新海誠監督の最新作「天気の子」は、前作「君の名は。」に並ぶほどのヒットを記録しています。
異常気象の長雨に見舞われている2021年の夏の東京を舞台に、森嶋帆高と天野陽菜の2人が「世界の形を変えてしまう」出来事に直面しながらも、なんとか乗り越えようとする感動のストーリーを展開しています。
「天気の子」に、「君の名は。」の登場人物がちらっと登場していることが話題となっています。
今回は、特に「君の名は。」の主人公・宮水三葉の妹、四葉の「天気の子」での登場シーンについて掘り下げていきます。
[ad#1]目次
「天気の子」で四葉が登場していたシーン
【#天気の子 】
『君の名は』キャラ登場シーン!
青空見上げて歓声を上げる
女子高生3人組の手前
空を指差すツインテールの女の子が
宮水四葉です! pic.twitter.com/04zq0VlDgI— たこわさび (@r1ceomlet) 2019年7月22日
「天気の子」で四葉と思われる人物が登場していたのは、「天気の子」の後半部分です。
東京の異常気象は続き、夏にもかかわらず気温がぐんぐんと低下して雪が降るほどの天候となっていました。
その異常気象を止めるには、伝説の晴れ女である陽菜が人柱になる必要がありました。
陽菜の意志とは関係なく、徐々に体が透明になっていく陽菜は、遂に人柱として完全に地上から姿を消してしまいます。
その代償に東京の異常気象は収まり、久しぶりの快晴となります。
空が晴れていくシーンでは、それを喜ぶ人々の姿が描写されます。
その一つに高校生の3人組が感嘆の声を上げるシーンがあります。
その3人組の一番手前のツインテールの女の子が四葉ではないかと言われています。
確かに「君の名は。」の最後に映し出された四葉の成長した姿と、「天気の子」の女子高校生の外見が非常に似ています。
四葉であるということが明言されることはありませんが、エンドロールには名前が明記されており、「君の名は。」からの時間経過を考えると、恐らくその女の子が四葉で間違いないと思います。
は?
待って。
四葉居たの‼️
気付かなかったんだけどΣ(ノд<)また行くわ。#天気の子 pic.twitter.com/35Al17PoeY
— ねこ娘 きらら Bella (@Phantom_3_Cal) 2019年7月19日
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四葉の高校やセリフ
ツインテJK四葉たまらん! pic.twitter.com/iAVTRFbRUf
— まな (@bokyuikitekenai) 2019年6月30日
四葉の登場シーンは一瞬だったため、高校生であることは制服姿から分かりますが、その高校名は分かりません。
「君の名は。」の舞台は2013年で、当時四葉は小学4年生でした。「天気の子」は2021年の東京を舞台にしているので、四葉は高校3年生になっているはずです。
高校生として登場した四葉は、青空を指差して「なんか涙出るね」と感慨を述べています。
たった一言だけですが、どれだけ人々が晴天を待ちわびていたのかが分かる象徴的なセリフだと思います。
人柱となって犠牲になってしまった陽菜と、なにも知らず喜ぶ人々が対照的に描かれた印象的なシーンです。
[ad#3]瀧・三葉・テッシー・さやちんの登場時系列
「天気の子」には、ほかに「君の名は。」の主要登場人物の立花瀧、宮水三葉、勅使河原克彦(テッシー)、名取早耶香(さやちん)の4人も登場しています。
ここでは、「天気の子」にどのような順番で4人が登場するのかを確認し、「君の名は。」とのストーリーの時系列についても考察しています。
「天気の子」での登場シーンの時系列
テッシー(勅使河原克彦)とさやちん(名取早耶香)の登場シーン
テッシーとさやちんは物語の前半部分で登場します。
帆高は、祈ることで晴れ間をつくることのできる陽菜の力に注目し、晴れを提供する晴れ女サービスを始めます。
その最初の依頼がフリーマーケットでした。
半信半疑の依頼主をよそに、陽菜は見事に晴れにすることができます。
晴れになると、会場の人々の喜ぶ姿が映し出されます。
その中に、観覧車から外を眺める二人が描かれています。
テッシーは晴れを観て「すっげー!」と、さやちんは「わあ、きれい」と声を上げています。
二人とも後ろ姿での登場なので分かりにくいですが、特徴のある姿なので気を付けて観ていれば気付けると思います。
瀧(立花瀧)の登場シーン
次に登場する瀧は、「新盆を晴れにしてほしい」と依頼してくる立花冨美の孫として登場します。
瀧の登場シーンは比較的長く、セリフもいくつかあるので分かりやすいです。
三葉(宮水三葉)の登場シーン
最後に三葉もちらりと登場します。
三葉は、帆高が指輪を買うジュエリーショップの店員として登場します。
分かりにくいのですが、名札にも「Miyamizu」と記されています。
三葉は、指輪を買うも陽菜が喜ぶか不安に思っている帆高に「3時間も迷って選んだのですから、喜んでもらえますよ」と声をかけます。
「天気の子」と「君の名は。」の時系列
「天気の子」には懐かしい人物が登場していますが、「君の名は。」からどのくらいの時間が経っているのでしょうか。
「君の名は。」の舞台は、主に2013年の糸守と2016年の東京です。
「天気の子」が2021年を舞台にしているので、およそ5~8年後と分かります。
ですので、「天気の子」では三葉が24~25歳、瀧は21~22歳ということになります。
気になるには、「君の名は。」のラストで瀧と三葉は再会を果たしますが、「天気の子」はその再会前か再会後かというところです。
ここは意見の分かれる部分となっているようです。
判断が難しいところですが、「君の名は。」にちらりと登場する瀧のスケジュール帳の日付が2021年の12月でしたので、素直に考えれば再会前だと考えられます。
ただ、「天気の子」と「君の名は。」をパラレルワールドとして解釈している人もいるようです。
[ad#2]まとめ
「天気の子」には、「君の名は。」に登場した懐かしの人物が登場しています。
テッシー・さやちん、瀧、三葉、四葉の順に登場していますので、まだ見つけられていない人は登場順をヒントに探し出してみてください。
ぜひ、2作品の関係性も一緒に楽しんでいただけたらと思います。
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