「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎は「日の呼吸」を使うことができます。
「日の呼吸」は様々な呼吸の原点とされる呼吸で、「始まりの呼吸」とも言われます。
しかし、炭治郎が初めて取得したのは「水の呼吸」です。
これは鬼殺隊の最終戦別に向けて、元水柱の鱗滝から学びました。
それでは、「日の呼吸」はいつから使えるようになったのでしょうか。
今回は、炭治郎が「日の呼吸」を使えるようになったのはいつからなのかを調べ、まさに日の呼吸とされる「ヒノカミ神楽」を使えるのかの考察もしました!
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目次
炭治郎が日の呼吸を使えるようになったのはいつから?
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
炭治郎が「日の呼吸」を使えるようになったのは、那田蜘蛛山編で下弦の伍・累(るい)と対峙した時からです。
ただ、この時の炭治郎は「日の呼吸」を使った自覚はありません。
累は那田蜘蛛山を縄張りとして、適当な鬼を集めた群れをつくっていました。
鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)によって鬼にされてしまった累は、人間を喰らう姿を両親に見られてしまい、二人を殺したという過去があります。
それ以来、累は家族の絆に飢えていたのです。
累は炭治郎たちとの戦いの中で、危機に陥った兄を守ろうする妹・禰豆子の姿に「本当の絆」と感動し、禰豆子のことを自分の妹にしようとしました。
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
怒った炭治郎は、この時に初めて「ヒノカミ神楽」すなわち「日の呼吸」を直感的に繰り出したのです。
これは強烈な斬撃で、鋼よりも硬い累の糸でさえも斬ることができました。
しかし実際には炭治郎の攻撃が届く前に、累自身が先に頚を斬ることでこれを回避しており、最終的に駆け付けた鬼殺隊の水柱・冨岡義勇(とみおか ぎゆう)が討伐しています。
ヒノカミ神楽を使えるようになったのはいつから?
炭治郎は幼少の頃から「ヒノカミ神楽」を使うことができたと考えられます。
炭治郎たち竈門家は代々、火を扱う炭焼きをする家系でした。
竈門家には炭焼き以外にも受け継がれているものがあります。
それが「ヒノカミ神楽」です。
「ヒノカミ神楽」とは厄払いの神楽のことで、怪我や災いが起きないように火の神様に舞を捧げてお祈りをします。
竈門家の長男である炭治郎は、幼少の頃からこの舞を習得していました。
ヒノカミ神楽に重要なのは呼吸です。
過去に、炭治郎の父・炭十郎が「どれだけ動いても疲れない息の仕方がある」と言って、この「ヒノカミ神楽」を休むことなく踊り続ける姿を炭次郎に見せていました
「ヒノカミ神楽」はあくまで一種の舞として伝えられていますが、この呼吸こそが「日の呼吸」だったのです。
「ヒノカミ神楽」は竈門家であれば使うことができ、特別な呼吸の仕方を取得することで、技としての「ヒノカミ神楽」すなわち「日の呼吸」を使うことができるのではないでしょうか。
日の呼吸やヒノカミ神楽が使える理由についても
炭治郎が「日の呼吸」や「ヒノカミ神楽」が使えるのは、「始まりの呼吸」・「日の呼吸」の使い手である継国縁壱(つぎくに よりいち)が、炭治郎の祖先を後継者にしたからであると考えられます。
継国縁壱とは?
まずは、縁壱がどんな人物であったのか、過去について紹介します。
継国縁壱は継国家に次男として生まれ、待遇が悪かったにもかかわらず、剣術において秀でた才能を持っていました。
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
縁壱は、次男の自分が目立つわけにはいかないと、兄や継国に気を遣って家を出ます。
それから剣士として修業を積むのですが、妻と子を鬼に殺されてしまったのです。
この悲劇をきっかけに鬼狩りの仲間と出会った縁壱は、自身の全集中の呼吸を初代の柱となる剣士たちに授けました。
この呼吸が「日の呼吸」であり、のちに「始まりの呼吸」と呼ばれるようになったのです。
またこの頃、別れた兄である継国厳勝(つぎくに みちかつ)に再会しています。
厳勝は、後継ぎにもなれず可哀想な子だと思っていた縁壱に、剣術の才能があることを知って、自身も強くなりたいと鬼殺隊に入隊しました。
しかし結局、縁壱に追いつくことはできず、その嫉妬から鬼になる道を選んでしまいます。
そして厳勝は、のちに十二鬼月の上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)になりました。
最強の剣士である縁壱ですが、鬼になってしまった兄がいたのです。
縁壱と竈門炭吉の繋がり
縁壱には、自身の力を継がせる後継ぎがいませんでした。
しかし、縁壱はどうしても自身の力を後世に残したかったのです。
その際にちょうど出会ったのが炭治郎の先祖・竈門炭吉です。
以下で詳しく解説します。
「日の呼吸」の使い手である縁壱は、鬼の中でも最大の力を持つ無惨を圧倒した経験があります。
「日の呼吸」は鬼にとって最大の弱点で、あの無惨でさえも敵いませんでした。
無惨を追い詰めた縁壱ですが、あと一歩のところで逃げられてしまいます。
無惨たち鬼は縁壱を恐れて、自身が存命のうちは姿を現さないと悟った縁壱は、鬼を滅ぼすためにどうしても「日の呼吸」を継ぐ者が欲しかったのです。
後継ぎがいないと困っていた時に、縁壱は竈門炭吉と出会います。
詳細は描かれていませんが、おそらく鬼に襲われていた炭吉を助けたのでしょう。
事情を知った炭吉は、「あなたのことを後世に伝えます」と約束しています。
この時、縁壱は炭吉に何らかの形で「日の呼吸」を授けた可能性が高いです。
それが代々、竈門家に伝わり、炭治郎も「日の呼吸」や「ヒノカミ神楽」が使えるのではないでしょうか。
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まとめ
今回の調べで、炭治郎が「日の呼吸」や「ヒノカミ神楽」を使えるのは、家系が大きな要因である可能性が高いと分かりました。
竈門家がどのように「日の呼吸」を受け継いできたのかも気になりますね!
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