茶々丸(ちゃちゃまる)は「鬼滅の刃」に登場する三毛猫で、鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)によって鬼にされた女性・珠世(たまよ)の使い猫です。
主人公・炭治郎(たんじろう)が鬼を倒した際には、採取した血を収めた短刀を、珠世のところまで届ける役割を持っています。
鬼滅の中でも可愛らしくて人気の茶々丸ですが、ただの猫ではありません。
今回は茶々丸の能力について、性別やモデル猫と最後について紹介します!
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目次
鬼滅の刃の茶々丸の能力
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
茶々丸には自身の姿を消す能力があります。
この能力は茶々丸がもともと持っていたものではなく、珠世に鬼にしてもらった愈史郎(ゆしろう)の術によるものです。
珠世や愈史郎は鬼ではありますが、人間を喰らうことはなく、優しい心を持っています。
しかし、二人とも鬼と同じように血気術を使うことができます。
茶々丸は愈史郎の血鬼術の札を首に掛けていて、それによって姿を消すことができるのです。
この能力は、茶々丸の意思で能力を使用することはできませんが、鳴くことで能力の制御はできます。
炭治郎が、愈史郎の作った鬼の血を採る道具(短刀)を使って鬼を採取した際には、茶々丸がいきなり現れたことに驚いていました。
茶々丸は鳴くまでは姿が視えず、鳴くことで姿を現します。
そしてもう一度鳴くと、視えなくなります。
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
炭治郎が鬼を倒すたびに、どこからともなく現れて、鬼の血を運搬するのが茶々丸です。
そのため茶々丸は、炭治郎が鬼を討伐する際にはいつもこっそりそばにいると思われます。
茶々丸の不可視の能力は鬼にも有効なので、安全に付いてくることができるのでしょう。
ちなみに珠世が炭治郎に宛てた手紙を届けることもあります。
茶々丸の性別とモデル猫は
不思議で賢い使い猫の茶々丸ですが、性別やモデルは明らかになっていません。
本記事では、茶々丸の性別やモデルを考察してみました。
茶々丸は珍しいオスの三毛猫
茶々丸の性別はオスである可能性が高いです。
公式ファンブックには茶々丸が珠世について「かまわんぜ、惚れた女の頼みなら」と言っているイラストがありました。
「男前猫」とも書かれているので、オスであることはほぼ間違いないでしょう。
また、三毛猫はメスが基本でオスはかなり珍しいため、鬼の使い猫としてはピッタリな存在なのではないでしょうか。
茶々丸のモデルは和泉式部の飼い猫そめ?
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
茶々丸のモデルは和泉式部の飼い猫・そめであると考えられます。
和泉式部は平安時代中期の女性歌人で、珠世のモデルになったという声もあります。
和泉式部は「和泉式部」と名乗る前に「玉世姫」という名前を使っていたようです。
また、和泉式部は絶世の美女とされていますが、夫や娘に先立たれた陰のある女性でもあります。
一方で珠世は、鬼化したことで誤って自分の夫や息子を食い殺してしまいました。
後に研究によって人間を喰らわなくなりましたが、家族を失ったという点で和泉式部と珠世は共通しています。
和泉式部が飼っていた猫はそめなので、茶々丸のモデルはそめと考えるのが自然でしょう。
茶々丸の最後
茶々丸は最終章で無惨に真っ二つにされてしまいますが、見事に復活します。
実は茶々丸は無惨たち十二鬼月との最終決戦の前に、愈史郎と同じように珠世の力で鬼になっていたのです。
無惨にバラバラにされるも無事
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
無限城での最終決戦にて、水柱・冨岡義勇(とおみか ぎゆう)など鬼殺隊の柱たちが窮地に陥っていました。
そこに茶々丸が現れて、珠世が作った解毒剤を柱たちに放ちます。
柱を助けるという大活躍をした茶々丸ですが、これに激怒した無惨は茶々丸を真っ二つにしてしまいます。
しかし、茶々丸は死んでいませんでした。
後から駆け付けた愈史郎が茶々丸を抱き寄せると、バラバラになっていた体がくっつき、息を吹き返しました。
実は茶々丸は最終決戦の前に鬼になっていました。
今まで珠世が鬼にすることができたのは愈史郎だけでしたが、続いて茶々丸の鬼化にも成功していたのです。
珠世は人間のように意思が伝えられない茶々丸を、勝手に鬼にしてしまうことに申し訳なさを感じていましたが、自分がいなくなった際に愈史郎を一人にしないために決断しました。
前述した「かまわんぜ、惚れた女の頼みなら」というのは、この珠世の想いへの言葉です。
実際、珠世は無惨に食い殺されてしまいましたが、愈史郎と茶々丸は鬼が滅びた後も一緒に暮らしています。
現代でも茶々丸は愈史郎と一緒
出典:「鬼滅の刃」(C)吾峠呼世晴/集英社
現代では、炭治郎たち人間の子孫が平和に暮らしています。
生き残った鬼殺隊の面々も、人間である以上は現代には存在しません。
しかし、鬼である愈史郎や茶々丸は現代でも生き続けています。
愈史郎は「山本愈史郎」と名乗って画家として活動しており「珠世」という美しい女性しか書かないことで有名になっていました。
愈史郎の肩には茶々丸の姿があります。
二人は現代でもずっと一緒なのでした。
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まとめ
本記事では「鬼滅の刃」の茶々丸の能力について、性別やモデル猫と最後についても紹介しました。
ただの可愛い猫ではない、優しくて賢い茶々丸の姿に感動させられました!
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