないまま育ったシンジは、人との関わり方が分からない、人に嫌われるのを極端に恐れる、主体性が希薄、といった当時問題視されていたような青少年の在り方を具現化したようなキャラクターとして描かれます。

そのようなシンジが、ある運命に導かれ、突然エヴァに乗って人類の存亡に関わるような立場に立ち、苦悩しながらも共に戦う仲間と成長していきます。

この人間臭さからも分かるように、シンジはもちろん人間という立場で物語の中に登場しています。

「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイはクローン

シンジは間違いなく人間ですが、過去のデータが全く残っていないとされる綾波レイ渚カヲルは一体どのような人物なのでしょうか。

まずはレイから、その出生を紐解いていきます。

レイはエヴァに最初に乗ることのできる「ファーストチルドレン」として登場します。

シンジの感情をむき出しにした態度とは対照的に、感情を表に出さないキャラクターとして登場します。

その無機質な感じが、ミステリアスな設定をさらに深めていきます。

「新世紀エヴァンゲリオン」では、終盤にレイがクローンであることが明らかになります。

それも、その真実を知っている赤木リツコが、そのことを知らないミサトとシンジを地下の研究室に連れていき、培養液に無数に浮かぶレイを見せる、という衝撃的なシーンをもって知らせるのです。

リツコはそのような真実に耐え兼ね、培養液に浮かぶレイをボタン一つで殺してしまいます。

そこには、生命とは何か、その線引きを問う科学者としての姿勢も見え隠れしています。

 

さて、レイがクローンということは明らかですが、クローンはつくる際にはそのモデルとなる遺伝情報が必要です。

つまり、モデルとなる人間がいなければなりません。

実はこのモデルとなっている人物も明らかになっています。

それは、シンジの母・ユイです。

若くして実体を失ってしまったユイにもう一度会いたいと強く願う、夫でありシンジの父であるゲンドウは、ユイをモデルとしてクローンをつくります。それが綾波レイです。

シンジはもちろん、その真実を知りませんが、幼い時の遠い記憶に残っていると思われる母の面影を感じつつ、レイに特別なシンパシーを感じていても不思議ではありません。

「新世紀エヴァンゲリオン」の渚カヲルもクローン?

もう一人、過去のデータが一切残っていない、「フィフスチルドレン」として登場するのが渚カヲルです。

「新世紀エヴァンゲリオン」の終盤に突然登場する彼は、レイと同様人間ではありません。

しかし、クローンでもないのです。

実は第1使徒アダムの魂をもつ、第17使徒なのです。

つまり、シンジたちが戦ってきた使徒の最後の一体というわけです。

それまでの使徒とは異なり、人間らしい振る舞いとシンジに優しい言葉をかけるその姿から、シンジはカヲルの殲滅によって、精神的に不安定な状態に追いやられます。

「新世紀エヴァンゲリオン」ではカヲルの登場シーンは少ないのですが、その存在感から新劇場版などでは出番も増え、主要人物の一人として数えられています。

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まとめ

「新世紀エヴァンゲリオン」には、豊かなブックボーンを設定された個性豊かなキャラクターが登場します。

その中でも、過去のデータが一切残されていない綾波レイと渚カヲルは特殊で、それぞれクローンと使徒という特別な存在として描かれていることが分かりました。

人間だけでなく、クローンや使徒といった生命体が存在することで、「新世紀エヴァンゲリオン」の世界観は深まっています。

ぜひ、レイやカヲルの立場も頭に入れながら、エヴァンゲリオンの世界を楽しんでみてください。

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