禰豆子が太陽を克服できたのはいつ?理由や条件などの考察についても

「鬼滅の刃」に登場する禰豆子(ねずこ)は鬼にされたものの、太陽を克服することができました。

通常は鬼であれば、陽光に晒されると体が灰のように消滅してしまいます。

初めは禰豆子も陽光が弱点で、兄の炭治郎(たんじろう)は妹に陽光が当たらないように気をつけていました。

今回は、禰豆子が太陽を克服できたのはいつなのか、その理由や条件などの考察もしていきます!

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目次

禰豆子が太陽を克服できたのはいつ


出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社

禰豆子が太陽を克服したのは、刀鍛冶の里編のラストです。

禰豆子は陽光の中、炭治郎の前に姿を現しました。

経緯について以下で詳しく説明します。

炭治郎たちは刀鍛冶の里にて、十二鬼月の上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)と対峙します。


出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社

苦しい戦闘が長引き、次第に明け方が近づいてきました。

禰豆子も同じように闘っていましたが、鬼の禰豆子は陽光を浴びれば消滅してしまいます。

炭治郎が禰豆子を陽光から守ろうとしますが、半天狗を相手にしながらというのはさすがに困難でした。

鬼殺隊として十二鬼月と闘うか、兄として妹を守るか、心優しい炭治郎は決めきれません。

そんな炭治郎を見かねた禰豆子は、炭治郎のことを蹴り飛ばし、自分が犠牲になることを選んだのです。

禰豆子は炭治郎に、自分よりも里の人々を守るように促しました。

炭治郎は禰豆子の想いを受けて、遂に半天狗の討伐に成功しますが、代わりに大切な妹を失いました。

妹を守り切れなかったと、炭治郎は涙します。

しかし、そこに現れたのは太陽を克服した禰豆子でした。

陽光を浴びても身体に異変はありません。

さらにこの時、禰豆子は言葉も発しています。

鬼になってから話すことができなかった禰豆子ですが、ぎこちないながらも「おはよう」と言っています。

炭治郎は、大切な妹を失わずに済んだのでした。

克服できた理由

禰豆子が太陽を克服できた理由は「体質が改善されたから」「青い彼岸花の効果」の二つの説が考えられます。

禰豆子の体質が改善された

禰豆子は、2年間眠り続けていました。

炭治郎が鬼殺隊の最終選別に向けて、鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)のもとで修業をしていた期間です。

この長い期間に、禰豆子を通常の鬼とは違った体質にしたのでしょう。

同じく鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)によって鬼にされた珠世(たまよ)は、禰豆子の血液を研究する上で、禰豆子が太陽を克服することを予想していました。

珠世は炭治郎への手紙で、浅草で無惨によって鬼にされた男性が「禰豆子の血で自我を取り戻した」と伝えています。

禰豆子は体内でその血を循環させることによって、陽光に負けない身体を手に入れたということかもしれません。

青い彼岸花の効果


出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社

青い彼岸花とは、無惨が太陽の光を克服するために探している薬の材料です。

最大の力を持つ無惨も、鬼である以上は太陽には敵いません。

無惨は自身の弱点を無くすために、青い彼岸花を追い求めています。

その貴重な青い彼岸花を、過去に禰豆子が使用していた可能性があるのです。

炭治郎が下弦の伍・累(るい)との闘いの中で、走馬灯を見るシーンがありました。

その走馬灯の一部に青い彼岸花のようなものが描かれているのです。

禰豆子が使っていたという明確なシーンはありませんが、炭治郎たち竈門家にとって青い彼岸花が身近なものである可能性は高いです。

何らかの形で青い彼岸花の効果を得ていたことで、禰豆子が太陽を克服することができたのではないでしょうか。

ちなみに禰豆子が太陽を克服したことを知った無惨は、青い彼岸花ではなく禰豆子を使って自身も太陽を克服しようとします。

禰豆子を吸収することができれば、もう青い彼岸花は必要ありません。

太陽を克服したのは良いことですが、必要以上に無惨に狙われることになってしまいました。

克服のための条件

禰豆子が太陽を克服したのであれば、他の鬼であっても同じことがいえそうです。

克服する条件とはいったい何なのか、気になる方も多いと思います。

本記事では、鬼が太陽を克服するための条件は「人間を喰らわない」ことであると考察します。

十二鬼月や普通の鬼は人間を喰らいます。

鬼にとって人間は食料なのです。

当初は禰豆子も人間を欲するようなシーンがありましたが、風柱・不死川実弥(しなずがわ

さねみ)に刺された際も喰らいつくのを我慢するなど、人間らしさは失っていませんでした。

眠り続けた2年間で体質が変わったと前述しましたが、これはその期間に人間を食べなかったことが要因である可能性が高いです。

禰豆子は眠っていたことで、必然的に人間を喰らわずに生きていました。

珠世や、珠世に鬼にしてもらった兪史郎(ゆしろう)も人間を喰らわない鬼ですが、貧しい人間から輸血と称して少量の血を貰っています。

「人間を全く喰らわない」ということを成し遂げたのは禰豆子だけです。

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まとめ

本記事では、禰豆子が太陽を克服できたのはいつなのか、その理由や条件などの考察をしました。

太陽を克服した禰豆子は、かなり特別な存在だということが分かりましたね!
 

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