「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎(かまど たんじろう)は物語序盤で、両親や兄弟たちを失ってしまいます。
竈門家は炭売りとして生計を立て、山奥で暮らしていたのですが、炭治郎が麓の町に炭を売りにいっている間の何者かによって一家惨殺されたのです。
唯一生き残っていた妹の禰豆子(ねずこ)も鬼となっていました。
その犯人は、「鬼滅の刃」のラスボス・鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)という鬼である可能性が高いです。
人間を喰らうのが鬼ですが、無惨はどうして竈門家を選んだのでしょうか。
今回は無惨が竈門家を襲った理由を考察し、禰豆子だけを鬼化した理由や口枷の意味についても調べました!
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目次
鬼舞辻無惨が竈門家を襲った理由考察!
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
無惨が竈門家を襲ったのは、竈門家が継承してきた「ヒノカミ神楽」が大きな理由であると考察します。
「ヒノカミ神楽」は、新年の初めにその一年の無事を祈る舞のことです。
それだけでなく、太陽の光を嫌う鬼たちから姿を隠すために行われているとも考えることができます。
「ヒノカミ神楽」すなわち「日の呼吸」です。
「ヒノカミ神楽」は、鬼殺隊士が操る全ての呼吸の原型と言われており、無惨を殺すことができる最強の呼吸です。
昔、「日の呼吸」の使い手が、鬼舞辻無惨を追い詰めたことがあります。
このことから、鬼たちは天敵となる「日の呼吸」の使い手を探し回っていたのです。
それでは何故、竈門家が「日の呼吸」を継承する一家であることが、鬼に伝わってしまったのでしょうか。
これは炭治郎がいつも身につけている耳飾りを、無惨もしくは部下の鬼に見られてしまったことが原因であると推測します。
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
花札のようなこの耳飾りには、太陽が描かれています。
無惨は、「日の呼吸」の使い手を一人残らず消すために、竈門家一家を殺したのでしょう。
禰豆子だけ鬼化した理由
無惨は竈門家一家を襲うも、禰豆子だけは鬼にされました。
この理由は、二つの説があります。
偶然にも体内に無惨の血が入った
禰豆子が鬼になったのは、無惨が竈門一家を惨殺する際に偶然、禰豆子の体内に無惨の血が入ったという説です。
無惨は人間を鬼にする際、自身の血を注ぎ込みます。
しかし、この説が真実である可能性は低いです。
無惨は自身の血に誇りを持っており、部下である下弦の鬼に自身の血を分けてほしいと頼まれた際も、平気で切り捨てています。
そのため、偶然にでも人間に血を入れるなどということはないと考えられます。
日の呼吸を手に入れるためにあえて鬼化した
無惨が「日の呼吸」を手に入れるために、禰豆子を鬼にしたという説です。
無惨は自身の唯一の敵である「日の呼吸」を、根絶するのではなく、我が物にしようとしたのです。
他の家族ではなく禰豆子を選んだ理由は明らかになっていませんが、無惨は竈門家の誰かしらを鬼にすることを決めていた可能性は高いです。
結局のところ禰豆子は完全に鬼化せず、炭治郎たちとともに無惨率いる十二鬼月と戦うことになります。
無惨にとっては裏目に出る結果となりました。
禰豆子の口枷の意味
鬼にされた禰豆子は竹製の口枷をしています。
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
これは、禰豆子が暴走した際に人間を喰らうことがないように、鬼殺隊の水柱・冨岡義勇(とみおか ぎゆう)がはめたようです。
口枷が竹製であることについては、いくつかの理由がありそうです。
竹が生命を表す植物だから(作者の意図)
古来より竹が「生命」を表す植物とされています。
竹は他の植物と比べても高い成長力を持っており、その様子からは未来への希望や強い生命力を感じますよね。
禰豆子は鬼にされてしまったものの、他の鬼のように人間を喰らうのではなく、自身と戦いながら人間を救っています。
作者の吾峠呼世晴先生はそんな禰豆子に合った植物として、竹を選んだのではないでしょうか。
ちょうどそこにあったから(冨岡義勇の意図)
竹の口枷をはめたのは冨岡ですが、ちょうどいい口枷を常備していた可能性は低いです。
そもそも鬼殺隊というのは、その名のとおり鬼を殺す剣士たちの集まりです。
鬼を見つければ、すぐに討伐するため鬼に口枷をするような機会はないと考えられます。
初めは冨岡も禰豆子の首を刎ねようとしました。
炭治郎は禰豆子を守るために、冨岡に立ち向かいます。
その際に禰豆子が炭治郎を庇ったため、冨岡は禰豆子がまだ人間の心を持っていると判断し、猶予を与えました。
かといって禰豆子が野性的であることは変わりなく、保険としてそのへんにあった竹を利用して即席の口枷を付けたのではないでしょうか。
見た目が可愛いから(作者の意図)
禰豆子に口枷は必須ですが、鬼とはいえ元は人間の少女です。
少女に鉄製の口枷をさせるのは可哀想ですよね。
竹であれば可愛らしさが出るので、吾峠呼世晴先生はあえて竹を選んだのではないでしょうか。
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まとめ
本記事では鬼舞辻無惨が竈門家を襲った理由を考察し、禰豆子だけを鬼化した理由や口枷の意味について調べました。
無惨が竈門家を襲ったのは「日の呼吸」が関係している可能性が高く、炭治郎と無惨の戦いはまさに宿命であったように思えます。
また、禰豆子の竹製の口枷については、ただ何となく竹にしたのではないと分かりました。
今後も「鬼滅の刃」についての様々な考察で楽しめそうですね!
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