映画「ズートピア」は動物たちが人間のように過ごす大都市ズートピアを舞台にしています。
新人警官のうさぎのジュディ・ホップスは事件を追って詐欺師のキツネ、ニック・ワイルドとともにズートピア中を駆け回ります。
ズートピアにはさまざまなエリアがあり、それぞれの街並みにはモデルがあることをご存知ですか?
今回はズートピアの街のモデルになった国や都市をご紹介します。
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目次
ズートピアの都市のモデルとなった国や都市
https://twitter.com/miyumother/status/949284024760991746
「ズートピア」では動物たちの生態に合わせたエリアが存在します。
雪と氷の街や砂漠の街、熱帯雨林の街のほか、ネズミなどの小動物が暮らすミニチュアサイズの街並も登場しますよね。
それぞれの街並みについて、特徴やモデルとなった国や都市をご紹介します。
サハラ・スクエア
ズートピアのサハラスクエア(砂漠の街)とツンドラタウン(氷の街)が隣り合ってるのにはちゃんと設定があってですね
冷房って部屋は冷たくなるけど外の排気坑は熱くなるでしょ
ツンドラタウンをガンガンに冷やしてる冷房があって、その冷房をしきりとしてその後ろにサハラスクエアがあるんですよ— すてを (@past___frozen21) June 15, 2018
「サハラ」という名前のとおり砂漠地帯がモチーフでラクダなどが暮らしています。
街の中心はモナコのモンテカルロやアラブ首長国連邦のドバイをモデルにデザインされています。
砂漠は日中暑いため、昼間は活動せずに夜に活動する動物のためにカジノ付きホテルやナイトアクティビティを充実させている設定があるそうですよ。
特定の動物にとっての住みやすいだけでなく、リゾート地としての機能もあるようですね。
砂丘や砂城をモチーフにした建物や巨大なヤシの木を模したホテルも登場しています。
次にご紹介するツンドラ・タウンと隣接しています。
境界の壁には大きな空調設備を用いて、ツンドラ・タウンを冷やした廃熱でサハラ・スクエアを熱するという設定もあるとか。
ツンドラ・タウン
https://twitter.com/fancy7722/status/888226564931895296
サハラ・スクエアから気候の壁を通り抜けた先は極寒のツンドラタウンです。
ホッキョクグマやトナカイが暮らす地区ですね。
ツンドラ・タウンのモデルはロシアです。
ロシア建築を模したタマネギ状のドームの建物やホッキョクグマの住処である氷の洞窟をモデルにした氷雪マンションが登場します。
動く歩道として水路に流氷ブロックがあり、凍った道路を走るのは雪上車です。
街並みの殆どが雪と氷によって構築されていますね。
薄暗く極寒の印象が強い街並みですが街の彩りとしてネオンサインが所々に登場しています。
このネオンサインという人工物の配置によって自然界ではなく、動物たちが人間のように暮らす都市であることを表現しているんですよ。
レインフォレスト地区
https://twitter.com/DisneyPlusJP/status/1422723996269780998
レインフォレスト地区は名前のとおり熱帯雨林をモデルでヒョウなどが暮らしています。
巨大な人工樹木が川から吸水して湿気を生み出すほか、常にスプリンクラーのような装置で濡らしています。
滝や緑豊富な景観がきれいな自然豊かな場所ですね。
この地域は直上方向に形成されているのも特徴で高低差は300mにもおよぶとか。
道路はループ橋や跳ね橋が多用され、ゴンドラやロープウェイもありますね。
この地区は枝や葉っぱなどで覆われた部分が多くミステリアスな雰囲気があり、事件を追うジュディとニックが深まる謎に首を傾げる心情的にリンクしています。
リトル・ローデンシア
ズートピアの世界観の街中を歩き回れるようなゲームがVRであれば良いねって話をしてて リトルローデンシアみたいな小さくて可愛い街歩いてみたいわ٩( 'ω' )و
— 東茉はとり@お仕事募集中 (@Azuma_Hatori) November 26, 2016
リトル・ローデンシアはネズミなどの小動物が暮らす地区です。
道路も建物もすべたがまるでミニチュアのようで、「ちいさいうさぎ」と大きな動物ばかりの警察署でからかわれていたジュディもここでは「巨大なうさぎ」になっています。
大きな動物が誤って入り込まないように高い柵と小さなトンネルで囲まれている特別地区です。
気候を考慮した地区ではないことが他の地区と異なっている点ですね。
街並みのモデルはニューヨークのブルックリン。
クリスマスツリーの装飾電灯を街灯にしていたりと細かいディテールが可愛らしい街並みです。
また、ネズミの街らしく通路にはチューブが活用されるなどユニークなアイデアが盛り込まれていますね。
縮尺が違うだけでなく構造自体が違うものをデザインすることで、本当にネズミたちが暮らしている街であるリアリティが生まれています。
サバンナ・セントラル
https://twitter.com/kinro_ntv/status/1007621260329697281
故郷のバニー・バロウから電車に乗ってズートピアにやって来たジュディが最初に降り立った場所です。
ズートピアでは一番賑わいのある場所で、あらゆる動物たちが集まるダウンタウンですね。
サバンナ・セントラルはズートピアの中心エリアで、様々な種類の動物が暮らすサバンナがモデルになっています。
セントラル・ステーションでは列車からたくさんの動物が降りてくるシーンが印象的ですよね。
エレベーターやエスカレーターがそれぞれの動物のサイズに合わせて異なっていおり、共存をテーマにした都市であることが伺えます。
制作陣は肉食動物と草食動物が隔てなく集まる水飲み場をイメージして作ったそうですよ。
ヨーロッパと北米を組み合わせたような先進的なデザインを用いたエリアです。
サイズ感の違う動物たちが暮らすごちゃごちゃとした雰囲気が大都市であることを伝えていますね。
バニーバロウ
ズートピアから300キロ以上離れた片田舎の町です。
ジュディの生まれ育った場所で、一面ニンジン畑が広がっているのどかな雰囲気ですね。
ズートピアという大都会との差が大きく描かれています。
ジュディがズートピアに強く憧れるのに観客が納得するように、本当になんにもない場所を描いたそうですよ。
こちらのモデルは不明ですが、広い土地は草原や砂漠地帯に生息するうさぎのイメージから設定されたのではないでしょうか。
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まとめ
ズートピアの街のモデルとなった国や都市を紹介しました。
街のビジュアルだけでなく機能面もしっかりとした設定があることがわかりました。
人間が作った街ではなく、そこに暮らす動物たちによって建設されているというリアリティが感じられますね。
ズートピアが微妙で面白くないしつまらない?泣けないし感動しないのかの考察も
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