麒麟がくる(大河ドラマ2020)9話の感想ネタバレ考察!信長の失敗と菊丸・煕子についても

麒麟がくる8話では、尾張との和睦のため帰蝶が織田信長のもとへ嫁入りする様子が描かれました。

明智十兵衛(光秀)と帰蝶はお互いに想い合っていました。

お互いに嫁入りはしたくない気持ちはあるものの、美濃の今後を考え泣く泣く嫁入りする姿は切なかったですね。

密かに十兵衛を想う駒も、十兵衛の気持ちを知り、想いを告げることなく京へ帰るシーンも胸が痛くなりました。

麒麟がくる(大河ドラマ2020)8話の感想ネタバレ考察!同盟のゆくえで分裂する美濃

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麒麟がくる8話は恋愛模様が多かったのですが、9話は今川義元がいる駿河と尾張の戦の話へ移ります。

前回祝言をすっぽかした信長と帰蝶の関係も気になります。

早速、麒麟がくる9話の感想ネタバレをみていきましょう!

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目次

麒麟がくる(大河ドラマ2020)9話信長の失敗のあらすじ

輿入れしたものの祝言をすっぽかされた帰蝶は、ようやく翌朝帰ってきた織田信長と顔を合わせます。

奇妙な出で立ちだが、領民のことを思いやる姿、そして素直に前日の不在をわびる信長に興味を持ち始める帰蝶。

婚儀に上機嫌な織田信秀と土田御前ですが、信長が持参した祝いの品を見て、激しく叱責します。

父にも母にも愛されない孤独な信長の姿を見た帰蝶は、鉄砲の手ほどきを受けながら自分も父がときどき大嫌いになる以外は好きだと言い、信長に寄り添います。

一方、美濃の明智十兵衛(光秀)はのちの正妻となる熙子と懐かしい再会を果たしていました。

 

麒麟がくる(大河ドラマ2020)9話信長の失敗を考察

ここからは麒麟がくる9話の考察をしていきたいと思います。

信長の失敗とは

今回、信長は2つの失敗をします。

どれも帰蝶との祝言に関わってきます。

まず1つは帰蝶との祝言をすっぽかし、帰ってこなかったことです。

でもこれは忘れていたのではなく、帰ってこられなかった理由がありました。

信長は村人が外も出歩けないほど恐れているバケモノを一緒に探していたというのです。

この話を信長自体信じていたわけではありませんが、村人と同じ気持ちになってバケモノがいる池に入って見せたのです。

そうすればみんなが安心して商売や農作ができるようになり、それが大事だと信長は思ったからです。

これがきっかけで帰蝶は信長に興味を持っていきます。

 

もう一つは祝言の祝いの品が場違いだったことです。

斉藤利政は大きな盆栽だったのですが、信長はなんと松平広忠の首だったのです。

これに信秀はカンカンに怒ります。

ですが信長は喜ぶと思って大真面目にやっているんですね。

信長はうつけと呼ばれ、常識はずれな行動ばかりしていたからか父親と母親から十分な愛情をもらえずに育ちました。

だけど信長の常識はずれな行動は相手を脅かそうとか、反抗心からではなく純粋に喜ぶと思ったからやったというシンプルなものです。

なので信長からしたら良かれと思ってやったのに、みんなに失敗と言われるという、なんとも可哀想な人です。

実は織田信長は純粋でピュアな心の持ち主なのでは?と私は思います。

信長のそんな側面も、今回の麒麟がくるでは描かれそうな予感がします。

菊丸が服部半蔵の可能性は

ネット上で最初の頃からささやかれていたのが“菊丸=服部半蔵”説です。

百姓だというわりには、三河や尾張の情勢に詳しすぎるという声が多く上がっていました。

確かに行く先々に菊丸がいるのはなんか怪しい・・・。

そして9話の予告では「命に代えてもお守りいたします」という台詞と共に誰かに仕えているシーンが流れています。

菊丸に声をかけるのは、竹千代(徳川家康)の母・於大の方の兄・水野信元ではないかと言われています。

つまり菊丸は水野信元に仕えているということになりますね。

なので水野信元の家臣に高木 清秀という人がいて、この人ではないか?という説が濃厚になってきています。

ただ菊丸はオリジナルキャラクターなので、あくまでもモデルではないか?という感じです。

これから菊丸は重要な役割として出てきそうですね。

 

十兵衛(光秀)は煕子と再会

煕子って誰?と思う人もいると思うので説明していくと、煕子は美濃の豪族・妻木家の娘です。

明智家と妻木家は光秀の父親の代から親しくしている間柄でした。

光秀は幼いころ父親に連れられてよく妻木家に遊びに行っていたので、その頃に煕子と出会っています。

幼いころは一緒に遊んでいた仲で、その時に結婚の約束もしていたようです。

子供の約束なので光秀は覚えていないかもしれませんが、煕子はその約束をずっと覚えていました。なんて健気。

そして今回光秀は久しぶりに妻木家を訪れ、のちの妻となる煕子と再会します。

実はこれは偶然再会したのではなく、そろそろ結婚を・・・と考えた叔父の光安によって仕組まれたものだったのですが・・・。

煕子はこれまで出てきている駒や帰蝶とは違った、ほんわかしたかわいらしい女性とのことなので、物語にまた違った色を添えてくれそうな予感ですね。

 

