明けましておめでとうございます。
足長パパです。
箱根駅伝を見ていると『シード権』とか『シード権争い』などの言葉を聞くことが
あると思います。
箱根駅伝にあまり興味がない方やまだ日が浅い方にとってなんのこと?って思うでしょう。
今回はシード権はなんなのか?シード権を獲得するとどんなメリットがあるかなどに
ついて紹介してみたいと思います。
目次
箱根駅伝とは
箱根駅伝のシード権について説明する前に箱根駅伝について簡単に説明しましょう!
箱根駅伝とは略称で正式名称は『東京箱根間往復大学駅伝競走』と少し長いです。
東京箱根間とは東京の大手町にある読売新聞社前から箱根の芦ノ湖までを往路5区間5人、
そして、復路5区間5人、計10区間10人の選手が自校のタスキを繋いで走ります。
主催は関東学生陸上競技連盟です!
関東学生陸上競技連盟に属する大学や大学院、短期大学、高等専門学校(第4・5学年)
が予選会などを経て、出場することができます。
2018年の箱根駅伝はシード校10校と予選会突破校10校、関東学生連合チームの21チーム
で行われます。
共催は読売新聞社です。
スタートとゴール地点が東京大手町ににある読売新聞社前になっていることからも
わかりますね。
特別協賛にはサッポロビール、協賛にはトヨタ自動車、ミズノ、セコムなどがあります。
企業も箱根駅伝の注目度合いを分かっていて、大手企業が箱根駅伝に自社商品を提供し、
アピールしています。
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箱根駅伝のシード権とは?
箱根駅伝は毎年1月2日と3日の2日間にわたって往路、復路を走り、その総合成績の
順位でシード権の獲得が決まります。
シード権を獲得できるのは総合成績上位10校は次回の箱根駅伝に予選会を免除され、
出場する権利を得られることが「シード権」です。
このシード権が獲得した10校の大学に重大な不祥事が発覚すると不祥事を起こした
大学はシード権が剥奪されます。
また、シード権はあくまでも次回の箱根駅伝の予選会を免除され、出場する権利ですが、
大学の希望があれば出場しなくてよいルールとなっています。
しかし、これまで一校とも出場を辞退した大学はありません。
[ad#3]予選会免除意外にどんなメリットがある?
箱根駅伝でシード権を獲得すると次回の箱根駅伝大会に自動的に出場権が得られます。
(次回の箱根駅伝の予選会免除されます。)
予選会免除意外にシード権獲得するとどんなメリットがあるのでしょうか。
シード権した大学は下記のようなメリットがあります!
・シード権を獲得した大学は毎年10月に行われる予選会が免除されるので、予選会に
合わせた調整をしなくて済みます。
箱根駅伝予選会は本大会の約2か月あまり前にあるため、予選会を突破し、箱根駅伝
に出場権を得た大学は選手の疲労回復と箱根駅伝に向けての調整をする必要があります。
箱根駅伝以外に「10月の出雲駅伝」、「11月の全日本大学駅伝」があり、学生三大駅伝
などにあるため、それらの大会に出場するために選手たちは万全の状態にする必要があるります。
予選会に出場する必要がなければ選手やチームにかかる負担が軽減できます。
・大学のアピールになる。
箱根駅伝は関東の大学しか出場することができない、いわば関東のローカル駅伝大会
なのにかかわらず、正月に全国放送されています!
大手企業がスポンサーをしているのもわかるように宣伝効果が非常に高いです!
企業同様に出場した大学は大学名が紹介されるので大学の宣伝効果がります。
大学がシード権獲得や上位争いをしたりすると注目されるので、大学名が宣伝され、
多くの方に大学が知れ渡るようになります。
駅伝が強い大学というブランドができ、その大学に入学の希望の学生増え、新入生
も増えることが期待されます!
このため多くの大学が箱根駅伝に出場しようと予選会に出場します。
そのため各大学のレベルが高くなってきており、近年は箱根駅伝も戦国駅伝の様相を
呈しています!
まとめ
シード権を獲得することは次回大会以降のレースを有利に展開するための重要な要素
なのです!
そのため、シード権を逃すと大きなダメージとなります。
そのため箱根駅伝に出場する大学は優勝することが本来の目標ですが、優勝できないとしても
上位争いをすること、最低限シード権を獲得することを目標にしています!
なお、シード権を獲得している大学の大半は次回もシード権を獲得している傾向があります。
シード権を持っている大学がシード権を逃し、予選会に出場した大学が新たにシード権
を獲得するかに注目するのも面白いですよ!
出場する選手には自身の大学がシード権が獲得できるように頑張ってほしいですね!
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