麒麟がくる(大河ドラマ2020)22話の感想ネタバレ考察!十兵衛が本格的に表舞台に登場?

麒麟がくる21話では織田信長が尾張に攻め入ってきた今川義元と桶狭間で対立し、見事織田信長が勝利しました。(桶狭間の戦い)

今川義元の人質として今川軍として戦っていた松平元康は、三河の者をコマのように使う今川軍の態度に怒り、今川義元の援助にいかず大高城から一歩も動きませんでした。

援軍が来ない今川義元は、織田信長に攻め入られ負けてしまいました。

憎き今川義元の首を取ったシーンは感動しましたね。

関連記事

 

22話はそこから4年後の京と越前にいる明智十兵衛の様子が描かれます。

明智十兵衛は相変わらず越前で子供たちに勉強を教えていますが、京では何やら不穏な動きがあるようです。

ついに明智光秀が動き出しますよ

ここからは歴史的にも有名な場面が多く描かれるので、盛り上がりそうです。

スポンサーリンク

目次

麒麟がくる(大河ドラマ2020)22話の京よりの使者のあらすじ

物語は織田信長が今川義元を討ち果たした桶狭間の戦いから4年後から始まります。

京では細川晴元が亡くなり、三好長慶が一層権力を持つようになっていました。

将軍・足利義輝は京にとどまってはいたものの、娘を人質に取られ将軍とは名ばかりのあやつり人形になっていました。

すっかりやる気を失い別人のようになった足利義輝は、明智十兵衛と話がしたいと考え細川藤孝を明智十兵衛のもとへ派遣させます。

京へ呼ばれた明智十兵衛は、再び将軍の力を取り戻すため、今一番力をつけている織田信長を上洛させてみせると足利義輝に約束します。

一方で駒は、新しい薬の製造をめぐって東庵と言い争いになります。

そして診療所を飛び出し伊呂波太夫の元へ行きます。

伊呂波太夫は喪に服し、鳴り物禁止(貴人の葬儀などの際に、楽器の演奏を禁止すること)のお触れを出した松永久秀に会いに大和へ向かいます。

それに駒も同行すると、そこで貧しいものたちに食べ物を分け与えている僧侶・覚慶(のちの足利義昭)に関心を持ちます。

麒麟がくる(大河ドラマ2020)22話の京よりの使者のネタバレ考察

ここからは麒麟がくる22話がどんなストーリーになるのか考察していきたいと思います。

十兵衛が足利義輝の使者に!

越前で寺子屋の師匠として子供に教えていた明智十兵衛の元に、京から盟友である細川藤孝がやってきます。

すっかりやる気をなくしている足利義輝が明智十兵衛に会いたがっているとのことで、明智十兵衛は京へ上洛します。

世の中をよくしたい、麒麟がくる世の中にしたいという想いとは裏腹に自分の無力さを嘆く足利義輝に、織田信長と引き合わせることを提案します。

将軍の力を取り戻すには力を持った大名の力が必要だと明智十兵衛は考えたのです

明智十兵衛は足利義輝の使者となり、足利義輝を将軍として返り咲かせるため動きます。

ちなみに実際は足利義輝に明智光秀が仕えたという記録はありません

でも記録がないだけでどこかで顔を合わせていたのかもしれませんね。

駒と東庵が揉めた新しい薬の製造とは?

駿河から京に戻った駒は、相変わらず東庵の助手として働いています。

ですがある日、東庵と大喧嘩してしまいます。

その原因は駒が新しい薬を作って貧しい人たちに配ったからです

この薬は駒が駿河で芳仁という老人にお灸を据えに行っていたときに、芳仁から作り方を教わった丸薬でした。

その丸薬は安い薬草ばかりで作ったものなのですが、駿河では戦に行く人がその丸薬をお守り代わりに持っていくと、生きて帰ってこれると評判になった薬でした。

きっと駒はお守りの意味も込めて配ったのでしょう。

でも東庵は得体の知れない、効能もよくわからない薬を配るなんてプロとして許せなかったのでしょう。

その意見の違いから二人は大喧嘩してしまいます。

医者としていい加減なものはタダでも処方しないという東庵の考えもわかりますし、お金がなくて医者に診てもらえない人に少しでも楽になれたらと丸薬を渡す駒の気持ちもわかりますね

二人とも一番に患者さんのことを考えているのですが、価値観の違いですれ違ってしまうのかなと思いました。

駒が足利義昭の上洛に関与する?