麒麟がくるの9話のネタバレ(確定版)

今川義元と手を組んだ松平広忠は戦の準備のため岡崎へ向かいます。

だが、岡崎へ向かう途中何者かに襲撃されてしまいます。

襲撃された現場を訪れたのは菊丸でした。

菊丸は広忠の亡骸を発見します。

菊丸は脇差を持ち、刈屋城へと走ります。

刈屋城には竹千代の母親で忠信の妻・於大の方と竹千代の伯父、水野信元がいました。

脇差を見た於大は間違いなく広忠の脇差だと言います。

水野信元は広忠を殺めたのは何者かと菊丸に尋ねます。

菊丸は織田の手のものだと言います。

菊丸は織田の息のかかったものが広忠の近くにいたのを突き止めていました。

広忠が殺されたとなるとと今川義元が黙っていないだろうと信元は言います。

広忠が亡くなった今、次の当主は竹千代になるが、その竹千代は織田に人質に取られている。

ということは、次は竹千代の命が危なくなるのです。

菊丸は「我らは竹千代様の影となり、命をかけてもお守りいたします」と信元に言います。

それを聞いた於大は「そなたが頼りなのじゃ。竹千代を頼んだぞ」と菊丸に言います。

それを聞いた菊丸は足早に走り去っていきました。

一方、尾張の那古野城では信長を待ちわびて眠ってしまった帰蝶の元に、祝言をすっぽかした織田信長が泥だらけで現れていました。

帰蝶は「この帰蝶との祝言をすっぽかすとは、余程の大事があったのでしょうな」と信長に嫌味を言います。

すると信長は昨日は村人と化け物を探していたと話します。

城下では身の毛もよだつ黒い化け物を見たと大騒ぎになっていました。

信長は信じていないが、村人は心の底から恐れていて外に出歩けず畑仕事もできないと言うので自分が池に入ったのだと言います。

「村のものと同じ心を持つことじゃ。村の者と同じになってやらなければ化け物は見えぬ」そういう信長に「信長様は化け物を見たのですか?」と帰蝶が尋ねると「化け物は見てないが、自分が池に入れば皆が安心するであろう。商売できるよう田を耕すことができる、それが大事だ」と言いました。

関心した様子で信長を見ていると信長は「だけどそちには悪いことをした。すまぬことをした」と祝言をすっぽかしたことを素直に詫びました。

続けて信長は「何か欲しいものはないか?望むものはなんでもくれてやる。遠路なく申せ」と言うので、帰蝶は「お腹が空きました」と言います。

すると信長はこれをやろうと干しだこを帰蝶に渡します。

食べたことのない干しだこを、帰蝶は恐る恐るかじってみると硬くてしょっぱい味がします。

信長は「それが尾張の海の味じゃ」と言います。

 

帰蝶と信長は末盛城で父・信秀と妻・土田御前と顔合わせをします。

斉藤利政から祝いの品として松の盆栽が送られ、上機嫌の信秀。

すると信長は「この三郎からもめでたき引き出物がございます」と黒い筒を信秀に渡します。

信秀が蓋をあけると一瞬で顔色が変わりました。

土田御前と帰蝶に座を外すように言い、二人きりになった信長と信秀。

自信たっぷりな様子で座る信長に信秀は「このうつけが!!!」と怒鳴ります。

筒の中身は松平広忠の首でした。

信長には信秀がなぜこんなにも怒るかわかりませんでした。

尾張に攻め込もうとしていた広忠を殺し、先手を取った。

和議を交わしたおかげで今川と戦になっても美濃が援軍を連れてきてくれる。

竹千代を抑えた自分たちは三河を抑えたも同然だと考えていました。

ですが信秀は物事には時期というものがあると言います。

今川義元は明日にでも竹千代を取りに来る。

だが今戦って勝てないと考えていたのです。

信長は美濃が加勢してくれると言いますが、美濃とは和議を交わしてまだ日が浅い上に、相手は利政のマムシ。

こちらの弱みを見せれば自分たちの喉元に牙を剥く男です。

まだまだあてにはできないと言います。

信長は父親に褒めてもらえると思ったのに逆効果になり、怒ってその場を去ります。

 

その頃帰蝶は土田御前から次男の信勝を紹介されていました。

信勝は竹千代と将棋を打っていました。

竹千代が「まいりました」と言うと竹千代のことを手ごたえのない奴だと言います。

それを見た土田御前はそなたの腕が立ちすぎるのじゃと信勝を褒めるのでした。

その様子を見た帰蝶は外に出た竹千代に話かけます。

池に泳ぐ魚を見て「美しい魚ですね、何という魚ですか?」と帰蝶が竹千代に尋ねると竹千代は「金魚じゃ。」と答えます。

続けて竹千代は「奈良より渡ってきたが、こんなところじゃ金魚もかわいそうじゃ。国を遠く離れ、狭いところに閉じ込めら
れ・・・母と離れて、つまらぬ将棋のお相手をする、わしと同じじゃのう。」と言います。

