青天を衝け16話・恩人暗殺のあらすじ・ネタバレと平岡円四郎が殺された理由も紹介していきます。
青天を衝け15話では栄一の仕事ぶりが評価され、栄一と喜作は関東の一橋家領地を巡回し、兵力調達を命ぜられます。
青天を衝け16話は栄一と喜作が京を出発するところから描かれます。
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目次
青天を衝け16話・恩人暗殺のあらすじ
早速、青天を衝け16話・恩人暗殺のあらすじをみていきましょう。
栄一の知らせに喜ぶ中ん家
栄一と喜作が京を経った頃、栄一からの文が中ん家に届き、栄一らが一橋家の家臣になったことに喜ぶ。
千代から報告を受けた市郎右衛門が「御三卿の家臣になったのか」と驚いていると、宗助は「あいつらは、攘夷とか倒幕とか言っておったのではないか?」と驚きながら言った。
ゑいが「じゃあ、八州まわりに追われることもねえんだね。」と喜んでいると、千代が「お役目で江戸に来ることになっているようです。お会いできるかも。」と喜んでいた。
そろのころ、水戸藩主の徳川慶篤は藤田小四郎らの天狗党挙兵について幕府から叱責されていた。
藩内では斉昭の方針に不服だった諸生党の家老・市川三左衛門らが勢力を増してきており、市川三左衛門は天狗党討伐を慶篤に進言した。
慶篤は市川三左衛門らを執政に任命し、斉昭の信任が厚かった耕雲斎らを致仕。謹慎を命じる。
一方、京では新選組が池田屋にて攘夷志士の宮部鼎蔵らを捕縛・殺害する。
この事件を慶喜が命じたと噂が流れ、円四郎が慶喜を惑わせてさせているのだと水戸藩士・江幡貞七郎らは思っていた。
江戸に到着した栄一
江戸に到着した栄一と喜作はまずは北辰一刀流の玄武館の道場で真田範之助と再開する。
真田範之助は玄武館の塾生46名は天狗党の呼びかけに応じて筑波山へ出発しようとしていた。
真田範之助は栄一らが一橋家に仕官したことを知って激怒しており、慶喜の家臣となってともに新しい国を作ろうという栄一の説得を一蹴して去っていった。
栄一らは江戸と関東一円の一橋家の領地内で一橋家に仕えたいというものを40人ほど集めた。
故郷にも寄りたかったが、市郎右衛門からの文で惇忠が天狗党への協力を疑われたため、岡部の陣屋で牢に入れられているという。
役人たちは許可なく村を出た栄一らにも怒っており、帰郷するのは危険だと市郎右衛門が知らせてきた。
天狗党が挙兵した筑波山には奔走の志士があつまり、その一部が金品強奪や放火を繰り返した。
幕府は天狗党討伐の軍を編成し、水戸藩にも騒乱鎮圧を命じた。
水戸藩内では斉昭の正室の吉子や斉昭派家老の榊原新左衛門らが諸生党に反発し、水戸藩が分裂状態にあった。
恩師暗殺される
慶喜は耕雲斎に兵を京に連れてきてほしいと依頼していたが、水戸藩分裂状態のためこの頼みは叶わないだろうと諦めていた。
円四郎はそんな慶喜を励まし、力づけていた。
「殿の作られる新しい世を、某は心待ちにしているのででございます。この円四郎、尽未来際お力添えします。」
しかし、その数日後、円四郎は京で江幡貞七郎らの水戸藩士によって暗殺されてしまう。
慶喜は腹心の家臣を失い、「尽未来際と申したではないか・・・」と悲嘆にくれた。
青天を衝け16話・恩人暗殺のネタバレ考察
青天を衝け16話・恩人暗殺のネタバレ考察したいと思います。
平岡平四郎が殺された理由
徳川慶喜や平岡平四郎は攘夷派でした。
しかし、攘夷派と言っても、外国人を暗殺したり、外国人居留地を焼き払うなどの過激な行動をするわけでなく、外国人をすぐに日本から追い出そうとはするのではなく、彼らから学べることは学びながらも、日本の自主独立を守るという考えを持った攘夷派でした。
渋沢栄一は徳川慶喜や平岡平四郎ら攘夷の考えが分かっていたので、一橋家家臣としてその攘夷を成し遂げようと仕えていましたが、攘夷派の志士すべてが慶喜らの攘夷の考えが理解できたわけではないです。
過激な攘夷派の志士はその考えが『手緩い』としか思えなかったようです。
また、尊皇攘夷の考えの元祖である水戸藩出身の徳川慶喜が海外列強の国々と戦おうとしないのは側近の平岡円四郎が悪知恵を吹き込んでいるからに違いないと勘ぐられことによりが暗殺された理由です。
平岡円四郎は水戸藩士江幡広光、林忠五郎らに、京都の千本組屋敷外で暗殺されと記録に残っています。
渋沢栄一は恩人の平岡平四郎が暗殺されたことに対して、下記のように述べています。
この人は全く以て一を聞いて十を知るといふ質で、客が来ると其顔色を見た丈けでも早や、何の用事で来たのか、チヤンと察するほどのものであつた。然し、斯る性質の人は、余りに前途が見え過ぎて、兎角他人のさき回りばかりを為すことになるから、自然、他人に嫌はれ、往々にして非業の最期を遂げたりなぞ致すものである。平岡が水戸浪士の為に暗殺せられてしまうやうになつたのも、一を聞いて十を知る能力のあるにまかせ、余りに他人のさき廻りばかりした結果では無からうかとも思ふ。
出典:実験論語処世談
平岡平四郎は先が見えすぎて、他人を置き去りして考えたり、行動できる人であったため、人から恨まれることが多かったからだろうとと語っています。
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まとめ
青天を衝け16話では栄一の恩師といもいえる存在、そして、慶喜の腹心である円四郎が水戸藩士によって殺害されてしまいます。
慶喜はそんな円四郎を抱きながら涙するのです。
17話では、円四郎が暗殺されたことを知らない栄一らが一橋家に仕えようとする者を引き連れて京に戻ってくるようです。
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