麒麟がくる(大河ドラマ2020)27話の感想ネタバレ考察!織田信長上洛のために奔走する十兵衛

前回は義景か、信長かの選択で、伊呂波太夫の助言より「信長とともに上洛」と意を決め、信長と上洛に動き出しましたね。

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27話はついにその上洛計画が動き出し、今井宗久や柴田勝家などの出番も増えていき、光秀も信長の元で奔走していくことになります。

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麒麟がくる(大河ドラマ2020)27話の宗久の約束あらすじ

永禄11年7月、光秀と足利一行は信長がいる美濃の立政寺に到着します。

信長は義昭に数々の品を献上しますが、義昭は貧しい者にお金は施すと言い、太刀に関しては怯えて触れることもありませんでした。

稲葉山城に戻った信長は、光秀に「あれが武家の棟梁か」と愚痴をこぼします。

光秀は、自分もそう思っていたが弱者に寄り添えるところや、決断力もあり、良き将軍になるはずと信長を説得します。

信長も義昭を信じると言い、光秀と次なる策を練るのでした。

今後三河の徳川家の軍も合わせれば3万の兵が揃い、信長の妹であるお市が嫁いだ浅井長政の兵も2,000ほどの兵数だが利用できると考えます。

信長は浅井長政のいる佐和山城へ向かい、光秀は京へ行き、朝廷の意向や三好勢の様子を見てきてほしいと伝えます。

 

光秀は3年ぶりの京へ、そこにはやはり三好勢の兵が見回りをしていました。

京で先に潜入していた木下藤吉郎と落ち合います。

藤吉郎は乱波を使って、「信長が10万兵を引き連れて上洛する」との噂を流したと言い、光秀は驚きますが、三好勢を脅かす流れは賢明であると策を認めます。

その後光秀は東庵のもとを訪れます。

東庵も駒も13年ぶりの再会で驚きます。

すると光秀と一緒にいた藤吉郎が駒を見て驚き、駒も再び驚きます。

実は藤吉郎は駒に字を教えてもらっていて、藤吉郎は駒のおかげで家臣になれたのだとお礼をいいますが、東庵は指を立てて「ここでそういう話をしてはいかん」と藤吉郎を外に出します。

光秀は駒に伊呂波太夫がどこにいるか教えてほしいと駒に伝え、義昭が上洛することについてどう思うか聞きたいと話します。

駒はその光秀の要望に眉をひそめます。

また義昭が上洛するとなれば、また京は火の海になってしまうと懸念し、伊呂波太夫の居場所を伝えようか躊躇う駒に、光秀は今幕府が安定しないとこのまま戦の世が続いてしまう、と説得し、しぶしぶ駒は太夫の居場所を教えます。

 

伊呂波太夫と団子屋で出会う光秀や駒らは、その場で話を聞きます。

太夫は朝廷は上洛勢と三好勢のどちらが勝つのか、息をひそめるように見ていて、信長が勝てば義昭が将軍として認められるはずだと言います。

さらに三好勢には今井宗久をはじめとした堺の豪商らが味方をしていて手強いのではないかと、懸念を光秀に伝えます。

駒はかつて丸薬に興味を持っていると声をかけてきた今井宗久のことを思い出し、自分も会いに行き、三好勢と手を切ってもらい戦を無くしたいと光秀らに言います。

 

そして光秀らは堺にいる今井宗久に会いに行きます。

今井宗久は金を返す気配のない三好らとは手を切ってもいいが、その代わり上洛をする際2つの約束を守ってほしいと伝えます。

それは、京の町に火をかけないこと、堺を守り証しに鎧兜を脱いで上洛すること。

光秀は信長の家臣である柴田勝家らが反対する姿を思い浮かべ悩みますが、上洛のためならと条件をのみ信長のもとへ戻るのでした。

 

麒麟がくる(大河ドラマ2020)27話の宗久の約束のネタバレ考察

ここからは麒麟がくる27話のネタバレ考察をしていきます。

今井宗久という人物

今井宗久は、納屋衆の中でも最高の財力を誇った人物で、有名な茶人でもあります

井宗久が上洛を手助け、信長の存在を大きくするのは間違いありません

宗久はかつて信長に様子を見る堺衆に先立ち信長に会い、茶壺などを献上し、信長は茶にとても興味を示していたこともあり、早速宗久を気に入ります。

信長に気に入られ堺の実力者として信頼され、様々な称号や位を授かります。

信長が堺に矢銭20000貫(2億4000万円くらい)を要求した際も、宗久は堺の会合衆を説得して要求に答えました。

宗久はこうしてどんどん信長から信頼され、鉄砲や火薬製造にもいち早く携わった人物として、戦国時代や堺に大きな影響を与えていきます。

今回は今井宗久がどんな人物か入門程度かと思いますが、これから信長にとって切り離せない人物になりますので、どういう雰囲気で光秀と会うのか、信長のことをどう捉えているのか楽しみですね。

