「ミラベルと魔法だらけの家」は、2021年11月24日公開予定のディズニー最新作。
魔法だらけの不思議な家に住む少女・ミラベルの活躍を描くミュージカル・ファンタジーです。
日本公開にあたり邦題が発表されていますが原題も気になりますよね。
この記事では「ミラベルと魔法だらけの家」という邦題の意味や意図、原題との違いについてまとめます。
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目次
ミラベルと魔法だらけの家の原題
https://twitter.com/DisneyStudioJ_A/status/1450960032321847301
「ミラベルと魔法だらけの家」の舞台は南米コロンビア。
その奥地には魔法の力を持つ不思議な家が佇んでいます。
マドリガル家に生まれた子供たちは1人1人違った「魔法のギフト」を家からプレゼントされるのですが、なぜかミラベルだけは「魔法のギフト」をもらえませんでした。
魔法が使えないながらも楽しく暮らしていましたが、魔法だらけの家に異変が起きます。
ミラベルだけが魔法を与えられなかった意味は?魔法の家の秘密とは?ハラハラドキドキの魔法ファンタジーです。
「ミラベルと魔法だらけの家」の原題は「Encanto」。
Encantoはスペイン語の名詞で「魅力、魅惑、魔法」という意味です。
映画の舞台が南米コロンビアであるため、公用語として使われているスペイン語のタイトルをつけたのでしょう。
とてもシンプルなタイトルで、邦題とはかなり印象が異なります。
単純に魔法のことを指しているのかと思いましたが、予告編を見ると「魔法がなくてもあなたには魅力がある」という意味でミラベルと指しているのかもと感じました。
ミラベルは自分だけが魔法を使えないことをコンプレックスに思っているためです。
邦題と違いすぎる?
ディズニー映画の邦題って長いけど、原題は子供でも覚えやすいように簡潔。
でも、象徴的な物(物象)が物語のキーとなる主人公の心(心象)を表していて、大人には奥行きを感じさせる
アナと雪の女王
→Frozen:凍ったカールおじさんと空飛ぶ家
→Up:起きた塔の上のラプンツェル
→Tangled:絡まった— 井上大輔 (@pianonoki) November 7, 2019
邦題では「Encanto」というシンプルなタイトルではなく「ミラベルと魔法だらけの家」というタイトルがつけられています。
実はディズニー作品は原題と邦題がまったく違うということが多いんです。
たとえば、世界中で大ヒットとなった「アナと雪の女王」の原題は凍ったという意味の「Frozen」。
「塔の上のラプンツェル」はもつれた、という意味の「Tangled」です。
「カールじいさんと空飛ぶ家」はシンプルに上へ、という意味で「Up!」です。
原題はどれもシンプルなものが多いのに対し、邦題はわかりやすい・説明的なものが多いように感じます。
原題は映画を見た後ならその意味が理解しやすいと思いますが、原題だけを見てもよくわからないというのが正直な感想ではないでしょうか。
映画をヒットさせるためには内容がわかりやすかったり、興味を持ってもらうことが大切です。
このように原題とはまったく違う邦題がつけられるのも「わかりやすさ」を優先するためなのです。
ミラベルと魔法だらけの家タイトルの意味や意図
https://twitter.com/DisneyStudioJ_A/status/1448846092620034051
https://twitter.com/DisneyStudioJ_A/status/1449933253419405312
邦題で「ミラベルと魔法だらけの家」とつけられたのにはどんな意図があるのでしょうか。
ぞれぞれの言葉について考えて見たいと思います。
ミラベル
ミラベルは主人公の女の子、ミラベル・マドリガルのことです。
ミラベルはMirabelle、Mirabelなどと表記します。
ラテン語形容詞mīrābilis「素敵な、素晴らしい、奇跡的な」に由来するスペイン語で「見た目の美しい」という意味の女性名です。
主人公が誰なのか明示するために放題に入れられたのだと思います。
キャラクターに親近感をもったり愛着を持つことで映画に入り込みやすくなる効果を狙っているのではないでしょうか。
「アナと雪の女王」「モアナと伝説の海」なのでも同じように放題がつけられていますね。
魔法だらけの家
マドリガル家が暮らす魔法の力をもつ家のことを指しています。
かつて、キャンドルのもたらす「奇跡」によって魔法の力を与えられた家です。
予告編映像でもわかるように床が動いたり、階段がすべり台のように変化するなど家中が魔法に溢れていますね。
「魔法の家」ではなく「魔法だらけの家」という邦題になっているのは、魔法の力を持つのは家だけでなく、子どもたちも魔法のギフトを与えられているからだと思います。
一番上の姉・イザベラは植物を操り花を咲かせる魔法のギフトを持ち、二番目の姉のルイーサは人並み外れたパワーで、5頭のロバを担ぎ上げたり、レンガの橋を簡単に持ち上げてしまいます。
家族は皆、魔法のギフトにより街の人々から愛され頼りにされているのに対し、ミラベルはなんの力もない、普通の女の子です。
この映画は魔法のギフトをもった家族の中で、1人だけ魔法のギフトを授からなかったミラベルの物語なので「だらけ」という言葉で強調しているのではないでしょうか。
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まとめ
「ミラベルと魔法だらけの家」の原題と邦題との違いについてまとめました。
邦題はわかりやすいタイトルがつけられていますが、原題はとてもシンプルで、単語のみでした。
「魅力、魔法」などいろんな意味を含んでいる原題の意図は、「ミラべルと魔法だらけの家」を鑑賞後なら理解できるのでしょうか。
公開が楽しみですね。
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