実は竹千代は信勝にわざと負けていました。

竹千代は信長との将棋が楽しいと言います。

信長は将棋が強いのです。

その時、信長がやってきますが鬼の形相で竹千代の前を通り過ぎていき、帰蝶と共に那古野城へ帰ります。

 

信長は庭で鉄砲を撃っていました。

鉄砲は音がよく気持ちがスッとなると言います。

信長は「そなたもやるか?」と帰蝶に鉄砲を勧めます。

帰蝶は「よいのですか!やりまする!」と信長にサポートをしてもらい銃を撃ちます。

撃った球は的をかすめ、信長は筋がいいと帰蝶を褒めます。

まるで雷に打たれたようなスっとした感覚に、こんなに面白いものなら美濃にいる時にもっとやらせてもらえばよかったと言います。

帰蝶は信長に父上のことで嫌なことでもあったのか?と信長に聞くと、いつものことだと返します。

帰蝶は信長に「信長様はお父上が嫌いですか?」と尋ねます。

信長は「いや。帰蝶は親父殿が好きか?」と聞くと

帰蝶は「はい。時々大っ嫌いになるとき以外は」と言います。

その答えに信長は笑顔になり「わしも同じじゃ。時々大っ嫌いになる」と言います。

帰蝶も「同じでございますね」と微笑みます。

 

十兵衛は叔父・明智光安に頼まれ、家臣の藤田伝吾と妻木家へ米を運びに出かけていました。

幼い頃に父親とよく来ていた妻木家に付き、挨拶に行こうと屋敷を歩いていると花びらが落ちているを見つけます。

辿っていくとかくれんぼ中の女子に出会います。

なぜ花びらを持っているのかと聞くと、見つけたら花吹雪を浴びせてあげるためだと言います。

その話を聞き、十兵衛も幼いころここで鬼となりかくれんぼをしていたことを思い出します。

そして見つけて花吹雪を浴びた記憶がある、と話すと「あれはそなたか!煕子殿か!」言います。

かくれんぼ中の女子は幼いころによく一緒に遊んだ煕子でした。

煕子はお久しぶりですと十兵衛に挨拶をし、昔十兵衛が煕子に「大きくなったら十兵衛のお嫁におなり」と言ったことを話します。

全く記憶にない十兵衛。

煕子は「子供の頃の話です」と笑うのでした。

子供たちに見つかった煕子は花吹雪を子供たちに浴びせます。

煕子に目を奪われる十兵衛。

今回十兵衛を妻木家に向かわせたのは、十兵衛に早く身を固めてもらいたいと考える光安の作戦でした。

ですが、煕子とはなんの進展もなく帰ってきた十兵衛にガッカリする光安でした。

一方京へ戻った駒は帰ってからも仕事が手につかずボーッとしたままでした。

「私ダメみたいです」と東庵に告げ、外に出ると旅芸人の笛や太鼓の音が聞こえてきました。

 

麒麟がくる9話のネタバレ考察

今回の見所は菊丸の正体がわかったこと、信秀と信長の親子関係、そしてのちに光秀の妻となる煕子との出会いでした。

菊丸は噂されていた通り、三河の松平家に仕える忍びでしたね。

竹千代こと徳川家康を守り続ける忍者といえばやはり服部半蔵です。

やはり菊丸は服部半蔵なのかもしれません。

そして信長と信秀のやりとりは切なかったですね。

ただ親に褒めてほしくてやったという信長のピュアな想いが、なかなか父に伝わりません。

母親の土田御前も弟の信勝を溺愛している様子が描かれていたので、親に愛されてない信長が可哀想に見えました。

今までの冷酷な信長とは一転して、純粋で素直な信長になんだが好感が持てました。

今後も織田家の親子関係は描かれていくと予想します。

麒麟がくる9話の感想

確かに麒麟くるの信長は可愛らしいイメージですよね。

監督や脚本家は信長のイメージも覆したいのでしょうね。

 

果たして菊丸の正体はわかるのでしょうかね。

 

いよいよ、煕子が登場します。

史実のイメージ通りの描かれるか期待です。

 

確かにそういう見方もあるなと思いました。誰かを喜ばせるためにそこまでやっちゃう?!というのが信長で、これがうつけと呼ばれる理由なんですね。

 

感想を見るまで私気づきませんでした。化け物=松平宏忠だったのですね。しかも帰蝶を見に来た村人3人が実行したとは・・・恐ろしい。

 

菊丸の正体に関して色んな人が考察していて面白いですね。

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まとめ

次回はついに今川と織田が戦になりそうです。

今回出番の少なかった光秀ですが、次回は再び信長と対面します。

次回も楽しみですね!

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