織田信長上洛のために奔走する光秀

今回27話では信長のために京から堺へ光秀は大忙しです。

今後はこうして信長のために各地へ向かい、交渉から戦まで光秀が「信長に命じられて、危機を乗り越えていく場面」が一気に増えていくでしょう

光秀は優秀だったゆえに、信長は光秀をあちらこちらへ向かわせ、まさに「ブラック上司」だったとも言われています。

1570年には信長の若狭、越前、近江、摂津攻めに従軍し参加したり、自分の城である坂本城を築いてからも信長包囲網で戦い続けます。

一番ブラックだったのは高屋城の戦いや長篠の戦いでしたが、その功績が認められ出世街道を駆け抜けて行きます。

奔走してこそ光秀であり、今後もその姿が楽しみです。

意見が割れる織田家


出典:麒麟がくる

上洛する意を決した信長でしたが、三好勢と戦うというのは中々思いきった決断。

さらに「信長だけで上洛」に最初は家臣らも躊躇うはずです。

その中に柴田勝家、佐久間信盛、丹波長秀らがいると考えられますが、彼らは今後上洛し、六角義賢の城に攻め込むなどして、上洛を成功へ導いていく活躍をしていきます。

特に柴田勝家は信勝の家老でありながら、信勝の信長暗殺計画を密告した人物でもあり、この上洛から、三好三人衆の一人である岩成友通がいる勝竜寺城で戦をするなどして貢献しながら、信長の筆頭格として地位を築いていきます。

今後ますます登場回数が多くなり、重症人物として描かれていくことでしょう。

麒麟がくる(大河ドラマ2020)27話の宗久の約束ネタバレ

永禄11年7月。

足利義昭の一行は、美濃の立正寺に到着します。

初対面から信長は、義昭を「公方様」と呼び、忠義の証として金一千貫や見事な太刀、鎧兜を献上します。

しかし義昭はそれらを見て、「これだけあれば、1万の貧しき民が一月は過ごせよう」と言い、信長が献上した太刀の話を聞くこともなく、太刀を怯えるように見つめていたのでした。

岐阜城で信長は自分の献上した銭は、貧しい者に施すのではなく、「戦さの備え」として献上したものであると、思わず義昭の愚痴をこぼすが、信長が「大きな世」を目指すことには変わりなく、光秀と上洛の話を進めます。

信長は地図を広げ、これから上洛に協力すると文を送ってきた、浅井長政のいる佐和山城へ行くと伝えます。

そして光秀は、京へ上り三好一族の兵数を調べ、朝廷が三好一族から信長に乗り換える意志があるのかを探るように命じれたのでした。

さらに信長は、京にはすでに木下藤吉郎を潜り込ませていると伝え、藤吉郎と落ち合い上手くやるように光秀に伝えます。

 

その後光秀は京に着き、変装をし魚売りのふりをしている藤吉郎と落ち合います。

場所を変えて二人は話し合い、藤吉郎は京で「信長が攻め上がって来る」との噂が広がっていて、その噂を広めたのは自分だと言いながら笑うのでした。

藤吉郎は、信長は無理難題を押し付けるも、成果を出せばきちんと褒美をくれる素晴らしいお方だと語り、その忠誠心や野望を光秀も感じ取ります。

そして京の人々が「戦が始まる」との噂で逃げ出す中、光秀は東庵と駒のいる場所を訪れます。

光秀の突然の訪問に驚く東庵と駒だったが、その場に藤吉郎がやってくるとまたしても驚きます。

藤吉郎はかつて駒に読み書きを教わり、その教えがあったおかげで織田家に仕えられ、今の自分がいると駒にお礼を伝えますが、東庵が険しい表情で外に領事の三好家の家臣がいると伝え、藤吉郎は慌てて三好勢から逃れます。

その後光秀は、駒に上洛を朝廷がどう思っているのか知りたく、伊呂波太夫の居場所を教えてほしいと伝えますが、駒は上洛により再び三好と織田の戦になるのは避けたく、刀は捨てて上洛してほしいと訴えてきますが、光秀はなんとも言えない気持ちに包まれます。