東庵と喧嘩をして東庵の元を飛び出した駒は姉のような存在である伊呂波太夫のもとへ行きます。

そして伊呂波太夫について大和へ行き、貧しい民に食べ物を分け与えている僧侶に出会います。

これが覚慶であり、のちの足利義昭です。

足利義昭は足利義輝の実の弟なのですが、将軍家の家督相続者の対象ではなかったので幼少の頃から仏門に入り法名を覚慶と名乗っていました

覚慶は兄・足利義輝が暗殺されてから、将軍不在になった京へ戻り将軍職に就くために奮闘します。

史実では足利義昭が将軍に就くために織田信長が上洛をサポートするのですが、その仲介をするのが明智光秀です。

ただ駒は、明智光秀が足利義昭に会う前に一度会っていることになりますので、もしかしたら足利義昭の上洛に関与してくるかもしれません

麒麟がくる22話のネタバレ:各登場キャラクター総出演

桶狭間の戦いから4年後。

相変わらず明智十兵衛は越前で子供たちに勉強を教えていました。

娘が一人増え、ますます生活は苦しくなっていました。

子供たちに教えるのは楽しいが、このままではいけない、何かもっと自分にできることがあるはずと思うがそれが何かわからない十兵衛は悶々とした気持ちを書で紛らわしていました。

そんな十兵衛のもとに京から盟友の細川藤孝が訪れます。

久しぶりに会いたくなったから尋ねてきたという細川藤孝に、明智十兵衛は浪人の私に会いに来るなんて何か用があってきたのでは?と言います。

細川藤孝は今の将軍・足利義輝について話し始めます。

細川晴元が亡くなった後、三好長慶がさらに力をつけ完全に京を制圧していました。

将軍・足利義輝は娘を人質に取られ、将軍とは名ばかりの操り人形になっていました。

足利義輝はすっかり自暴自棄になり、将軍としての仕事をせず怠惰な生活を送っていました。

奉公衆の細川藤孝たちが何を言っても聞く耳を持たず、困り果てるほどです。

そんな時、足利義輝は明智十兵衛と能を見たいと言い出しました。

細川藤孝は京へ来て、明智十兵衛に足利義輝の胸の内を探ってほしいと言います。

浪人の自分になにができるかわからないが、行ってみたいと思った明智十兵衛は朝倉義景の許可を得て、京へ向かいます。

 

一方で駒は京で相変わらず東庵の手伝いをしていました。

東庵が患者に鍼治療をしていると、患者から駒の作る丸薬がよく効く評判だと聞きます。

患者はついこないだも丸薬を医者に行けない老婆にタダで渡し、老婆が大変感謝していたと話します。

東庵はその話を聞き、顔を歪め、駒の元へ行きます。

東庵は、何者かもわからない老人(芳仁)が作った根拠のない丸薬を配るのをやめろと駒に忠告します

駒は芳仁はいい人だし、薬については自分も学んで知っているから大丈夫だと反論します。

駒はこの丸薬で医者に行けない人たちを少しでも救えればと考え配っていたのだが、東庵は認めませんでした。

怒った駒は東庵の家を飛び出し、伊呂波太夫の家へ行きます。

 

伊呂波太夫の家には先客がいました。

関白・近衛前久です。

関白だと知り駒が恐縮していると、伊呂波太夫は幼い頃近衛家に拾われ、しばらく住んでいたことがあったと話します。

その時に近衛前久のお世話もよくしていて、弟のような存在なのだと言います。

東庵の家を出てきた駒に伊呂波太夫は大和に一緒にいかないかと誘います。

大和では松永久秀の妻が亡くなり大和は喪に服しており、鳴り物禁止令が出ていました。

伊呂波太夫の旅芸人の一座は今大和にいるので、伊呂波太夫はそれを解いてもらいに直談判にしいくのだと言います。

近衛前久も松永久秀に用があるとのことで、一緒に大和国へ向います。

 

