鬼滅の刃の上弦の陸・妓夫太郎の強さと血鬼術は?過去や童磨との関係についても

『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴による漫画が原作で、アニメ化や舞台化もされるなど今一番人気といっても過言ではない作品です。

2020年10月には『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が公開され、日本中が鬼滅ブームに包まれました。

さらに2021年には『鬼滅の刃 遊郭編』のアニメ化が決定しています。

今回はその遊郭編に登場する鬼・妓夫太郎(ぎゅうたろう)について紹介します。

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目次

鬼滅の刃の上弦の陸の妓夫太郎の強さと血鬼術

出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社

妓夫太郎は、妹の堕姫(だき)とともに「上弦の陸」の称号を与えられた、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)配下の精鋭集団「十二鬼月」の一人です。

「十二鬼月」は計12人で、首席が「上弦の壱」、最下位が「下弦の陸」のため、妓夫太郎の強さランクは上から6番目ということになります。

それでは妓夫太郎は、具体的にどんな強さを持っているのでしょうか。

まず、妓夫太郎は堕姫と同時に頭を切られなければ死にません

妓夫太郎は堕姫と同じ体を持っており、二人で一人の鬼です。

堕姫だけでは処理しきれない事が発生した際に、彼女の体内に眠っている妓夫太郎が出てきます。

よって、見た目は一人でも実際には二人の鬼を相手にしていることになります。

「十二鬼月」を二人同時に成敗するのは、手練れであってもそう簡単にはいかないでしょう。

また、二人で上弦の陸の鬼ではありますが、本当の意味で称号を与えられているのは兄の妓夫太郎の方で、堕姫は彼と同体であることから付属的に与えられました。

妓夫太郎の血鬼術

次は、妓夫太郎の持つ血気術についてです。

妓夫太郎は「血鎌(ちがま)」という能力を持っています。

自身の血を猛毒の鎌に変えて戦うのですが、これは敵が近距離・遠距離にかかわらず攻撃することができます。

妓夫太郎の「血鎌」には「飛び血鎌(とびちがま)」「跋扈跳梁(ばっこちょうりょう)」「円斬旋回・飛び血鎌(えんざんせんかい・ちがま)」があります。

以下で詳しく解説していきます。

飛び血鎌(とびちがま)

出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社

血を薄い刃のようにして斬撃として飛ばす技です。

妓夫太郎はその軌道を操ることができ、何かに当たるまでミサイルのように敵を追い続けます。

跋扈跳梁(ばっこちょうりょう)

典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社

これは妓夫太郎の防御技で、血の斬撃で天蓋のようなものを作ります。

瞬時に発動でき、全方位への防御、近距離での迎撃にも使用できるため、便利な技です。

円斬旋回・飛び血鎌(えんざんせんかい・ちがま)

出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社

妓夫太郎の必殺技です。

通常の「飛び血鎌」を螺旋状または直線の軌道で放ちます。

腕の振りなどの予備動作を必要とせず、広範囲の斬撃を繰り出すことができ、その場全体を更地にする程の破壊力を持っています。

妓夫太郎の性格

妓夫太郎は、非常に陰険かつ残忍な性格です。

とても嫉妬深く、壮絶な人生を送ってきた自分や妹よりも幸せそうな人間には憎悪の感情を向けます。

彼のモットーは『奪われる前に奪い、取り立て、人にされて嫌だった事、苦しかった事は人にやって返す』であり、歪んだ心情を持っていることが分かります。

本編で彼と戦った我妻善逸(あがつまぜんいつ)からは「人にされて嫌だったことはすべきじゃない」と言われてしまいます。

妓夫太郎はこのように性格が歪んでいるものの、妹である堕姫を大切に思う気持ちだけは本物です。

堕姫を泣かせる者は決して許さず、彼女が泣いて自身を呼べば、すぐさま姿を現します。

圧倒的に美しさを持つ堕姫は、妓夫太郎の自慢の妹であり、彼女を守ることが妓夫太郎の生き甲斐なのです。

また堕姫も通常は美意識の高さから醜いものを嫌っていますが、妓夫太郎の事は慕っています。

妓夫太郎の容姿は、ボサボサの髪に血走った目付き、ギザギザした歯、ガリガリに痩せ細った体型ということで、堕姫が好む美しい人物からはかけ離れています。

こんな兄でも嫌わずにいる点から見ても、お互いを大切にしていることが分かり、兄妹仲は良いといえます。

また妓夫太郎は、感情の起伏が激しく癇癪を起しやすい堕姫と比べて冷静な部分もあります。

頭の回転が速く、高い戦術眼を持っており、的確に妹を援護することも多いです。

鬼殺隊最高位剣士集団である『柱』の一人・宇髄天元(うずいてんげん)と対峙した際には、彼の放った火薬玉に気づいて瞬時に攻撃の手を止めました。

また堕姫からの情報を的確に処理し、その場に応じた判断をしています。

妓夫太郎は高い攻撃力だけでなく、戦いで必要な頭脳も十分に持ち合わせているということですね。

過去や童磨との関係

妓夫太郎は、当時「上弦の陸」として活動していた童磨(どうま)の勧誘によって、堕姫とともに鬼になりました

彼らの関係性を詳しく解説するために、まずは妓夫太郎・堕姫兄妹の過去に触れます。

人間であった頃に、梅という名前で遊女として客を取っていた堕姫は、兄を侮辱した客の目を簪で突いて失明させてしまいました。

その報復で生きながら焼かれた彼女は、妓夫太郎が駆け付けた時には全身が丸焦げになっていました。

やっと息をしている状態の梅の姿に怒り心頭の妓夫太郎は、大切な妹を傷つけた張本人である遊郭の女将や客の侍を鎌で殺します。

瀕死の梅を背負ってさまよい歩き、自身も侍から受けた傷で力尽きていた時に現れたのが童磨でした。

童磨は殺した人間を食べながら命の尊さを語って、妓夫太郎に鬼になるように誘います。

そしてその誘いに乗って、妓夫太郎は妹の梅とともに鬼になりました。

この時現れたのが童磨のような鬼ではなく、例えば医者などであれば、二人は安らかな人生を送ることができたかもしれません。

しかし、彼らを助けてくれる『人間』など、何処にもいなかったのです。

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まとめ

今回はアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』に登場する鬼・妓夫太郎についてまとめました。

戦い方や血鬼術から分かる彼の強さは、まさに鬼でした。

しかし、妹を守ることを生きがいにして、鬼になってもなお変わらない姿は兄としての愛情を感じます。

アニメが放送開始され、兄妹の生き様が観られるのを楽しみに待ちたいですね!

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