駒の案内で伊呂波太夫と会い、団子屋で朝廷は三好か織田のどちらが勝つのか様子を伺っており、織田が勝てばすぐに義昭を将軍に命ずる意があると話します。

伊呂波太夫は、会合衆である今井宗久らを味方に、資金が集めているので三好勢はとても手強いと光秀に伝えます。

すると話を聞いていた駒が以前宗久が自分の丸薬を売りたいと申し出たがお断りした経緯を話し、会合衆が三好から離れれば、戦することが困難になるではと考え、光秀と宗久に会ってみないかと提案をする。

 

翌日、駒と光秀は今井宗久のいる寺へ訪れます。

まず駒が宗久と面会し、駒は宗久が人を救うために自分の薬を売ると言いながら、三好にお金や鉄砲を売るのはおかしいのではないかと伝え、自分の薬を売っても構わないが、三好を手を切ってほしいと願い出ます。

宗久も戦はしたくないが、その代わりに信長が堺や商いを支えられるものかと問います。

その問いに駒は、戦をすれば京に織田方が攻め込むことになり、どっちみち戦になる可能性があるからこそ手を引くべきだと譲りません。

その後宗久は裏に控えている光秀について駒に聞き、駒が光秀の名を告げると、光秀が自分の前へ通し、宗久と光秀の初対面を果たされます。

宗久は、信長が戦する際に、帰蝶が宗久から鉄砲などを沢山買い上げる様子から、帰蝶が信長を動かしているのではと、噂してることを語ります。

その帰蝶が最も信頼しているのが光秀だと聞いていたのだと、光秀を自分の前へ通した理由を語る宗久。

そして宗久は、織田が有利と見ているため手を切っても良いが、その代わり光秀に、上洛の際に2つ約束してほしいと伝えます。

約束は、「堺を守ること」「京に火をかけず鎧兜を着ずに上洛を果たすこと」でした。

約束を提案された光秀は、宗久から差し出された茶を、駒の顔を見ながら、しっかりと「のむ」のでした。

 

光秀は稲葉山城へ戻り、信長と家臣らにその条件を伝えると、予想通り柴田勝家らが反対します。

光秀は、今回はただの戦でなくこれは「上洛」であり、いたしかたないと訴えますが、織田家の家臣らは三好勢の兵力、また斉藤龍興らが隙を狙う中で、鎧兜を着ずに上洛などありえない話だと訴えます。

さらに反対と互いの怒号が飛び交う中で、信長は織田家の一存で決まることでなく、立正寺の義昭にお伺いして決めると言い、その場を納めます。

義昭は鎧兜をつけずに上洛する話に、「それは名案じゃな」と言い、すんなり受け入れ、武装せずに上洛することに決まります。

その後信長は、本当は柴田勝家らの家臣の言う通りだと思っており、仕方なく受け入れているのだと光秀に伝えつつも、自分たちに大事なのは「上洛した後だな」だと光秀に確かめ、光秀も「左様でございます」と答えるのです。

そして最後。

光秀の前を去ろうとした信長は振り返り、この後に関わることだと告げ、「そなたは義昭様のお側に仕えるのか、それとも、わしの家臣となるか、今それを決めよ」と光秀に問います。

その選択に、光秀は「私の意は決まっております、将軍様の側にお仕えします」と答えるのです。

信長はどこか遠くを見つめ、「残念だが、分かった。以後そのように扱う。よいな」と言い、後を去るのでした。

その後六角承禎を攻め落とした信長軍は武装することなく、京へ入るのでした。

麒麟がくる(大河ドラマ2020)27話の宗久の約束の考察

明暗が激しい藤吉郎と、信長の共通点。

京で光秀が藤吉郎と落ち合うと、藤吉郎は笑顔でハイテンションなまま話すかと思えば、いきなり自分の幼き日の悔しさを、真剣な表情で話しだす。

そこには「信長と似たルーツ」を感じることが出来ました。

藤吉郎が話していた、「三月で城を完成させよ」と信長の命令は、墨俣一夜城の逸話ではないかと予想できます。

墨俣一夜城とは、信長が尾張から美濃へ攻め込む際に、重要拠点として攻略したかった「墨俣城」を佐久間信盛や柴田勝家らに砦城の建設に挑ませるが失敗。

難題だと家臣らが弱腰になる中で、藤吉郎が「7日のうちに完成させます」と宣言。

その後築城を実現し、信長に大変気に入られるという逸話です。

これが真実かどうかは分からない部分が多いですが、既に信長との信頼関係はかなり築かれている感じがしますね。

また藤吉郎が母に針を売るように命じられ、結局褒美を貰えなかったエピソードから分かりますが、親との恵まれない関係性、そして反対に今は、どんな手段を使っても期待に応えようとする姿勢が、信長と非常に似てます。