大和国へ着き、町を歩いていた駒は貧しい民に食べ物を分け与えている僧侶を見かけます。

民にどこのお坊さんかと尋ねると、どこの方かは教えてくれないが、定期的に来ては何かを分け与えてくれる優しい方だと答えます。

駒はその僧侶になぜこのようなことをしているのか尋ねると、自分にできるのはこれくらいのことしかないと切ない表情で話し、その場を去っていきました。

近衛前久は松永久秀と会見し、松永久秀の息子が将軍を亡き者にしようとしているという噂を耳にしたことを話します。

松永久秀は「そんな戯言を」と、とぼけるのでした。

 

その頃、京についた明智十兵衛を三淵藤英と細川藤孝が迎えます。

三淵藤英は足利義輝が三好長慶を討とうと考えていて、今回明智十兵衛を呼び出したのは明智十兵衛に三好長慶を討たせるためにはないかと言います。

明智十兵衛を呼び出す前に自分たちもそのことを言われ、考え直してもらうよう説得したと話し、討つように言われた時にどう判断するかは十兵衛次第だと言われます。

足利義輝と能を見たあと、会見した明智十兵衛。

足利義輝は菩薩観音が越前から助けが来るという夢を見たことを話します。

お告げの通りだと言います。

どの大名に声をかけても忙しいだの理由をつけて上洛しない、誰も自分の話に耳を傾けない、これが将軍といえるのだろうかと悲しげな顔で足利義輝は言います。

足利義輝は明智十兵衛を京へ呼んだのは三好長慶を討つようお願いするためだったが、武士をまとめるための将軍が、武士を討つなんてあってはならないことだと思いとどまったのだと言います。

世お中をよくしたい想いはあっても、やればやるほどうまくいかない。どうしたらいいかわからないと嘆く足利義輝に明智十兵衛は自分に考えがあると話し出います。

将軍の力を取り戻すには強い力を持った大名の後ろ盾が必要だと言います。

足利義輝おそれはわかっているけど、自分に従ってくれる大名がいないというと、明智十兵衛は尾張にいる織田信長を上洛させれば、必ず後ろ盾になると話します。

そして明智十兵衛は織田信長をここへ連れてくる、と足利義輝と約束します。

麒麟がくる22話の考察:失意の足利義輝を救おうとする十兵衛

あれだけ目をキラキラさせて麒麟がくる世にすると言っていた足利義輝でしたが、良いように使われてしまいすっかりやる気を失ってしまっていました。

どの時代にも権力を持つと自分の有利になるように利用する人物が必ずいるのだなと思いました。

気持ちはあっても頑張れば頑張るほどうまくいかないという葛藤が切なかったです。

そんな将軍の力になりたいという明智十兵衛は、織田信長を京に連れて来れるのでしょうか。

史実では将軍・足利義輝のもとに織田信長が上洛した記録はありません。

なので上洛は失敗に終わるのではと予想します。

関白・近衛前久が松永久秀と会見した際に、将軍・足利義輝を暗殺する計画があることを匂わせていたので、将軍暗殺計画がどう絡んでくるかが今後のポイントになってきます。

今回は大和で貧しい人に食べ物を与える僧侶・覚慶が出てきました。

覚慶はのちの将軍・足利義昭です。

次回も覚慶は出てくる予定で、覚慶の動きが物語のポイントになると思われます。

麒麟がくる22話の感想:伏線や意味深いシーンが多い!

22話を見た人たちはどう思ったのでしょうか。感想をいきましょう。

私も明智十兵衛が東庵に不安な気持ちを話すシーンが印象的でした。

大きな目標に立ち向かう時って不安になるよなと共感しました。

 

この考察にはハッとしました。

今後の信長にかけているようにもとれますね。

 

歴史好きにとってはこの伏線はおぉお!っと思ったはず。笑

まとめ

今回は足利義輝が中心に描かれた22話でした。

将軍としての権力を取り戻そうと足利義輝がもがく一方で、将軍の権力を狙うものが暗殺計画を企てていることもわかりました。

次の予告を見るとその暗殺計画が動き出しそうな予感です。

今回初登場した足利義輝の弟・覚慶も関わってきそうですよ。

次も面白くなりそうです!

関連記事

 

スポンサーリンク

関連記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください