「101匹わんちゃん」のヴィラン・クルエラの若き日を描く実写映画「クルエラ」。
上司だったバロネスとの間にトラブルが起こり、殺されそうになったときに助けてくれたのはバロネスの執事ジョンでした。
「ジョンの正体は何者?」
「なぜクルエラを助けたの?」
という疑問をお持ちの方に正体やクルエラを助けた理由を解説していきます。
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目次
バロネスの執事ジョンは何者?
『クルエラ』のマークストロングの出来る執事感最高 pic.twitter.com/w5glfbP1bd
— noobガンレイ (@privateAckbar) July 6, 2021
映画を鑑賞した人から「執事がかっこいい!」「あんな執事が欲しい!」と人気の執事ジョン。
一体何者なんでしょうか。
母のネックレス
バロネスはエステラ(のちのクルエラ)の上司で、ロンドン一の有名デザイナー。
男爵夫人でもある彼女は上流階級の高貴な身分で、執事のジョンを従えています。
バロネスは誰に対しても威張っており、高圧的で厳格。
働き始めた当初はエステラに対しても厳しく接していましたが実力を認め、エステラはバロネスの右腕となりました。
ある時、エステラの目に止まったのはバロネスが付けている赤いネックレスでした。
それは母キャサリンの形見で家宝だったはずのもの。
バロネスを問いただすと「うちの家宝よ」という答えが返ってきました。
使用人の女性に盗まれたものが戻ってきたと言いますが、エステラは納得できません。
母の名誉とともになんとしてもネックレスを取り戻したいと考えます。
正体がバレないように幼い頃に母があだ名を付けた「クルエラ」というキャラクターになります。
赤く染めていた髪を元の黒と白に戻しました。
バロネスの悪事
以降、エステラとしてバロネスの元で働きながら、クルエラとして派手に活動していきます。
パーティに乱入したり、ゲリラファッションショーをするなど、バロネスの商売仇に徹します。
自分が一番ではないと気に食わないバロネスはクルエラを敵視しますが、クルエラのデザインの新しさは注目され、大人気に。
上流階級への反発が起こっていたパンクムーブメントの時代、バロネスのデザインは時代遅れという風潮になりバロネスのブランドの売上は低下してしまいます。
クルエラがエステラと同一人物だと気づいたバロネスはクルエラの仲間のジャスパーとホーレスに罪をなすりつけ、エステラを焼き殺そうとします。
絶対絶命のピンチを救ったのが、執事のジョンでした。
クルエラを助けた理由
ジョンがエステラ(クルエラ)を助けたのには、エステラの出生に関わる秘密が隠されていました。
エステラの秘密とクルエラの誕生
ジョンはバロネスの執事でしたが、もともとは今は亡きバロネスの夫の男爵に仕えていました。
取り返したネックレスの秘密とエステラの出生を話してくれました。
ネックレスは実は鍵になっています。
鍵を使いジョンが持っていた小箱を開くとそこにはエステラの出生届けが入っていました。
エステラは、キャサリンは育ての母であり、実の母は他でもないバロネスであることを知ります。
バロネスは男爵の子供を身ごもりました。
男爵は大いに喜びますが、バロネスは「子育てより仕事がしたい」「キャリアに邪魔になる赤ん坊など不要だ」と考えます。
生まれたエステラをジョンに命じて始末させようとしますが、ジョンは命令に背きこっそり使用人のキャサリンに託しました。
ジョンはエステラに「あなたは男爵の相続人だ」と告げ味方します。
育ての母キャサリンを殺したバロネスは復讐すべき仇だと思っていたエステラにとっては受け止めがたい事実でした。
生まれたばかりの自分を始末しようとしたこともショックでした。
その絶望は怒りに変わり、悪女「クルエラ」として生きていくことを決めます。
バロネスは生き延びたクルエラを再び始末しようとしますが、失敗に終わります。
殺そうとした場面を観衆に見られ警察に逮捕されました。
クルエラはジャスパー、ホーレスとともにエステラの葬式をあげ、これまでの生活に別れを告げるのでした。
ジョンの忠誠心
映画やっと見れた
執事?さんの男爵家に仕える使用人っていう軸がほんと一貫しててすげーなと思った
(男爵夫人は外から来た人だから正確には仕える対象じゃない)
キャラ的にはアーティが好き#クルエラ— アルティリエ (@alteriexxx) July 3, 2021
ジョンはミステリアスで口が堅い頼れる執事でしたが、彼の忠誠心はずっと主である男爵へのものだったようです。
男爵はバロネスの生んだ子が亡くなったことから心労で亡くなっています。
子供が生まれることを楽しみにしていた男爵に隠し事をする形になった罪悪感もあったのかも知れません。
そのためにエステラ(クルエラ)を助けたのではないでしょうか。
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まとめ
バロネスの執事ジョンの正体は何者なのか、クルエラを助けた理由はなぜかについてまとめました。
ジョンがなぜクルエラを助けたのかについては、主である男爵への忠誠心という答えが導き出されました。
ミステリアスに映っているのは、エステラの正体を知っていることへの伏線のようです。
すでに映画を見た方もこれからの方も、執事ジョンに着目しながら見ると新しい発見があるかも知れません。
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