TVシリーズが1995年から1996年に放送され、現在も新劇場版の公開を控え、ますます注目と盛り上がりを見せている「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ。
斬新なストーリーの魅力だけでなく、個性的なキャラクターやおもしろいアイテムが登場し、ファンを獲得し続けています。
今回は、その中でも特に中心的で魅力あるキャラクターの一人、葛城ミサトにスポットを当てていきます。
中でも、ミサトの愛車について紹介していきます。
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目次
【新世紀エヴァンゲリオン】葛城ミサトの愛車のモデル
これも時代の流れです。
ただ電気で走るよりはかなりマシです。
菜々さんのスーフォアも、その日の気分で’88NSR250R風味になったり、朝の通勤時はリード110風味にしたり、VTR250風味になったり、GB250風味になったり、CRM250R風味になったり出来ますよ。エヴァの葛城ミサトの車も電動改造車です。 pic.twitter.com/TicpaBaF9Z
— ドクターラブストレンジ (@shngarimH) August 29, 2018
葛城ミサトと言えば、エヴァンゲリオンの世界では数少ない自動車を運転するキャラクターとしても描かれています。
主人公である碇シンジの前に初めて登場したときも、自動車を運転していました。
エヴァンゲリオンの世界では、自動車が走っている描写は、ほぼミサトの運転シーンのみとなっており、そういう意味ではミサトと自動車は関係の深いものとして捉えることができるでしょう。
ミサトが運転している自動車の種類は複数登場していますが、中でも最も登場回数が多く、愛車とも言えるのが青色のスマートな車体の自動車です。
使徒の攻撃を受けて、横転してしまう、あの自動車がミサトの愛車と言える一台です。
葛城ミサトの悲しい話。「車編」
A310アルピーヌが爆風で転がった後に言ったセリフ「ローン33回+修理費かー」と言っていたが、いくら国際公務員と言ってもこれは痛いんです😓てか納車したてでボコボコは可哀想😰 pic.twitter.com/WUhBAjt9Ko
— アルピーヌA310改 (@eva_112234) July 23, 2020
この自動車にはモデルがあります。それはアルピーヌA310と呼ばれる、フランス産のスポーツカーです。
フランスのルノーを親会社にもつアルピーヌが生産していた自動車で、1971年から1984年まで生産されたスポーツカーです。
A310の先駆モデルとなるA110という人気の高い自動車の構成をモデルとして生産されたモデルです。
スポーツカーというだけあって、スマートで丈夫な一台です。
アルピーヌ A310の値段
これの後継車らしいっす💦#ALPINE#TMS#東京モーターショー#エヴァンゲリオン#葛城ミサト pic.twitter.com/RTKCbwCKgb
— まさひろ(犬飼い) (@AYASE_HULK) October 27, 2019
さて、このアルピーヌA310は一体おいくらくらいの自動車なのでしょうか。
A310は生産台数もそこまで多くはなく、現在購入しようとするといくらかかるのか、不明な状態です。
そこで、A310の先駆モデルであり、いまだに流通しているA110の価格を参考に考えていいます。
A110は一度生産終了になるものの、2017年に復刻しており、その価格を知ることができます。
復刻されたモデルでは、新車で800~950万円ほど、中古で500~900万円ほどが相場となっているようです。
A310もA110と構成をほぼ同じくしているため、価格帯はほとんど変わらないと思います。
一般的なファミリーカーと比較すると、かなり高額ということは確実に言えそうです。
葛城ミサトの愛車のナンバーの意味
葛城ミサトが乗ってる青い車のナンバー pic.twitter.com/2imFhLn3Y1
— 963 (@kZpyatZ3eswZbGh) April 20, 2020
ミサトの愛車であるアルピーヌA310のナンバーは「東2 ネ33-10」です。
このナンバーの意味は大変分かりやすく、「3310(みさと)」つまり、ミサト自身の名前をもじったナンバーとなっています。
そのほかにも、ミサトは白い車、これはマツダのコスモスポーツをモデルとした車も運転しています。
こちらのナンバーは「19-71」というナンバーは付けられています。
このナンバーは庵野監督が大好きなウルトラマンシリーズの「帰ってきたウルトラマン」の放映された年からとったのではないかとファンの間では言われています。
車のナンバーという細かな部分ではありますが、よくよく見ると、制作陣の遊び心が感じられますね。
NERV官用車の意味
1/24 ヱヴァンゲリヲン新劇場版 NERV官用車 w/式波・アスカ・ラングレー、2020年6月発売(予約開始)https://t.co/GwTV6Vi4zD pic.twitter.com/Zzl7GbUQD4
— 早耳ホビー (@hayamimihobby) April 8, 2020
さて、ミサトが運転しているアルピーヌA310はミサトが購入した愛車だと言えそうですが、先ほどナンバーを紹介したコスモスポーツはミサトの愛車ではなく、ミサトの所属するNERVの官用車のようです。
左右のドアにはNERVエンブレムが貼られ、ボディ上面にもNERVをイメージさせる赤いストライプが入っています。
こちらは国産車のスポーツカーで、1960年代~1970年代に生産されたモデルです。
エヴァンゲリオンシリーズの舞台は2015年ころなので、そのように考えるとアルピーヌA310もコスモスポーツも登場しているのは少し不思議な感じがするはずです。
もしかしたら、作品内の重大な伏線の可能性もないとは言い切れませんが、一般的には庵野監督の趣味だと言われています。
そのような監督自身の趣味や遊び心を垣間見えることができるのも、ファンの好奇心をくすぐるのかもしれませんね。
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まとめ
今回はエヴァンゲリオンシリーズの中核を担う登場人物である葛城ミサトについて、特に愛車という視点で深く掘り下げてみました。
ミサトがよく運転しているアルピーヌA310という自動車は、フランスのスポーツカーで高級外車であることが分かりました。
また、白いマツダのコスモスポーツはNERVの官用車として登場しています。
どちらも作品の設定年代から考えると少し古いモデルと言えますが、そこに制作側に立つ人々の人柄が表れていて、作品世界以外のおもしろさを見て取ることができます。
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