「信長様は必ず褒美をくださる」というその台詞一言から、「信長のためならなんでもやる」という藤吉郎の明暗ある表情はどこか「光秀を倒す男」としての片鱗が感じられます。

藤吉郎と光秀が今後「信長に仕える家臣」として仲間意識を高めていくでしょう。

そしてこの藤吉郎の「信長に褒められるためなら、狂人になってでも奪う姿勢」が、本能寺の変の後の2人の場面に効いてきそうですね

光秀に影響を与える、駒の存在。

今回は駒がいかに光秀とって、また麒麟が来るにとって重要かが分かりましたね。

ドラマ視聴者の中には「もうオリジナルキャラはいいよ」と思う方がいたかと思いますが、私は非常に駒がドラマを面白く展開させてくれていると思います。

二乗院での宗久との出会いが伏線になり、「光秀と宗久の出会い」を導く大きな役割を担っていましたね

今回強く光秀に戦を反対し、宗久を説得した駒は、伊呂波太夫とはまた違う「光秀を導く女性」としての重要性を感じさせてくれました。

今回宗久と光秀が対面できたのは、宗久と駒の繋がり、また帰蝶との繋がりがあってこそでしたね。

上洛を動かしているのは、ほぼ3人の女性キャラクター(太夫、駒、帰蝶)の影響といっても過言ではありません。

強い女性が重要人物を動かすのは、ドラマ側の伝えたい何かしらのメッセージかもしれません。

宗久と光秀の初対面。

宗久のお茶をつくるシーンはとても美しく、なんとも綺麗な手さばき。

宗久役の陣内さんも、かなり練習されたとのことで、やはり見応えがありました。

また上洛の際に茶を差し出すというのは、「条件=茶」という巧みな演出であり、それを光秀がのむことによって、「条件を受け入れいる」というシーンに作り上げられていました

また、駒は普通に茶をのんだのに対し、光秀はとても礼儀作法通りに茶をのんでいたのも印象的で、そこには光秀の「忠誠心の強さ」が感じられました。

宗久が茶をつくり、駒が運び、光秀がのむ

そんな3人の「京を守る」という決意が、1つの茶をのむまでの流れに込められたようなシーンでした

信長からの誘いを断る光秀

ツイッターでも騒がれていましたが、私も光秀が信長からの誘いを断ったときは、頭を抱えてしまいました(笑)

#麒麟が来るのツイートで「本能寺フラグ」と言う方もいらっしゃいましたが、私もこのすれ違いはどこか光秀の「幕府への強すぎる忠誠心」を感じたり、信長との目指す世のちょっとしたズレを表しているようにも感じました。

しかしどこか信長は残念がりながらも、「光秀とは目指している方向性は同じだ」という思いは心の中にあったのかなと思います。

麒麟は来るの公式ページに載っていますが、ドラマ脚本を務める池端さんも、信長と光秀は目指す方向は同じで繋がっており、互いに心で通じている部分があると述べています。

信長と光秀の「大きな世をつくる共通の意思」と「世に対するズレ」の重なりとすれ違いの両方が、本能寺の変をより深いものにしてくれるでしょう。

麒麟がくる(大河ドラマ2020)27話の宗久の約束の感想

27話でもオリジナルキャラクターの駒が光秀に影響を与え、大きな国へ一歩ずつ導いていました。

また信長の光秀に対する信頼もどんどん大きくなって、大きな仕事を任せるようになり、光秀も「戦に参加せざる得ない状況」に追い込まれていくでしょう

今回、光秀の戦をせざる得ないという考えと、駒の京を守りたい気持ちがぶつかり合っていて、光秀の中にも葛藤が生まれそうです。

今後「なぜ自分は戦うのか」に揺れる葛藤も、ドラマの重要なテーマになっていくでしょう。

28話は新たな人物も登場し、展開が楽しみですね。

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まとめ

27話は後に信長を裏切る浅井長政も登場し、段々と「信長包囲網」に対する伏線や、今井宗久という信長を財力で助ける「信長を守る人物」の登場で、光秀も板挟みになっていくでしょう。

柴田勝家、佐久間信盛らの家臣や木下藤吉郎も光秀と「仲間」として関わる場面も増えてくると思います。

ついに麒麟が動き出す27話も見逃せません。

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